活字の海で、アップップ

目の前を通り過ぎる膨大な量の活字の中から、心に引っかかった言葉をチョイス。
その他、音楽編、自然編も有り。

白昼夢から覚める  Art Edge

2008-12-31 23:59:56 | 活字の海(新聞記事編)
毎日新聞 2008年11月25日(火) 夕刊 7面 文化欄より 筆者:田川とも子(京都造形芸大講師) 国立西洋美術館で開催していた「ヴィルヘルム・ハンマースホイ展」を、 氏が観にいったときの所感である。 ヴィルヘルム・ハンマースホイは、19世紀のデンマークの人。 その作品は、17世紀のフィメール等の影響を色濃く残す、柔らかな タッチを主体とした画風である。 が、しかし。 そこに描き出され . . . 本文を読む
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「エルマガ」休刊  関西eye

2008-12-27 02:56:33 | 活字の海(新聞記事編)
毎日新聞 2008年12月25日(木) 夕刊 7面 文化・芸能欄より 筆者:手塚さや香(毎日新聞記者) サブタイトル:関西文化’08④ 不況とネットに負け 最初に思った感想は、「意外にもったな…」というものだった。 僕が学生の頃、情報誌といえばLマガジンだった。 プレイガイドジャーナルも有ったが、僕はエルマガ派だった。 #どういう拘りがあったのかは、もうよく覚えていないが。 その月のLマ . . . 本文を読む
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一万人の第九 ’08  本番!(第12回)

2008-12-26 02:27:38 | 一万人の第九(音楽の海)
ドーパミンが欠乏し、ニューロン接続がぶつ切れになったまま、 歌詞を追う状態が続いていく。 この状態で飛び込んだ二重フーガは、失敗こそしなかったが、 テンションという意味では最悪だった。 こんなに自分は逆境に弱いのか?!と情け無い思いに浸りつつも、 何とかフーガを乗り切ったことで、少しテンションが戻ってくる。 アテンション!集中!と呪文のように念じながら、総監督のタクトを 見つめ続ける。 後 . . . 本文を読む
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一万人の第九 ’08  本番!(第11回)

2008-12-25 02:00:56 | 一万人の第九(音楽の海)
出だしは、まずまず。 思いっきり、出遅れもせず、おずおずとでもなく、声を高く送り出す ことが出来た! 続いて、Dのパート。ここも問題無し。いい感じである。 これまで1時間待った、いや、夏から半年間、この時を待っていたのだ。 気合が入らなくてどうする? #ちなみに(お前のルポは、「ちなみに」が多すぎる!とよく知人に  怒られる(笑))、僕が大好きな武内陶子さんに友人を通じて  書いていただいた色 . . . 本文を読む
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一万人の第九 ’08  本番!(第10回)

2008-12-24 01:14:41 | 一万人の第九(音楽の海)
またまたここで、話は脱線するが…。 昨日紹介した、ティンパニ奏者のミヒャエル君であるが、wph1842さんの HP「フォルカーの部屋」によると、彼は三人兄弟で、そのいずれもが 音楽家なのだそうな。 ちなみに、その構成はというと…  長兄:ミヒャエル(打楽器奏者)ウィーン交響楽団  次兄:ヴォルフガング(ホルン奏者)ウィーンフィルハーモニー管弦楽団  末弟:シュテファン(ピアニスト/指揮者) . . . 本文を読む
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一万人の第九 ’08  本番!(第9回)

2008-12-23 01:30:56 | 一万人の第九(音楽の海)
そうして始まった第九は、佐渡のタクトに合わせてゆるゆるとその旋律を 練り上げていく。 第一楽章から第二楽章、そして第三楽章へと、途中の再チューニングの 僅かな合間を挟んで約1時間もの間繰り広げられる音の饗宴。 毎年、その間は安らかな世界へと召されてしまうのだが、今年は第九を 堪能することが出来た。 #いや、その、少しは召されてしまったけどさ(笑)。 ここで、少し気になったことが。 最前列に . . . 本文を読む
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一万人の第九 ’08  本番!(第8回)

2008-12-22 01:19:04 | 一万人の第九(音楽の海)
本番レポに入る前に、又もや少し脱線。 今まで万九って、観客としては参加したことが無かったのだけれど、 コジローさんが書かれているCHICOCO CAFEというブログで、 当日券を求められて観にこられた際の日記を拝読した。 う~ん。万九のチケットって、いつも即座に売り切れるので入手困難という 話はよく聞くけれど、当日券の入手もこんなに大変なんだ!とびっくり。 まあ座席の移動があるので、何がしかの . . . 本文を読む
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一万人の第九 ’08  本番!(第7回)

2008-12-21 00:25:33 | 一万人の第九(音楽の海)
本番では、やっとオープニング映像を最初から観ることが出来た。 リハ時に感じたナレーションの違和感については、残念ながら変わらず。 少しは耳が慣れるか?とも思ったけれど。 #まぁ、初聴時よりもましにはなったけれどね。 そして、四人のソリストによる「歌のある星へ」のメドレー。 やはり、すぐ傍で観る&聴くキュウちゃんのバリトンには感動。 それにしても、リュートってきれいな音だよなあ。 そもそも僕は . . . 本文を読む
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一万人の第九 ’08  本番!(第6回)

2008-12-20 01:05:57 | 一万人の第九(音楽の海)
余話として。 万九仲間の南八尾電車区さんのブログによると…。 年末以降に申込者に順次発送される万九のDVDであるが、なんと。 第一部は全く収録されていないらしい。 (=第二部の第九と蛍の光のみ) 著作権の関係が有るのは分かるが、折角の二部構成なのである。 通してもう一度追体験したい!という人が多い。というか、DVDを 購入までする方は、皆そう考えていると思う。 もう少し、何とかならないものな . . . 本文を読む
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一万人の第九 ’08  本番!(第5回)

2008-12-19 00:15:21 | 一万人の第九(音楽の海)
第一部リハーサルの続きを書く前に、少し入手した情報を披露。 あの第一部冒頭のナレーションに使われた詩は、ソプラノ歌手である 深川和美さんのHPによると、ずばり「歌のある星へ」というタイトルで、 KKT熊本県民テレビのアナウンサーである村上美香さんによるものらしい。 実際にナレーションを当てた方は、残念ながら不明。 先にも書いたが、男女の声がユニゾンになってからはいい感じで聞けて いたので、惜し . . . 本文を読む
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