活字の海で、アップップ

目の前を通り過ぎる膨大な量の活字の中から、心に引っかかった言葉をチョイス。
その他、音楽編、自然編も有り。

部下は育てるな!取り替えろ!!(その15) 【完】

2009-01-29 22:34:44 | 活字の海(読了編)
おわりに  あなたの上司力は無限だ、夢をあきらめるな   本書の締めくくりは、上記の章題で始まる。   作者は、夢は漫然と見るものではなく、実現すると  思い込むものだ、と主張する。   そうすることで、人の潜在意識の中には、その実現に  向けた行動を取らせるような上昇志向が生じる、とする  ためである。   そんなことか、と笑うことはたやすい。   だが、様々な夢を持つ人の中 . . . 本文を読む
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部下は育てるな!取り替えろ!!(その14)

2009-01-28 23:31:49 | 活字の海(読了編)
著者:長野慶太 光文社 2007年9月30日初版 952円+税 その17 辞表をたたきつけてはいけない。そっと差し出せ   この章でも、作者の主張したいキーコンテンツが、早々に  登場する。   それが、   「組織のために少しでも貢献しようと一生懸命努力を    尽くす。しかし組織に寄りかかってはいけない。」  というものである。   よく日常的に使う表現として、”うちの会 . . . 本文を読む
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部下は育てるな!取り替えろ!!(その13)

2009-01-27 23:35:53 | 活字の海(読了編)
著者:長野慶太 光文社 2007年9月30日初版 952円+税 その16 休日出勤- 部下は出しても自分は出るな   本章では、まず上司として、休日の承認に対する姿勢が  問われる。   が、まあこれは、取得依頼が有れば、状況を勘案して  可及的速やかに判断し、可否をフィードバックしてあげる  ことが、上司の責務という、ごく当たり前のことが書かれて  あったので、これ以上は触れない。   . . . 本文を読む
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邪眼は月輪に飛ぶ   藤田和日郎 (後編)

2009-01-26 23:02:06 | マンガの海(読了編)
著:藤田和日郎  小学館 ビッグスピリッツコミックス刊    2007年5月2日初版発行  524円+税 前編では、本作品の魅力を、ミネルヴァを中心に据えて紹介した。 次は、人間側の四人である。 この四人は、それぞれが身近な人の死を、そして更に多くの死を常に 纏っていることは既に書いた。 輪を除く三人は、ミネルヴァとの戦いの中で、実は自分こそが他者に とってのミネルヴァだったと思い至る . . . 本文を読む
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邪眼は月輪に飛ぶ   藤田和日郎 (前編)

2009-01-25 20:59:29 | マンガの海(読了編)
著:藤田和日郎  小学館 ビッグスピリッツコミックス刊    2007年5月2日初版発行  524円+税 さて。 藤田和日郎である。 その著者の名前を見ただけで、期待に体が震えるような。 僕にとっては、そんな漫画家なのである。 そして、この作品。「邪眼は月輪に飛ぶ」。 主人公は、老人。もっとはっきり言うと、爺さんなのである。 それがまた、格好いい!のである。 著者の他の作品でも、やはり老 . . . 本文を読む
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部下は育てるな!取り替えろ!!(その12)

2009-01-24 22:34:44 | 活字の海(読了編)
著者:長野慶太 光文社 2007年9月30日初版 952円+税 その15 「目標設定」に成功する人だけが成功する   この章では、冒頭に結構インパクトのある言葉が出てきた。   「目標管理マネジメント」である。   管理の管理? なんだそりゃ? と思うかもしれない。   少なくとも、僕は思った。   だが、ページを読み進むにつれて、その疑問は氷解し、代わって  納得を感じるよう . . . 本文を読む
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君たちに明日はない

2009-01-23 23:55:16 | 活字の海(読了編)
垣根涼介著  新潮文庫刊 平成19年10月1日初版刊行 590円(税別) かつて、本屋さんでバイトをした経験があるものとして、そして何より 活字大好き人間として、Mixiでも本屋さんに関するコミュに幾つか 在籍させていただいている。 そこで、自作の店内POPを紹介し合うトピックが有り、どれどれと 見ていた中で目に付いたのが、本書である。 もうかなり古い書き込みだったので、古書で難なく発見し . . . 本文を読む
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部下は育てるな!取り替えろ!!(その11)

2009-01-22 23:10:43 | 活字の海(読了編)
著者:長野慶太 光文社 2007年9月30日初版 952円+税 その14 効果抜群!「ランチミーティング」の勧め   先の章では、いわゆる通常の形態の会議について、作者は  メスを入れたが、更に作者的に付加価値の高い会議形態と  して推奨されているのが、本章で取り上げられているランチ  ミーティングである。   そのメリットは、    ・会議室から出ることでもたらされる開放感によ . . . 本文を読む
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2009年 論点 日本への提言  内なる原理を磨こう

2009-01-21 22:22:46 | 活字の海(新聞記事編)
毎日新聞 2009年1月9日(金) 朝刊 18面 オピニオン欄より コラムニスト:茂木健一郎(脳科学者) サブタイトル:人間の脳は激動の時代乗り越える力持つ         他者と行き交う中で地道な自己省察を 脳科学者の氏らしく、冒頭から神経細胞(ニューロン)がシナプスを 形成していく過程は、永遠に完成系のない「オープン・エンド」な ものであり、それがゆえ、人の脳は無限の可能性を持っている、 . . . 本文を読む
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部下は育てるな!取り替えろ!!(その10)

2009-01-20 22:34:41 | 活字の海(読了編)
著者:長野慶太 光文社 2007年9月30日初版 952円+税 その13 「ヘタクソな会議」を今すぐヤメさせろ!   会議の運営基準については、色々な手法や実施基準が、それこそ  会社の数ほど、いやローカルルールも入れればそれ以上に存在している  ことだろう。   その中で、自社の会議形態が、少なくとも自分達にとってはベストだ、  と言い切れる会社は、どれほど存在しているのだろうか? . . . 本文を読む
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