横浜港・大黒ふ頭に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」からは21日にも、陰性が確認された乗客ら253人が下船した。バスで横浜駅近くまで送迎され、ようやく解放された乗客の中には「死を覚悟して過ごすしかなかった」と悲壮感をにじませながら、感染が広がった船内の状況を明かす人もいた。
「下船してから考えてもやっぱりおかしい」。静岡県熱海市に住む会社経営の男性(66)はバスを降りても、硬い表情だった。
男性によると、客室待機の状態から室外に出る許可が出た今月8日以降、デッキを散歩するなど行動できる範囲が広がった。一部には立ち入り禁止のテープが張られていたが、何も施されていないドアを妻(69)とともに開けると、防護服を着用した関係者と鉢合わせしたという。
感染危険地帯と安全地帯のゾーニング(区画)について、妻は「見た限りではできていない。立ち入れる場所に防護服姿の人が大勢いて、あれでは感染が広まるのも当然」と憤る。下船許可証を手に「今日から14日間、大切な人とは会わない。自分で守るしかない」と視線を落とした。
男性によると、客室待機の状態から室外に出る許可が出た今月8日以降、デッキを散歩するなど行動できる範囲が広がった。一部には立ち入り禁止のテープが張られていたが、何も施されていないドアを妻(69)とともに開けると、防護服を着用した関係者と鉢合わせしたという。
感染危険地帯と安全地帯のゾーニング(区画)について、妻は「見た限りではできていない。立ち入れる場所に防護服姿の人が大勢いて、あれでは感染が広まるのも当然」と憤る。下船許可証を手に「今日から14日間、大切な人とは会わない。自分で守るしかない」と視線を落とした。
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2週間の待機は長いです。
そりゃあ、不満もあるでしょう。
でも乗員も乗客もこのウイルスに対する危機感が足らなかったのではないでしょうか。
香港で下船した乗客がコロナウイルスに感染していたのが分かってからも
船内では自由にダンスをし、バイキング形式の食事をし、趣味に興じていたのではありませんか。
船長の危機感の無さ。
運行会社のマニュアルの不備。
そして船籍のイギリスの無関心と無責任。
また乗客の勝手な行動も。
立ち入り禁止の表示がないからと勝手にドアを開けて
危険区域と安全区域の区分けが出来ていないと不満の言葉。
何も用事がないのに、ここは何の部屋?と勝手にドアを開けますか?
非常識じゃないですか。
普段とは違うのです。
船内から多数の感染者が出ているのです。
許された場所の移動以外は慎むべきではないですか。
こんな勝手な事をする人がいるから感染が広がるのです。
感謝をして下船した人もいるそうですが、不満しか言えない乗客がいるのです。
もう少し当事者意識を持ってもらいたいです。
自分たちの危機感の無さ、勝手な行動が遠因となり死亡者も出た事を忘れないで欲しいです。