競技は7月24日の開会式に先立ち、22日に福島県営あづま球場でのソフトボール日本戦でスタート。熱戦が本格化する25日は柔道、自転車ロードレースなどが行われる。男女平等の観点から、バスケットボールやバレーボールなど一部団体競技の決勝順を男女で入れ替えたのも今大会の特徴。メダル有望競技のレスリングは柔道との重複を避けるため、当初計画の大会前半から後半に変更された。

 実施の順序や大会方式を巡り調整が難航していた野球・ソフトボールは、ソフトボール、野球の順で実施。野球は6チームを2組に分けて行われる1次リーグを含め、計16試合を実施する形で決着した。一方、水泳については 米国向けのテレビ放送に合わせて競泳を午前決勝とするかなどを巡って関係機関の合意が得られず、協議を継続することとなった。

 種目ごとの詳細な日程は年内をめどに策定される予定。理事会では19年春に販売開始予定の一般チケットの価格と企画チケットの概要も承認した。*************************************************************************************

10日ほど前から日本は猛烈な暑さの為、各地で熱中症で倒れる人が続出しています。

例年、お年寄りの犠牲者が目立っていますが、今年は小学生や中学生も救急車で運ばれる事態も。

各地の気温が38度以上、40度という驚きの地域もあります。

 

今年の酷暑は異常と言われていますが、この異常が今年だけとは限りません。

今後、毎年の事になるかもわかりません。

では2年後の東京五輪はどうかというと、開会式が7月24日で、競技は22日から始まります。

もしも2年後も今年と同じような暑さだとしたら、五輪の意味がありますか。

本来なら、4年に一度の五輪で新記録を目指してもらいたいのに、それどころではありません。

より良い記録を出す事より、暑さとの戦いになるのはおかしくないですか。

 

思えば54年前の東京五輪の開会式は10月10日でした。

それにちなんで、1999年まで10月10日が体育の日となり、

スポーツの秋には最適でした。

それが7月の開催なんて異常です。

7月8月が猛暑の日本としては7月の五輪なんてとんでもないです。

 

ところでいつから真夏に開催されるようになったのでしょう。

1964年の東京五輪が10月10日から、

1968年のメキシコシティー五輪が10月12日から

1988年のソウル五輪は9月17日から

2000年のシドニー五輪が9月14日から、

それ以外は7月、8月に開催されています。

 

特に蒸し暑い東京での開催を7月としたのは命にかかわるぐらい危険です。

これは米国のテレビ局の番組入れ替えの隙間に放映されるように設定されたと聞きます。

五輪開催には莫大な運営費がかかるので、この時期でしかないのかもしれませんが

五輪の主人公は選手である筈です。

そして応援する世界中の人達です。

米国のテレビ局の都合で選手を苦しめる五輪を開催するのはおかしいです。

選手の事を考えれば、こんな日に決めるのはおかしいのです。

選手の為の五輪がいつの間にかスポンサーの五輪になっています。

果たしてこれでいいのかと思います。

 

それがわかっていて、東京が立候補したのも間違いですし、

猛暑の東京で開催するなら、IOCはもっと柔軟に時期をずらす配慮が出来なかったのかと

残念な気持ちです。

日本は暑さ対策で色々工夫もするでしょう。

開始時間を早めるのも暑さ対策です。

しかし、それも限界があります。

今年の猛暑を経験し、本当に東京で良かったのかと、

時期をずらせなかったのかと、強く感じます。