活字の海で、アップップ

目の前を通り過ぎる膨大な量の活字の中から、心に引っかかった言葉をチョイス。
その他、音楽編、自然編も有り。

実測!ニッポンの地域力

2008-01-31 21:56:08 | 活字の海(読了編)
著者 藻谷浩介  日本経済新聞出版社 2007年刊 やっと、この本の読後感想をUPすることが出来る。 昨年11月27日に、書評を見て面白そうだと取り上げてから、早くも2ヶ月が 経ってしまったではないか。 そして、おお。もう1月はお役目御免と寛ぎモードに入ってコタツへ篭ろうとして おり、すぐそこの扉の向こうには2月が気ぜわしく出番を待ちかねているではないか。 かくして一年は、また知らぬ間に年輪 . . . 本文を読む
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14年目  たかとう匡子

2008-01-30 12:11:25 | Weblog
毎日新聞 1月25日(金)夕刊 8面 文化欄「風の響き」より  たかとう氏による、あの大震災の14年目を振り返ってのコラム。 氏は、神戸在住で、あの日、あの時、あの震災を正に我が身で体感した。 このとき受けたショックを、氏は「町や家や道路が壊されたと同じように 私の言葉も壊された」と表現している。 このことがどういったことを意味するのか、端的に言えば、あの時感じたことの 内的現実を表現する言 . . . 本文を読む
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野坂昭如の「七転び八起き」 連載第21回 春の雪

2008-01-29 16:06:34 | 活字の海(新聞記事編)
毎日新聞 1月28日(月)朝刊 18面 くらしナビより 企画・構成 信原彰夫 副題:挫折多き 手習い人生 ようやく熱が下がってきた。 咳はまだ完全に止んだ訳ではないが、あの喉の水分が一滴残らず搾り取られたような 痛みはようやく治まってきた。 だがまだまとまった思考が出来る状態には程遠い。 こうしてPCの前に向き合うのも、すぐにドライアイ効果(こういうのにも『効果』 ってつけるのだろうか?)で眼 . . . 本文を読む
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えらい風邪を引き込んでしまいました…

2008-01-28 17:45:09 | Weblog
先週木曜辺りから、なんだか様子はおかしかった。 少し、ほんの少しだけど、かすかな不調の兆しが体の奥底から発信されてくる。 そんな感じがしていた。 そんな中、東京へ日帰り出張。 返ってきた関西空港では、1時間に1本のリムジンバスにタッチの差で乗り遅れ、 ビールでもって「喉の菌をアルコール消毒だ~」と言える元気は、まだあった。 金曜日。 この日は会社でひたすらお仕事。 翌日から、担当メンバーによる . . . 本文を読む
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真の責任の回復 ~経済観測

2008-01-25 02:45:28 | 活字の海(新聞記事編)
毎日新聞 1月24日(木)朝刊 9面 経済観測より 文:猷 昨今の経済紙面は、いや一面トップは、サブプライム問題一色になっている きらいがある。 そもそもの発端を生んだアメリカが、ようやく重い腰を上げて、減税施策等を 打ち出したこともあり、日経平均もやや持ち直した傾向であるが、それまでの 下げ幅が大きかったこともあり、この先どのような推移を示すのかは予断を 許さない状況である。 #なぜか、の . . . 本文を読む
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マイスターの仕事  Art Edge 田川とも子

2008-01-24 00:38:00 | 活字の海(新聞記事編)
毎日新聞 1月22日(火)夕刊 8面 文化欄より 記:京都造形芸大講師 田川とも子氏 本屋さんという職業に、憧れを持っていた。 活字に日がな一日囲まれて過ごす日々。 それが古本屋さんであれば、なおのこと。 インクと、すえた埃の匂いもご愛嬌。 お気に入りの本が売れると嬉しい反面、寂しくなる。 勿論、現実は遥かに散文的だ。 入荷と返本に追われる毎日。 少しでも売れ筋の本を仕入れたくても、なかなか . . . 本文を読む
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ショック! 銀座ライオンのビール注ぎ名人 海老原さん引退

2008-01-22 12:41:30 | Weblog
昨日の出張の折、時間調整で入った羽田空港のラウンジにあった朝日新聞を読んで… 以前、このブログでも取り上げた、銀座ライオン・銀座七丁目店に勤めるビール注ぎ 名人の海老原さんが、15日付けで定年退職されたとの記事があり、びっくり! 以前の毎日新聞の記事(昨年11月)には、そんな話全く無かったのになあ。 実は、名人のビールをどうしても飲みたくて、先月に一度出張の合間を縫って、 お店に行ったのであ . . . 本文を読む
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好きなもの  林真理子

2008-01-20 23:25:38 | 活字の海(新聞記事編)
毎日新聞 1月20日(日)朝刊 11面 今週の本棚「好きなもの」より 言わずと知れた作家 林真理子氏の、新幹線の中で過ごす時間についてのコラム。 新幹線に限らず、乗り物での移動時間というものは非常に多様な側面を持つ。 ある人には居酒屋と化し、またある人にはベッドと化す。 そして活字フリークには、この上ない読書空間を提供してくれる。 知り合いと新幹線に乗ったりすると、会話を楽しむ余裕があるとき . . . 本文を読む
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発信箱  確かな記憶  磯崎 由美(生活報道センター)

2008-01-18 05:39:50 | 活字の海(新聞記事編)
毎日新聞 1月16日(水)朝刊 2面 総合「発信箱」より 記:磯崎 由美 アンチエイジング、という言葉がある。 生きている限り、人は、いや全ての生物は、必ず日々成長し、日々老いていく。 それは、生長という行為が、ある段階から劣化コピーとなることから不可避な プロセスであり、種の健全な存続のために自ら規定した、一種のアポトーシス でもある。 なのに、人はなぜ、年をとることに対して拒否反応を示す . . . 本文を読む
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水脈  負の遺産と中韓観光 

2008-01-16 00:00:29 | 活字の海(新聞記事編)
毎日新聞 1月15日(火)夕刊 9面 文化より 記:苅部 直 毎日新聞の夕刊 火曜日の文化版に毎週連載されていた、芹沢氏のコラム (ダブルクリック)が終了してしまっていた。 毎週楽しみにしていただけに、残念である。 #ちなみに、今週から?作家の川上未映子さんがダブルクリック欄を執筆している。 今週の「水脈」のコラムの執筆者である苅部氏は東京大学教授で、日本政治思想史が ご専門の方とのことで . . . 本文を読む
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