【ソウル時事】韓国軍は1日、対北朝鮮宣伝放送に使用していた拡声器の撤去を開始する。韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は4月27日の会談で「すべての敵対行為を中止し、その手段を撤廃する」ことで合意。拡声器撤去はその一環となる。

 宣伝放送には韓国や他国のニュース、北朝鮮の人権状況を暴露する内容のほか、北朝鮮で人気とされる韓国のKポップといった音楽も含まれる。北朝鮮は「戦闘を挑発する行為だ」と反発し、中止を要求していた。*****************************************************************************************

4月27日の板門店宣言の合意事項の一つに全ての敵対行為を中止するとの文言があり

今日から軍事境界線一帯の拡声器の撤去を開始したとか。

効果の程は不明ですが、宣伝放送を止めて欲しいのは北朝鮮の方です。

 

北朝鮮からのレベルの低い悪口を放送されても韓国住民には痛くも痒くもないでしょう。

ちょっとうるさいでしょうが。

その点韓国からの誘惑の様な放送をされて困るのは北朝鮮です。

北朝鮮の貧しい生活と、一応豊かな生活の韓国。

常に密告を恐れる生活を強いられる北朝鮮と、一応言論も音楽も自由に聞ける韓国。

ですから、この宣伝放送中止は文在寅が北に配慮したという事なのでしょう。

 

平昌五輪から始まった北朝鮮への融和政策があからさまになっていますが、

韓国は国際社会の制裁の意味を理解しているのでしょうか。

そもそも金正恩は核を廃棄すると言っていますか。

 

板門店宣言によると

朝鮮半島の完全な非核化を南北の共同目標とし、積極的に努力をすること

つまり非核化は北朝鮮ではなく朝鮮半島の非核化を言っているので在韓米軍も含むという事になります。

それもただの努力目標としているだけです。

 

慰安婦日韓合意でも大使館前の慰安婦像移動を努力する、と言いながら、

2年以上経った今、何も変わっていません。

朝鮮民族にとっては「共同目標」「努力する」は何もしないに等しいのかもわかりません。

 

文在寅はじめ韓国人は金正恩はどのような人物か忘れてしまい、舞い上がっています。

またお人好しの我が日本国民の一部、特にマスコミ達は金正恩を好意的に報道していますが

金正恩は父親の正日より冷酷で悪魔の様な心を持った人物だという事を忘れたのでしょうか。

 

先代から続いている公開処刑や密告社会は全く変わらず、それどころか叔父を残虐な方法で処刑し

実兄までも毒殺をするような人物だという事をもう忘れたのでしょうか。

南北首脳会談後の金正恩を持ち上げる韓国社会には異様さを感じると共に

文政権の桁外れの北朝鮮擁護には警戒すべきで、金正恩、文在寅に騙されるな、と言いたいですし、

息子程の年齢の金正恩の言いなりになっている文在寅には情けなさと哀れさも感じます。