【ワシントン=大木聖馬】米ABCニュースは1日、米政府当局者の話として、北朝鮮が7月28日深夜に発射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)が北海道・奥尻島沖の日本海に落下した直前、東京発パリ行きのエールフランス航空293便が付近の上空を通過していたと報じた。
同機は当時、323人を乗せて北海道の西側の上空を飛行していたが、それから10分もたたないうちにミサイルが落下したという。同社は「ミサイル実験の空域は飛行ルートを妨げていない。問題は報告されていない」とコメントしている。
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北朝鮮のミサイル発射、以前は予告しての発射だったので、
船舶や航空機は該当海空域は避けていました。
しかし最近は予告もなく、特に先月末の発射は真夜中という奇襲発射でした。
ですから人的被害が無かったのは奇跡だったのかもしれません。
ところが米国BBCによれば、エールフランス機が落下5分前に上空を通過したとか。
一歩間違えれば、大事故となっていたところです。
恐らく欧州の人達にとっては北朝鮮のミサイル発射など、興味もなく、
いわば他人事だと思っていたでしょうが、
このニアミスで北朝鮮は無慈悲だという事を少しでも感じてもらいたいです。
今のところ北朝鮮の標的は米本土と言われていますが、
その気になれば欧州にも到達できます。
因みに平壌→パリまでは8,786kmですから十分到達する距離です。
そういう日本はと言うと全域が射程圏内に入っています。
欧州の比ではありません。
米国の比ではありません。
極めて近い場所に位置するという事を忘れてしまっています。
ずっとずっと以前から射程圏内だというのに、
殆どの日本人は、危機と認識していません。
少なくとも国会議員は危機的状況だと認識すべきですが
ずっと森友学園、加計学園そして日報問題に関連しての稲田大臣叩き。
テレビでも同様、森友学園、加計学園、日報問題。
優先順位が違うでしょ?
ミサイルが奥尻島から150kmの近海に着水したんですよ。
なぜ国会で対応策を練らないのですか?
緊急で超党派で議論しないのですか?
日本は感覚が麻痺してしまったのか、それとも平和ボケなのか。。。。
本当に情けないです。
改造内閣の閣僚の内定が次々速報で報じられています。
支持率を上げる為ではなく、この国の安全の為、国民を守る為の内閣改造となるよう期待します。
野党の追及はまるで言い掛かりの質問が多く残念で情けなかったです。
今も村尾キャスターが「私達は内閣が代わってもこの問題は追及し続けます」
と挑戦状を叩きつけるような言いぶりでした。
内閣との対決姿勢を鮮明にしたいのかもしれませんが、
それはちょっと違うのではと思います。
国民の安全を守り、領土を守り、領海を守り、資源を守る・・・・。
国として当たり前の事を議論し、その上で国民の生活向上の為の政策を考えてもらいたいです。
もうワイドショー的な事で国会の貴重な時間を使わないでもらいたいです。
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