おわりに あなたの上司力は無限だ、夢をあきらめるな
本書の締めくくりは、上記の章題で始まる。
作者は、夢は漫然と見るものではなく、実現すると
思い込むものだ、と主張する。
そうすることで、人の潜在意識の中には、その実現に
向けた行動を取らせるような上昇志向が生じる、とする
ためである。
そんなことか、と笑うことはたやすい。
だが、様々な夢を持つ人の中 . . . 本文を読む
著者:長野慶太 光文社 2007年9月30日初版 952円+税
その17 辞表をたたきつけてはいけない。そっと差し出せ
この章でも、作者の主張したいキーコンテンツが、早々に
登場する。
それが、
「組織のために少しでも貢献しようと一生懸命努力を
尽くす。しかし組織に寄りかかってはいけない。」
というものである。
よく日常的に使う表現として、”うちの会 . . . 本文を読む
著者:長野慶太 光文社 2007年9月30日初版 952円+税
その16 休日出勤- 部下は出しても自分は出るな
本章では、まず上司として、休日の承認に対する姿勢が
問われる。
が、まあこれは、取得依頼が有れば、状況を勘案して
可及的速やかに判断し、可否をフィードバックしてあげる
ことが、上司の責務という、ごく当たり前のことが書かれて
あったので、これ以上は触れない。
. . . 本文を読む
著:藤田和日郎 小学館 ビッグスピリッツコミックス刊
2007年5月2日初版発行 524円+税
前編では、本作品の魅力を、ミネルヴァを中心に据えて紹介した。
次は、人間側の四人である。
この四人は、それぞれが身近な人の死を、そして更に多くの死を常に
纏っていることは既に書いた。
輪を除く三人は、ミネルヴァとの戦いの中で、実は自分こそが他者に
とってのミネルヴァだったと思い至る . . . 本文を読む
著:藤田和日郎 小学館 ビッグスピリッツコミックス刊
2007年5月2日初版発行 524円+税
さて。
藤田和日郎である。
その著者の名前を見ただけで、期待に体が震えるような。
僕にとっては、そんな漫画家なのである。
そして、この作品。「邪眼は月輪に飛ぶ」。
主人公は、老人。もっとはっきり言うと、爺さんなのである。
それがまた、格好いい!のである。
著者の他の作品でも、やはり老 . . . 本文を読む
著者:長野慶太 光文社 2007年9月30日初版 952円+税
その15 「目標設定」に成功する人だけが成功する
この章では、冒頭に結構インパクトのある言葉が出てきた。
「目標管理マネジメント」である。
管理の管理? なんだそりゃ? と思うかもしれない。
少なくとも、僕は思った。
だが、ページを読み進むにつれて、その疑問は氷解し、代わって
納得を感じるよう . . . 本文を読む
垣根涼介著 新潮文庫刊 平成19年10月1日初版刊行 590円(税別)
かつて、本屋さんでバイトをした経験があるものとして、そして何より
活字大好き人間として、Mixiでも本屋さんに関するコミュに幾つか
在籍させていただいている。
そこで、自作の店内POPを紹介し合うトピックが有り、どれどれと
見ていた中で目に付いたのが、本書である。
もうかなり古い書き込みだったので、古書で難なく発見し . . . 本文を読む
著者:長野慶太 光文社 2007年9月30日初版 952円+税
その14 効果抜群!「ランチミーティング」の勧め
先の章では、いわゆる通常の形態の会議について、作者は
メスを入れたが、更に作者的に付加価値の高い会議形態と
して推奨されているのが、本章で取り上げられているランチ
ミーティングである。
そのメリットは、
・会議室から出ることでもたらされる開放感によ . . . 本文を読む
毎日新聞 2009年1月9日(金) 朝刊 18面 オピニオン欄より
コラムニスト:茂木健一郎(脳科学者)
サブタイトル:人間の脳は激動の時代乗り越える力持つ
他者と行き交う中で地道な自己省察を
脳科学者の氏らしく、冒頭から神経細胞(ニューロン)がシナプスを
形成していく過程は、永遠に完成系のない「オープン・エンド」な
ものであり、それがゆえ、人の脳は無限の可能性を持っている、 . . . 本文を読む
著者:長野慶太 光文社 2007年9月30日初版 952円+税
その13 「ヘタクソな会議」を今すぐヤメさせろ!
会議の運営基準については、色々な手法や実施基準が、それこそ
会社の数ほど、いやローカルルールも入れればそれ以上に存在している
ことだろう。
その中で、自社の会議形態が、少なくとも自分達にとってはベストだ、
と言い切れる会社は、どれほど存在しているのだろうか?
. . . 本文を読む