
カルロス・ゴーン容疑者
日産自動車の代表取締役会長だったカルロス・ゴーン容疑者(64)が、2010〜14年度分の報酬を約50億円少なく申告したとして金融商品取引法違反容疑で逮捕された事件で、東京地検特捜部は、直近の15〜17年度分についても約30億円の過少申告があったとして立件する方針を固めた。再逮捕も視野に捜査を進めるとみられ、虚偽記載の総額は約80億円に上る見通しとなった。
ゴーン容疑者は、側近で代表取締役だったグレッグ・ケリー容疑者(62)と共に、同法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いで19日に逮捕された。10〜14年度のゴーン容疑者の役員報酬について、実際は計約99億9800万円だったのに、約50億円少ない計約49億8700万円と記載したという逮捕容疑だった。
報告書には、15年度は10億7100万円、16年度は10億9800万円、17年度分は7億3500万円と、計29億400万円の報酬があったと記載されている。特捜部の調べでは、この3年度分でも約30億円の報酬が除外されていることが分かったという。
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カルロス・ローン元日産会長。
瀕死の状態の日産を立て直したのは事実です。
彼の業績は称えられるでしょう。
しかしここは日本です。
フランスでは彼を擁護しているようですが、日本の法律で裁くのは当然です。
脱税もしているでしょう。
その他、経済の事はわかりませんが、色々悪事を働いていたのでしょう。
贅沢三昧で、公私混同が半端ありません。
逮捕直後に彼を擁護する人も多かったですが、
ただ一人(実際は多かったかもですが)
「カルロスは工場を閉鎖し、大勢のシャインの首を切って立て直しただけ。
あんなことは俺だってできる。」
と言っていた人が印象的でした。
それが出来ないのが日本人です。
無慈悲にも社員の首を切る事が出来ないのが日本人の心情です。
もしかしたらゴーンは相手が日本人だから平気で首を切ったのかもわかりません。
フランス人なら、ブラジル人なら、レバノン人ならあれ程思い切ったリストラはしなかったかもわかりません。
ゴーンの報酬が高いと批判された時、これは世界標準だ。
日本の報酬は安すぎると言ったとか。
しかし高いから誤魔化したのではないですか。
ここは日本です。
日本の報酬を無理やり世界の高水準に合わせる必要はありません。
そして日本の法律を犯したのなら日本で裁きを受けるのは当然ですし
変に世界水準を持ち出して擁護するのはおかしいです。