
占守島は千島列島の北東端にある島です。占守島 - Wikipedia
北方領土よりずっとずっと北の方にある島、占守島。
かつては日本領であり缶詰工場もありました。
現在はロシアが実効支配していますが帰属は確定していません。
そんな最果ての島で77年前の今日、8月18日に起こったのが占守島の戦いです。占守島の戦い - Wikipedia
浅田次郎氏の小説「帰らざる夏」ではこの戦いを題材に書かれています。
今は北方領土と言えば歯舞群島、色丹島、択捉島、国後島を指し、
四島返還だ、二島返還だと言い、それも実現不可能の様相ですが、
それよりずっと北の島で日ソ不可侵条約を無視し、ポツダム宣言受諾通告後に攻めてきたソ連、
そして国を護る為に戦った日本軍がいた事を記憶にとどめておきたいです。
では占守島の現在はどうなっているのでしょう。
残念ながら9年前の動画ですがご覧ください。 ⇩
はるかなる北千島・占守島(前編) 海峡越え68年前の日ソ激戦の島へ
はるかなる北千島・占守島(中編)最北の国端崎 日本軍戦車今も
はるかなる北千島 占守島(後編)日ソ両軍が死闘 もうひとつの硫黄島
こちらは13年前にNHKで放送されたものです。⇩
https://www.dailymotion.com/video/xehgug
半年前にロシアはウクライナに軍事侵攻し、今も戦闘は続いています。
ロシアには常識は通用しません。
卑怯であり国際条約も無視するような国です。
そんな国がいて、それも日本のすぐそこに位置するのです。
不幸なことに日本の隣国にはロシア同様に非常識な国がいるという事を忘れてはなりません。
それはご存じのとおり中国と北朝鮮です。
※韓国も非常識な隣国になりますが、米韓同盟と日米同盟のおかげで脅威とまで言えません。
未だに憲法9条のおかげで日本は戦争に巻き込まれなかったと言う人がいますが現実を知らなすぎです。
そもそも日本国憲法は国際社会が善良な市民であるという事を大前提としています。
しかしロシア、中国、北朝鮮は善良で平和を愛する国ですか。
まさか。。。。
ロシアのウクライナ侵攻、中国の尖閣諸島周辺の領海侵入にウイグルのジェノサイド、そして香港の一国二制度の約束破り、更には台湾侵攻を匂わす不穏な動き。
北朝鮮は半世紀以上何百人もの日本人を拉致し、ミサイルを日本方面に度々発射し、そして核実験行い着々と完成を目指しています。
こんな国に囲まれているのです。
それでも憲法9条があるから日本は安全とは、平和ボケにもほどがあります。
誰でも戦争を回避して欲しいです。
しかし世界には国際条約も国際法も無視する国がいます。
それも日本がそれら3か国に囲まれているのです。
まさかそんな事はしないだろうと思っていたロシアがウクライナ侵攻ですから、
77年前と考え方は何ら変わっていないかったという事です。
平和主義はいいですが、人任せでは国は守れません。
そして日本が分断されずに済んだのはなぜなのか。
それは旧日本軍が命がけで本土決戦を避けるために戦ってくれたからです。
ロシアのウクライナ侵攻で、命が大事だから一旦逃げるべきだという人がいますが、
同じような考えだったら今の日本は東北以北はロシア領になっていたかもわかりません。
日本はソ連と不可侵条約を結んでいました。
そして終戦後にソ連は日本に攻めてきました。
ならず者国家に囲まれている日本です。
この事実から目を背けず、平和を考えたいです。