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旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

2007北海道・晩秋~美瑛観光転換期?(Pのつぶやき)

2007-11-16 20:43:59 | 旅鴉の唄

ポテトの丘YHのPはユースの仕事以外にも色々な役を引き受けお忙しそう、
今回は挨拶程度で、我々ホステラーの前にはあまり顔を出しませんでした。

ところが私的最終日の7日(水)夜、談話室で歓談する我々のところに顔を見せ、
そのまま1時間くらい愚痴をこぼしていかれました。
知床、旭山動物園人気もあり、ピークの頃と比べ美瑛の観光者も減少、
その上、美瑛だけで65軒も宿があるそうで、結果的に客の取り合いがおき、
各宿の宿泊者数が減っているようですね。
先日もお話しましたが、日本人観光客の落ち込みは特にひどいようで、
かろうじて台湾を中心とした外国人客のおかげで経営が成り立っているとか。

おまけにその対策を練ろうにも、宿の足並みがそろわない上、
町役場の感覚ともズレが大きく、なかなかうまくいかないようです。
北海道は排他的な部分が少なく、よそ者も溶け込みやすい土地柄かなと
思っていましたが、実際はいろいろ苦労があるようですしね。

かなり以前、今はもうなくなってしまいまった浜頓別YHのPが、
「昔うちの建物(サイロ風だったっけ)は、旅行誌の表紙を飾ったことがある。
今の美瑛の人気はすごいが、いつか下火になるときが来るよ…」
みたいな話をされていたのが、すごく印象に残っています。
あの飛ぶ鳥を落とす勢いだった美瑛観光も転換期を迎えたのでしょうか?

私としては本当にこの風景が好きな人だけが集まる、出来るだけ静かな
美瑛・美馬牛に戻ることを願っているんですが、観光に携わる方々には
そう単純な話ではないようですね。

(写真は、哲学の木・7日早朝です。デジカメで撮影)


コメント (9)
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