毎日新聞 10月30日 夕刊 4面 ウエイクアップ 関西 より
モンベルというメーカー名を聞いてピン!と来る人は、
所謂アウトドア指向の趣味を持つ人であろう。
主に登山関係のウェアやギアを扱っているメーカーで、
最近かどうかは不明だが、一部バイク用品も出したりしている。
mont-bell のロゴを見たことがある人も多いのではなかろうか?
この記事は、モンベルの社長 辰野勇さんへのイ . . . 本文を読む
著者 師岡幸夫 草思社
堺筋本町の天牛書店で購入。
鮨といえば、江戸前がまず頭に浮かぶ。
関西人としては、熟れ寿司といいたいところだが、
正直に言うと、自分は鮒寿司は苦手である
バッテラとかの、押し鮨系は大好きだけれど。
この本は、タイトルに惹かれてしまった。
昔買った、「すしの美味しい話」 中山 幹(社会思想社)が
面白かったので、その系譜に繋がることを期待してである。
ただ、「 . . . 本文を読む
毎日新聞 10月29日 夕刊 4面 ニュース インサイド より
日野原重明氏のこのインタビューを読んで、
僕はひどく疲れてしまった。
理性では、氏の説く非暴力主義はよく分かる。
誰もが痛い思いをしたくないし、
普通の感性ならば、積極的に人に痛い思いをさせたくも無い。
ただ、何か不幸な出来事を発端に、暴力と報復の連鎖が始まり、
それが国家間の規模となると戦争となる。
その状態を称して「恨み . . . 本文を読む
藤田和日郎の長編第2作。少年サンデーコミックス。
この作者の場合、2作目といえどそれぞれが超長編であり、
その長丁場を維持する作画力、ストーリーの構成力には定評がある。
長編1作目の「うしおととら」は、1990年~1996年という、
もう10年以上前の作品ながら、今読み返しても全く古さを感じさせない。
全編に流れる作者の熱い思い(へこたれるな、逆境でこそ笑い、立ち上がれ!)は、
少年漫 . . . 本文を読む
このブログの管理人、MOLTAであります。
自分の浅学を棚に上げて、いいたい放題のこのブログ、
取り上げられた著者や評者の方々にとっては
痛く不快な思いもあるかと思いますが、
そこは大人の対応で、御寛恕下さい。
そういう思いを持った、拙い読者もいたということで…
なるべく毎日更新していきたいとは思っていますが、
全ては僕の気力と熱意が決めることなので、
先のことは、ケセラセラ。です。
#で . . . 本文を読む
今日が、有元先生の最後のレッスン。
12回のうち3回だから、経験者クラスの半分の回数である。結構多いよなあ。
これは、嬉しい誤算だった。
今年初めて教わった花月先生も、とても楽しく分かりやすくレッスンして
下さっていて、それはそれで何の不満も無いのだけれど、
昨年久しぶりに第九に復帰して教わったのが有元先生のレッスンだっただけに、
僕には結構有元先生のレッスンへの思い入れもあったので、ここ3回 . . . 本文を読む
著者 ねじめ正一(文藝春秋・1890円) 評者 大岡 玲
毎日新聞 10月28日(日) 11面 本と出合う-批評と紹介 より
不勉強な僕は、この本で取り上げられている北村太郎を知らなかった。
あらためて調べてみると、結構な著作、翻訳がある人で、
「日本の戦後詩の出発点となった同人詩誌『荒地』の創刊メンバー」との
ことである。
この北村太郎と、同じく『荒地』の創刊メンバーで高校時代からの親友
. . . 本文を読む
著者 田中修(日本経済新聞社・6090円) 評者 五百旗頭 真
毎日新聞 10月28日(日) 10面 本と出合う-批評と紹介 より
まず、標題に惹かれた。
隣国の大国の政治的、経済的動向を気にならぬものはいないだろうし、
ましてやそれが、中国である。
中国三千年の歴史は伊達ではなく、老獪にして尊大、強大にしてどこか
危うさを感じるかの国の存在は、そのまま日本の存在に多大な影響をもたらす。 . . . 本文を読む
妹から回ってきた大量のホラー系(笑)コミック本に紛れて我が家に来た本。
全部で54編の、様々な事件や事故と、それに纏わる人々との関係を、
偶然という観点からフォーカスを当てたもの。
例えば、アメリカ ネブラスカ州ベアとリスにあるウエストサイド・バプテスト
教会にてあった1950年3月1日午後7時25分に起こった事件。
ガス爆発により教会が吹き飛ぶという大惨事が発生。
本来は、同日7時30分から . . . 本文を読む
毎日新聞 10月25日 夕刊 9面 文化と批評欄より
さっきはちょっと攻撃的な文章になりすぎたので反省。
少し、筆休めの文章をば。
ちょうど先日、狩野永徳の話をしたら、
この日の夕刊に京都国立博物館での狩野永徳展を開催していること、
そこで出品されている作品について、狩野博幸氏が語っていた。
狩野博幸氏が、狩野家の系譜に繋がる方なのか、単なる偶然かは
僕には分からない。
が、偶然の一致 . . . 本文を読む