活字の海で、アップップ

目の前を通り過ぎる膨大な量の活字の中から、心に引っかかった言葉をチョイス。
その他、音楽編、自然編も有り。

高村薫さんと考える with 藤原健・編集局長 (その5)

2007-12-31 12:03:32 | 活字の海(新聞記事編)
さて、ようやくこのシリーズも、今年に有ってよかったこと編へ。 ⑥ コウノトリの復活 日本産の固体種としてのコウノトリが絶滅して、既に久しい(1986年)。 ただそれは、人口飼育下での種の終焉であり、かつて自然の中で悠々と日本の空を 舞っていたコウノトリの姿が見れなくなったのは、更に10年以上も遡る。 かつては日本の原風景として、当たり前に見ることの出来たコウノトリの姿。 今回改めて少しネッ . . . 本文を読む
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ここしばらく・・・

2007-12-29 15:59:50 | Weblog
怒涛のような仕事の海と、その合間を縫うように開催された忘年会の海に 飲み込まれ、まともにブログを更新できていませんでした。 ようやく昨日仕事納めがあって、最後の打ち上げもあり(実はぜんぜん納まって いない案件も多々あるのだが…)、加えて先ほど年賀状もすべて書き終わることが 出来ました。 今日はこれから年内最後の忘年会に出席してくるので、明日からは少しゆっくり 時間が取れる見込みです。 #う、 . . . 本文を読む
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議論の本位を定る事  芹沢 一也

2007-12-20 02:38:59 | 活字の海(新聞記事編)
毎日新聞 12月18日(火)夕刊 7面 文化 ダブルクリックより 今回のコラムで、芹沢氏は福沢諭吉の言葉を取上げている。 それがタイトルにも採用した、「議論の本位を定る事」である。 福沢翁が、その著書『文明論之概略』の第1章に掲げたテーゼである。 氏は、これをもって、日本人には稀有なメンタリティであり、 陳腐な相対主義と思われようが、こうした視点から物事を、 あるいは何らかの主義主張を杓子 . . . 本文を読む
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誰かが眠っている  ~経済観測

2007-12-19 00:10:51 | 活字の海(新聞記事編)
毎日新聞 12月19日(火)朝刊 9面 経済観測より 文:三連星 久しぶりに、訳の分からない文章を新聞で読まされた。 というのが、正直な所感である。 三連星氏のこのコラム。 まずは野菜の産地直送品から導入部は始まる。 産地直送品とあると、中間マージンはかかっていない。天然物っぽいイメージが ある等の理由で、つい手を伸ばしたくなる。 がしかし、実際に値段を比べてみると、スーパーやコンビニ(!) . . . 本文を読む
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高村薫さんと考える with 藤原健・編集局長 (その4)

2007-12-18 02:33:16 | 活字の海(新聞記事編)
ここで、本来自分が付与した項番に戻って、 ⑤ 格差社会のますますの助長 について。 米国のサブプライムローンの影響が、地方や低所得者層を中心に立ちゆかなくなる 事態をもたらしている。とする高村氏の論調は、本当に正しいのだろうか? サブプライムローンによる低所得者層への貸付増大、ならびにその崩壊は、 ちょうどバブル終了後の日本の姿(公庫融資のゆとり返済のステップアップに 耐え切れず、自己破産者が . . . 本文を読む
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高村薫さんと考える with 藤原健・編集局長 (その3)

2007-12-17 00:01:43 | 活字の海(新聞記事編)
第九一辺倒なので、本来の活字コラムが停滞しまくり。 これではいかんだろうと、少し復活。 #作家でもない素人なので、本当は第九を書いている間はそれだけに没頭した方が  いいとも思えるのだが、このままだと羊頭狗肉と言われても仕方ないからなあ。 気を取り直して、まずは(その2)までで更新が止まっていた記事への論評の 続きを。 この高村薫氏の記事は、ちなみに毎日新聞のHPでも見ることが出来る。 興味 . . . 本文を読む
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12月2日 一万人の第九 本番!!(その7)

2007-12-16 20:59:10 | 一万人の第九(音楽の海)
二重フーガは、当日のゲネプロでも総監督に「完璧です!」とほめられたところである。 #もっとも、その後即座に清原先生から「少し直しま~す。」と、  補講が入ってしまったが… まず、アルトが人々への問いかけを、 それを追いかけてソプラノが神への讃歌を始める。 少しおいて、次はテノールとバスが、先ほどのアルト/ソプラノの後を それぞれ継いで、追いかけっこを始める。 もうここからは目くるめく音の噴水で . . . 本文を読む
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12月2日 一万人の第九 本番!!(その6)

2007-12-15 23:53:41 | 一万人の第九(音楽の海)
ここで総監督は、再び身を翻して、オケと我らの前に立つ。 先ほどホール内が一体となって神への讃歌を高らかに歌い上げたその後は、 視線を地上に戻して、この世に生きとし生ける人々への語りかけが、 トロンボーンの重層な響きに導かれるように始まる。 Seid umschlungen, Millionen! Diesen Kuß der ganzen Welt! ♪我が抱擁を受けよ、生きとし生ける全ての . . . 本文を読む
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12月2日 一万人の第九 本番!!(その5)

2007-12-14 20:49:26 | 一万人の第九(音楽の海)
昨日は東京出張だったので、投稿が遅れてしまいました。 一応書き溜めておいたので、宿泊先のホテルから携帯でログインしてUPしようと したんだけれど、方法が分からず挫折… 気を取り直して、以下より続けます。 ------------------>8 cut here 8 . . . 本文を読む
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12月2日 一万人の第九 本番!!(その4)

2007-12-13 00:04:17 | 一万人の第九(音楽の海)
前回で書き漏らした話をひとつ。 やはり、でも悔しい!と思ったことが、vor Gott. であった。 佐渡練でも、今回は25周年なので25秒はいくぞ~との宣言があった。 リハーサルでもゲネプロでも、25秒かどうかは不明だが、引っ張られた。 その度に頑張って声を振り絞ったが、いつも途中でカンニングブレスを余儀なく されていた。 本番こそは!と心に誓って臨んだが、goooooooooo oooo . . . 本文を読む
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