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気になる事  blueのためいき

日々気になる事を記します。共感してくださる方もそうでない方もちょっと立ち止まって考えて頂ければ、うれしいです。

米 有志連合は「自国の民間船護衛を」 参加迫るねらいか

2019-07-11 23:15:53 | つぶやき

アメリカが、ホルムズ海峡の安全を確保するため同盟国などと結成を検討している有志連合について、アメリカ軍の制服組トップは、民間船舶の護衛は原則としてその国の軍の艦艇が行うという方針を示し、日本を含めた同盟国に有志連合への参加を迫るねらいもあるとみられます。

(略)
ダンフォード議長によりますと、アメリカ軍の主な任務は周辺海域での偵察などで得られたデータをパトロールに参加する各国の軍の艦艇に提供する活動になるということです。そのうえで、ダンフォード議長は、「民間船舶の護衛については、その国の軍の艦艇によって行われることになるだろう」と述べ、参加国の艦艇が自国の船を護衛する方針を示しました。

(以下略)************************************************************************************

自分の国の船舶は自分の国が守るのは当たり前です。

それが法律の制約でこの当たり前が出来ないのが日本です。

しかし6月には日本の海運会社のタンカーが攻撃を受けたところですし

日本が輸入する原油の約8割が通過する海域ですから無視する訳にはいきません。

米、ホルムズ海上警備…有志連合結成へ調整

誰でも自分の命は惜しいです。

どの国も死傷者を出したくないと思います。

だから中東から原油を輸入するのは止めようと言えますか。

もしも原油が入らなくなったら私達の日常生活はどうなるのでしょう。

 

ところが立憲民主党や社民党は有志連合への自衛隊の参加に難色を示しています。

社民党に至っては「言わざるを得ない」の連呼に違和感が。。。

https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1907110022

 立憲民主党の福山哲郎幹事長は11日、イラン沖のホルムズ海峡などで同盟諸国軍と海上護衛活動を行うとするトランプ米政権の有志連合構想について「政府は米国から具体的に要請があったのかどうかを認めた上で、要請内容を国民に詳細に説明すべきだ」と述べた。国会内で記者団の質問に答えた。有志連合に日本が参加することについては「今の法制下では不可能だ」との見解を示した。


自衛隊が参加するということは非常に危険なことだというふうに言わざるを得ない。
アメリカに強く言われた場合、抗し切れず、何らかの形で自衛隊を派遣する可能性は非常に高いというふうに言わざるを得ない。
警備と言いながら、そのまま武力衝突につながりかねない、そういう危機的な状況になっているというふうに言わざるを得ない。
*********************************************************************************************

そうです。
 
簡単には自衛隊が有志連合への参加は決められません。
 
それに参加は日本の法律だと簡単には行かないようです。
 
日本の法制度では、本と関係のない外国の船を護衛できないなど、現状では、有志連合による海上警備活動に参加するには、法的な制約がある。

 
 ã€Œæœ‰å¿—連合、日本参加に「4つの法的枠組み」 実現には課題」の画像検索結果
     ※上記表は産経新聞より
 
この中では不審船から民間船舶を守る「海上警備行動」に基づく護衛艦派遣が一番考えられるそうですが
 
攻撃を受けるのが外国のタンカーなら自衛隊は警備が出来ません。
 
しかし攻撃されているのが日本以外の船舶だからと知らん顔できますか?
 
お互い協力し合い海賊やテロリストから船舶を守るのが「有志連合」です。
 
一国だけでは守り切れないから協力し合うのが有志連合です。
 
それなのに法律の制約があるからとか危ないからと自衛隊だけ傍観できますか?
 
 
今日の記者会見で野上官房副長官が述べたように船舶が安全に航行できるかどうかは
 
エネルギー安全保障の観点から重要であり、死活問題ですし、
 
国際社会の一員として航行する船舶の安全を守るのは当然です。

https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-190711X820

 野上浩太郎官房副長官は11日の記者会見で、トランプ米政権が中東イラン沖などを航行する民間船舶を護衛するための有志連合結成に向け日本に協力を打診したとの一部報道について、「イラン情勢をめぐり日米間で緊密にやりとりをしているところだが、詳細は控えたい」と述べ、確認を避けた。

 野上氏は有志連合の構想についても「コメントは差し控えたい」と語った。その上で「(中東)ホルムズ海峡における航行の安全を確保することはわが国のエネルギー安全保障上、死活的に重要であり、国際社会の平和と繁栄にとっても極めて重要だ」と強調した。 


出来る事なら危険な事はしたくない。

そう思うのは当然です。

死者を出したくないですから。

でもみんながそう思って何もしなかったら、どうなりますか。

世界の秩序は乱れ、強い者、テロリストがやりたい放題の世界になってしまいます。

人として当たり前の事をしたくても出来ない憲法でいいのですか。

日本は憲法があるから無理無理って逃げるのは卑怯だと思います。

勇気ある国の軍隊に守ってもらい、お金だけは出すわと言っていたら腰抜け野郎と言われそうです。

人として、国として後ろ指をさされたくないですし、

それより何より、国際社会の平和を願うなら日本は有志連合に参加して貢献すべきですし、

憲法の制約があるなら、それを変える事をそろそろ真剣に考えるべきではないでしょうか。

いつまでも逃げていては国際社会からも信頼できなくなります。


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