活字の海で、アップップ

目の前を通り過ぎる膨大な量の活字の中から、心に引っかかった言葉をチョイス。
その他、音楽編、自然編も有り。

ルパンの住処へ

2009-06-30 00:06:50 | 活字の海(新聞記事編)
文:ペリー荻野  SIGNATURE 2009年6月号 「奇巌城」 この言葉の持つ何ともいえない響きに胸をときめかせたのは、 何時の頃だったろう? 恐らくは、小学校の4年か、5年。 確か、ポプラ社の児童向けシリーズでだったと思ったのだが、 丹念にルパンに関するデータを集められている徹夜城さんの ページの表紙絵を見ていると、どうも記憶が呼び起こされない。 ただ、年頃からして、ジュブナイル版だ . . . 本文を読む
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遠い目をして食べるカツ丼を味わえ!(大阪日本橋 こけし)

2009-06-29 00:07:26 | 胃袋の海
食べ物のお店選びについては、別に保守的な方ではない。 その手のコラムやネットの情報を鵜の目鷹の目で集めて、 日夜新規店舗の開拓に勤しむ程ではないが、時折目にする 「これは!?」と思ったお店の情報があると、いそいそと 出向いて自分の耳目(この場合舌目かな?)で味わって みるのも好きである。 それでも。 時折、無性に回帰して食べたくなる、まるでホワイトホースの ような味(※)というものが僕の中には . . . 本文を読む
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ターミネーター

2009-06-28 00:00:27 | 映像の海
監督:ジェームズ・キャメロン  主演:アーノルド・シュワルツェネッガー (※ その他、詳細データはWikiを参照のこと) ※ このコラムは、ネタバレ注意です。 T4の新聞広告等を目にするようになった所為か、久しぶりに 元祖を観たくなった。 といっても、なかなか2時間弱の時間を確保するのも大変で、 ようやく昨日の夜に、観ることができた。 もう何年ぶりかで観たが、やはりいいなあ。 この作 . . . 本文を読む
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人類の月面着陸は無かったろう論

2009-06-27 00:01:15 | 活字の海(読了編)
著者:副島隆彦 徳間書店刊 1600円(税別) 初版刊行:2004年6月30日(入手版も同じ) 帯コピー:私たちは35年間もアメリカに騙され続けてきた      歴史を捏造する途轍もない巨大な権力犯罪を暴く 先般打ち上げられたNASAの月観測衛星「LRO」が、 無事に月周回軌道に到達したとのニュースが流れてきた。 「LRO」とは、月観測衛星「Lunar Reconnaissance Or . . . 本文を読む
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稲作漁撈文明--長江文明から弥生文化へ

2009-06-26 00:06:45 | 活字の海(書評の書評編)
著者:安田喜憲  (雄山閣・5040円) 評者:養老孟司 ※ この書評の原文は、こちらで読めます。 ロジカルシンキングが苦手でもある。 感性と感覚で生きる文系 and O型人間である僕にとって、 物事の判断基準は勢いと好みであり、なるようになる。ならない ときはごめんなさいが、座右の銘である。 #と、えらそうに言う話では、勿論無いのだが。 それでも、多少はそうした本も読み込 . . . 本文を読む
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この国はどこへ行こうとしているのか ’09シリーズ危機

2009-06-25 00:07:55 | 活字の海(新聞記事編)
2009年6月8日(月) 毎日新聞 夕刊 6面 夕刊ワイドより 「探りたい」 農業(下) インタビュイー:内山節(哲学者)  記者:根本太一  サブタイトル:「100年後に投資しよう」 先般、改正農地法が可決された。 驚くほどメディアは沈黙を守っているかに見えるが、この法案が 目指す日本の農業とは、どういうものなのだろう? 詳しくは、リンク先の記事をご確認していただければと思うが、 簡単に . . . 本文を読む
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新・世界の七不思議

2009-06-24 00:03:52 | 活字の海(読了編)
著者:鯨 統一郎  創元推理文庫刊 700円+税 2005年2月25日 初版刊行 (入手版も同じ) シリーズの前作である「邪馬台国はどこですか」を読み終え、 書評を書いているときに発見したのが、続編に当たる本作品。 おお!とばかりに注文し、先ほど読了。 而して、その評価は…。 う~ん。 と、唸ってしまうのである。 今回取り上げられたのは、標題にもあるとおり次の七つの謎。 ・アトラン . . . 本文を読む
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アスペルガーに生まれて~ 苦闘する子どもたちの世界

2009-06-23 00:06:41 | 映像の海
2009年5月31日 AM1時30分~ 朝日放送 ディレクター:西村美智子 ※ この番組の紹介記事は、こちらで読めます。 アスペルガー症候群。 主に、相手の立場になる、あるいは思いやるといった、他者との コミュニケーションに齟齬をきたす症状が特徴であるこの病。 最近でこそ、書店でも関連書籍を相当目にするようになって きたけれど、まだまだ一般での認知度は低いのではなかろうか? 僕の . . . 本文を読む
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Breguet  マリー・アントワネットも虜にした、その栄光

2009-06-22 00:08:17 | 活字の海(新聞記事編)
文:渋谷康人  SIGNATURE 2009年6月号 ああ。 また、やってしまった…。 この記事を読んだときの、正直な感想である。 この記事に取り上げられていた「マリー・アントワネットへの オマージュ展」。 銀座7丁目にあるブルゲ ブティック銀座が入居する、 ニコラス・G・ハイエックセンターにて、今年の5月16日から 31日までの、約2週間限定で催されていたこの展示会に。 行きそびれてし . . . 本文を読む
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新幹線ガール

2009-06-21 00:14:11 | 活字の海(読了編)
著者:徳渕真利子 メディアファクトリー刊 952円(税別) 初版刊行 : 2007年3月6日 入手版  : 2007年3月28日(第2刷) 表帯コピー : 22歳、職場のトップに!! 裏帯コピー : 新幹線が好き、          人に喜んでもらうのは、もっと好き この本を読み終えた今、僕はとても反省をしている。 何についてかといえば、先日書いた書評(リッツ・カールトン 20の秘密(ミステ . . . 本文を読む
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