国民民主党の原口一博国対委員長は8日の記者会見で、日本の排他的経済水域(EEZ)内で北朝鮮漁船が水産庁の漁業取締船と衝突、沈没したことについて、平成22年の尖閣諸島(沖縄県石垣市)沖の漁船衝突事件を引き合いに、乗組員60人の身柄確保を見送った政府の対応を批判した。原口氏は「おかしくないか。民主党政権の時は逮捕、拿捕し、取り調べをしたうえで返した」と述べた。

 さらに原口氏は「(民主党政権に)ごうごうたる非難をした新聞社、国会議員が何もいわない。つまり、安倍晋三首相なら態度を変えるという話だ。これでは違法操業を繰り返す北朝鮮(の行いが)改まらない」と語った。

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北朝鮮漁船の違法操業について原口氏が批判してくれました。

そうです。

そういう批判を待っていました。

 

でもね。

ちょっと、まだまだですね。

詰めが甘いです。

 

昨日の北朝鮮漁船の違法操業と民主党政権化の中国漁船衝突事件。

似ているようで違います。

昨日はEEZ内での操業でしたが、中国船は領海内でした。

また昨日は水産庁の取締船でしたが、中国船の時は巡視船でした。

それも巡視船は2隻でした。

また今回は乗組員は60人で軍人の可能性もありました。

中国漁船の時は十数人程度ではなかったでしょうか。(不確かですが)

 

同じようで全然違います。

一番は水産庁の取締船は武装していません。

また驚いた事に、取締船には民間人も乗船しているらしいです。(今日のひるおび情報)

巡視船はいわば海の警察ですから、逮捕権やそれなりの武器を持っています。

因みに中国船の時は明らかに違法操業をしていました。

今回は水産庁の発表を信じれば、操業現場を見ていないと言っていましたが

この事を証明する為に水産庁保存の動画を公表してもらいたいです。

民主党政権の時の様に隠ぺいはしないでもらいたいです。

 

記者会見で意見を述べるなら最低限の事を調べておくべきですね。

これで原口さんも学習した事でしょう。

次回は政権が窮するぐらいの質問をしてくれることを期待します。