
西宮市長室長のピアニスト「音楽の力を」 南三陸町支援へCD制作(毎日新聞) - goo ニュース
2021/06/06 10:35
兵庫県西宮市の市長室長を務めながらピアニストとして活動する谷口博章さん(51)=神戸市在住=が、2011年の東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県南三陸町を支援しようと、売り上げの一部を寄付するチャリティーCDを制作した。1995年の阪神大震災で被災者に接した経験から「つらい気持ちは時間がたてば勝手に癒やされるのではなく、励ましが必要」と支援を続けている。【稲田佳代】
谷口さんは5歳からピアノを始め、94年の入庁後も演奏を続けてきた。2005年の「パリ国際グランドアマチュアピアノコンクール」で3位、17年の「ワシントン国際ピアノアーティストコンクール」で優勝するなど国内外で受賞経験があり、18年に脳梗塞で左手が不自由になっても研さんを続けて復帰した。
南三陸町への支援は、東日本大震災直後の11年4月、西宮市の応援派遣職員に選ばれ、町の広報業務や佐藤仁町長の補佐を担当したことがきっかけ。被災状況の撮影や町広報紙の災害臨時号発行などに携わった。派遣終了後、町内の2中学校でミニコンサートを開き、被災者から「こんな時期に音楽を聴けると思わなかった」と涙ながらに喜ばれた。
以来、現地の中学で吹奏楽部と交流したり、西宮市やパリ、出身地の岡山県津山市などでチャリティーコンサートを開いたりして、計60万円近くの寄付金と愛用のグランドピアノ1台を町に届けた。「つらい時、悲しい時、音楽は心に寄り添って力を発揮してくれる」と話す。(以下略)
谷口博章さんは1994年から西宮市職員ですが、ピアニストでも活躍されています。
※杉田水脈さんも1992年から2010年まで西宮市職員です。
世の中にはすごい人はいるんですね。
市職員という事は平日9時から18時まで働き、更にピアニストとして活動し、
その上、コンクールで優勝ですから驚きです。
更にさらに脳梗塞で左手が不自由になってもリハビリで復活ですから並々ならぬ努力だったと思います。
谷口博章 プロフィール Hiroaki Taniguchi Profile (music-jp.org)
市職員としての被災地派遣から始まった繋がりで度々訪れコンサートも。
きっと被災地の方の安らぎになり癒しになったでしょう。
【特集】脳梗塞から復帰 よみがえったピアニストの東北支援
昨年の被災地でのコンサートで演奏されたショパンのノクターン。
全曲はこちらです。⇩
ショパン:ノクターン第13番 作品48-1 Chopin :Nocturne No 13 op 48-1
ワシントン国際ピアノアーティストコンクール優勝のご褒美に、ワシントンD.C.でのデビューリサイタルの機会をいただきました(2018年4月28日、Kosciuszko Foundationにて)。思い出深いワシントンでのリサイタルの演奏をアップさせていただきます。僕がピアノ曲の中で最も好きなこの曲もプログラムに入れました。
動画の説明にあるように3年前の演奏です。