8月4日に申請した社宅の利用許可が、漸く26日に下りました。
お盆が入ってるからって、待たせすぎ!
と怒りたいところですが、もう今の通勤時間から逃れられるならばと
昨日、いそいそと見に行きました。
う~ん。
無駄に、無駄に広いぞ、3DK(笑)。
利用するところなんて、ほんとに限られるだろうになあ。
ともあれ、同じ社宅にやはり単身で入っている職場の仲間に掃除機や
雑巾とかを借りて、一しきりお掃 . . . 本文を読む
日本の死刑に関する密室性については、正にその通りである。
では、講師の方の話の通りに死刑へ市民が参加する形を取ることにより、
本当に死刑制度への造詣が深まり、その結果、死刑というシステムを
見直すべし、という機運が高まるのであろうか?
これについては、僕は正直懐疑的である。
そもそも、経験主義というスタンスそのものに、僕は懐疑的なのだ。
直接民主主義の時代ならいざ知らず、これだけ社会が複雑系 . . . 本文を読む
今週、高野山で行われた人権セミナー。
このセミナーは、今年で第39回を迎える歴史あるものであり、参加者も
今年は2000人に及ぶ、と言う。
(スタッフを入れると、更に数百人が+される)
このセミナーの特徴として、三日間の中でセミナープログラムが1~4本
同時進行で実施され、参加者は自由に自分が聴講したいセミナーを選んで
参加できる、という大学の授業形式を採用していることが挙げられる。
どのセミ . . . 本文を読む
毎日新聞 8月15日(金)夕刊 11面 文化・芸能より 記:中村 一成
本の装丁という仕事は、酷く不遇なように僕には思える。
まず、それが無くては本が本の体を成さないという重要な意味を持ちながら、
脚光を浴びることはまず無い。
著者以外で、本に関わる職業で脚光を浴びるとすれば、精々が編集者位な
ものである。
その他、校正やカメラ、印刷、流通、小売等々、並べ挙げていくと、数え
切れないほどの . . . 本文を読む
昨日から三日間の研修で、高野山にきています。
宿坊に泊まるのは、小学校の林間学校以来です(笑)。
標高が千メートルを越えているだけあって、日中でも涼しいを通り越して肌寒いくらいです。
ただ、高野山独特の、凛、とした空気の清浄感は、何時来ても気持ちが良いものです。
昨晩からの雨もあり、今日は朝から霧も出て、一層幻想的な雰囲気が良く出ていました。
また、好い写真が撮れればUPしますね . . . 本文を読む
著者 ジャン・クリスチャン・プティフィス(中央公論新社 各3990円)
評者 鹿島 茂
副題: 知られざる「最も優れた敗者」の素顔
何はともあれ、我が敬愛するルイ16世なのである。
その彼を、真正面から取り上げた評伝というのだから、大いに期待したい
ところなのである。
それにしても不思議なのは、この書評の評者である鹿島氏である。
博覧強記を持って鳴る稀代の書評家にして共立女子大学文学部教授 . . . 本文を読む
宮崎駿監督 スタジオジブリ作品 2008 東宝系
(前述したように、本コラムはネタバレ注意!です)
そして、宗介である。
上述したとおり、宗介にはポニョが人間になれるかどうかの天秤としての
大きな役割が割り振られる。
宗介がポニョを受け入れられなければ、ポニョは泡沫となって消えてしまう
のだから。
が、ポニョの父フジモトの苦悩が滑稽なほど、このことは全く問題としては
観る者に認知 . . . 本文を読む
宮崎駿監督 スタジオジブリ作品 2008 東宝系
(前述したように、本コラムはネタバレ注意!です)
ここから僕の混迷が、更に始まる。
ポニョが魔法で人間化して宗介のところにいったことを知った父フジモトは、
(彼は元人間で、人間に嫌気が差した挙句、どうにかして海に生きる仙人の
ような存在になった、という設定のようである。
彼の妻(=ポニョの母親。グランマンマーレという、凄い名前らし . . . 本文を読む
宮崎駿監督 スタジオジブリ作品 2008 東宝系
(前述したように、本コラムはネタバレ注意!です)
僕が、この作品に感じた違和感の理由。
それは…。
登場人物の行動に、今一思い入れが出来ないのである。
例えば、ポニョ。
彼女は、深海の家からふらりと散歩に出た海辺で、人間の男の子(宗介)と
出会う。
ひょんなことから、ガラス瓶に首を突っ込んで抜き差しならなくなっていた
ポニョを宗介が救 . . . 本文を読む
宮崎駿監督 スタジオジブリ作品 2008 東宝系
♪ポ~ニョポニョポニョさかなのこっ! あおいうみからっ、やぁってきた~
この軽快なフレーズが、妙に耳について離れない(笑)。
そのメロディに導かれるように、東宝グループの毎月14日は映画千円デーを
利用して、観にいくことに。
思えば、映画館で映画を観るなんて、何時以来だろう?
最後に観たのは…、あ、「千と千尋の神隠し」だったりする(笑)。 . . . 本文を読む