【ニューヨーク時事】河野太郎外相は27日、ニューヨークで開かれた北朝鮮に関する国連安全保障理事会の閣僚級会合で演説し、北朝鮮制裁に関する安保理決議を完全に履行するため、安保理メンバーの結束を呼び掛けた。
河野氏はこの中で、6月の米朝首脳会談や今年3回行われた南北首脳会談など北朝鮮の非核化に向けた外交努力を「歓迎し、支持する」と表明。一方で、核を含む大量破壊兵器や弾道ミサイルの「完全で検証可能かつ不可逆的な廃棄(CVID)」の重要性を訴え、北朝鮮にこうした措置の実行を求めた。
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河野外相は「北朝鮮の非核化に関する安保理閣僚会合」の演説で
北朝鮮への制裁を緩めるべきではないと訴えました。
北朝鮮への制裁があったからこその北朝鮮の歩み寄りです。
米国が北朝鮮への軍事攻撃の可能性を示唆したからの北朝鮮の歩み寄りです。
北朝鮮は口では非核化を言っていますが、具体的な行動は見られません。
これは中国による瀬取りの疑いや韓国の前のめりの接近が非核化を足踏みさせています。
交渉や譲歩など生易しい対応では逆戻りするでしょう。
それだけ北朝鮮は信じられない国です。
今まで何度も騙されてきた事を国際社会は忘れてはいけないのです。
日本の主張は国内や東アジアだけで訴えても実効性はありません。
国連と言う世界が注目する大きな場で訴えてこそ意味があるのです。
北朝鮮の非核化に関する安保理閣僚会合が始まる直前。安保理議長のポンペオ国務長官と。 pic.twitter.com/UNRzueaK5h
— 河野太郎 (@konotarogomame) 2018年9月27日
北朝鮮の非核化に関する安保理閣僚会合 pic.twitter.com/5abFbkN1cB
— 河野太郎 (@konotarogomame) 2018年9月27日
河野外相は英語も堪能だそうですから、各国の外相や国連関係者とのコミュニケーションも取り易いのが強みです。
それだけでなく、しっかりとした国益に基づいた主張をハッキリ言えます。
前外相の岸田氏は優柔不断なところがありましたし、
自分の主張が今一つハッキリしていませんでした。
安倍総理は河野氏を外相に任命するのが遅かったと思います。
それも父親の存在がネックになったのかもしれません。
河野外相には父親の存在を打ち消すような働きを見せてもらいたいです。
その為には慰安婦問題では韓国に強く抗議すべきは抗議し、
時には父親の発言を否定する事も厭わないでもらいたいです。
今後、河野外相の活躍に注目しそして期待します。