ウクライナ侵略、安倍晋三元首相の暗殺と今年はとにかく「ひどい年」でした。
同時に メディアのあり方が問われる1年でもありました。
月刊「正論」編集委員の安藤慶太と、元産経新聞政治部長で月刊「正論」発行人の有元隆志がこの1年を振り返ります。
安倍元首相暗殺事件と旧統一教会。
連日のワイドショーでの偏った報道。
私は奇異に感じていましたが、
同じ様に思っている人がいた事に安堵します。
それもジャーナリストの方の感想と同じなのは嬉しい事です。
安倍元総理暗殺事件以降、ワイドショーの異常さが気になり、
そして中立で公平な報道とは思えないワイドショーに翻弄された岸田政権。
政権に近い人は何も思わなかったのか、あれでよかったのかと。
同情しないと差別主義者だと思われないか、
同情こそ正義だとの考え方は一見よさそうですが、
社会全体が委縮し、逆差別にならないのかと。
そんな昨今の風潮に違和感をおぼえます。
極論かもわかりませんが、これが杉田水脈さん叩きに繋がり、
慰安婦問題に発した河野談話に繋がるのではないか、そんな事を考えます。
かつてテレビばかり見るとバカになるとか、
一億総白痴化と言われた時代がありましたが、
昔の人の警告は言い得て妙だったのです。
旧統一教会問題を語る時にはもっと時系列で考えたいです。
なぜテレビはこうも被害者救済の為の消費者契約法改正の経緯や効果を報道しないのでしょう。
なぜ何十年も前の被害額や最高裁判決を強調するのか、それがわかりません。
テレビはいわば報道のプロ集団でもあります。
その道に詳しい人もいる筈です。
にもかかわらず、このような報道姿勢には呆れると共に、その姿勢に不信感を抱いてしまいます。
それはひとえに旧統一教会が如何に酷い宗教団体だと印象付けたい為の誘導ではないのかと。
チャンネル正論での有元さんと安藤さんの話を聞き、地上波の危なさ。
特にNHKは強制的に受信料を聴取しているのですから、その分、大いに中立公正な報道をしてもらいたい。
そんなことを考えました。
そして安倍さんのようにはっきりと明確な答えの出せぬ岸田総理が混乱を招く要因となってます。
戦後レジームからの脱却を掲げた安倍さんこそ日本の救世主でした。無念です。
>戦後レジームからの脱却を掲げた安倍さんこそ日本の救世主でした。無念です。
仰るとおりです。
本当に無念です。
悲しく、虚しく、腹立たしい気持ち。
これらの気持ちを一言でいうなら「無念」であり、
この言葉であの日の記憶が甦り、涙が出てきます。