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森喜朗元首相とロシアの術策
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先の時事通信で、元首相鳩山由紀夫のことを書いた。
その末尾に、同じく元首相がロシアと北方領土に関して話をしていることに関して懸念を表明しておいた。 その懸念を見事に周知させる「正論」が、本日の産経朝刊に掲載された北海道大学名誉教授木村 汎氏の「正論」だ。 つまり、鳩山由紀夫氏は、どっちから見てもルーピーつまりアホだから、確かに怪しからんことを言っているが、政府特使でもなんでもない。単なるただのルーピー(アホ)だ。 しかし、国後と択捉の間に線を引けばよいという元首相は、我が内閣総理大臣の特使だ。 従って、この実害は深刻である。 わが国家の真正な領土の喪失につながりかねないからだ。 本日、「正論」の論者である木村 汎名誉教授の指摘する通り、安倍内閣は、この特使のロシア派遣を取り消すべきである。 これによって、彼が流布した「三島論」を明確に否定するべきである。 そもそもロシアは、交渉において、相手が初めに提案した案件の四分の一しか手に入らないようにする名手である。 たとえば、相手が始めに「八」を提案するとする。 紆余曲折の末に、ロシアは、お互いに譲り合おうと提案し、妥協案としてお互いに折半して「四」づつ取り合おうと提案する。 交渉でへとへとになっていた相手は、お互いに譲り合うことができた、よってOKだと答える。そしてやっと解決できたと喜び、その「四」に手を伸ばそうとした。 しかし、ロシアは、そのタイミングを見計らって、 「いや待て、どうも変だ。君だけが喜んでいる。之では不公平だ。」という。 このようにして相手を一旦「四」で納得させ、つまり、相手が「八」に戻れないようにしておいて、「八」の半分の「四」からロシアの本格的な交渉が始まる。 つまり、「四」を、その半分の「二」にする交渉である。 これが相手の提案の四分の三をロシアが獲得し、四分の一しか相手に与えないロシアの交渉だ。 これを、森喜朗元首相の「三島」に当てはめてほしい。一体、ロシア相手にどうなるのか。 そもそも、ロシアは、サンフランシスコ講和条約に署名していないのだから、 我が国は、全樺太と全千島の返還を求めて対ロ交渉を開始すべきである。 |