活字の海で、アップップ

目の前を通り過ぎる膨大な量の活字の中から、心に引っかかった言葉をチョイス。
その他、音楽編、自然編も有り。

東本昌平 RIDE18

2009-05-04 23:10:37 | 活字の海(仕込み編)
モーターマガジン社刊 定価750円(税込み) 雑誌サブタイトル:バイクに乗り続けることを誇りに思う 今号タイトル:飾りものではない。疾走(はし)るものだ。 世はなべてゴールデンウィーク。 我が家もご他聞に漏れず、その仲間入り。 家族で、実家の近くの美味しいと評判の中華料理の店へ。 駐車場が無いために、車は近所の大型書店の駐車場へ。 食事が終わった後、ただ止めているのも悪いからという 理由で . . . 本文を読む
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一文無しが贋札造って捕まって

2009-04-28 04:01:18 | 活字の海(仕込み編)
著者:坂野 昭彦 幻冬舎刊 ¥ 1,470 本書、読むことはおろか、書評すら未読である。 新聞の広告で、その存在を知っただけなのだが、その強烈な標題の インパクトに、思わず取り上げてしまった。 贋札造りは、勿論犯罪である。 通貨や貨幣の流通量が、政府のコントロールを逸脱するということは、 経済の根幹を揺るがす問題であるがゆえに、贋札造りはどこの国でも 重罪として処分される。 ただ、れっ . . . 本文を読む
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四十七番目の男(上・下)

2009-04-14 00:42:43 | 活字の海(仕込み編)
著者:スティーブン・ハンター 扶桑社ミステリー(2008/6/28) 訳者:公手 成幸  価格:819円(税抜き) ※上下巻とも。 初めて、スワガー・サーガに触れたのは、何時のことだったろう? このシリーズのうち、日本で最初に出版された「極大射程」は 1998年の刊行となっている。 自分の記憶の中にダイブして見ると、確かこの本は海浜幕張の イトーヨーカ堂に入っているくまざわ書店幕張店で購入し . . . 本文を読む
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彷徨える艦隊  旗艦ドーントレス

2009-04-04 05:09:35 | 活字の海(仕込み編)
著者:ジャック・キャンベル 出版社:早川書房(SF1686) 訳者:月岡小穂(さほ) 解説:鷹見一幸(作家) SFなのである。 艦隊ものなのである。 この二つの要素が結実しただけで、もう僕にとってはレジにGO! なのである。 解説でも語られているが、この世界には偉大なる先達が数多くいる。 中でも、海洋小説ではホーンブロワー、SFではシーフォートの 各シリーズが、僕にとってはMy Favo . . . 本文を読む
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世界の日本人ジョーク集

2008-03-19 01:20:25 | 活字の海(仕込み編)
早坂隆著 中公新書ラクレ 2006年 760円(税別) 以前、本書が発売されたときに、羽田空港にある書店の店頭に平積みされて いたのを覚えている。 手に取り、ぱらぱらと眺めて面白いな、とは思ったが、ネットでも同種の奴は あるのでは、と思い、そのときは購入しなかった。 なお、帰宅後に検索すると、案の定ネットでのジョーク集も存在しており、 これがなかなかに面白かった。 で、本書は敢えて買うまで . . . 本文を読む
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『骨の城』

2008-03-10 23:40:37 | 活字の海(仕込み編)
アーロン・エルキンズ著 早川文庫 嵯峨静江訳 2008年 820円+税 今月は、うれしい悲鳴なのである。 スコット・スミスに続いて、スケルトン探偵シリーズの新刊も出版されたのである。 このシリーズ、前々作の『骨の島』から、同じ早川書房の中でも、ハヤカワ・ ミステリアス・プレスから、ハヤカワ文庫HMシリーズに鞍替えした。 #というか、ミステリアス・プレスは廃刊となり、ハヤカワ文庫に集約されたらし . . . 本文を読む
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『ルインズ 廃墟の奥へ』 (上・下) 

2008-03-09 22:26:35 | 活字の海(仕込み編)
スコット・スミス著 扶桑社ミステリー 近藤純夫訳 2008年                             上下ともに770円 出た! とうとう出た! あの名作『シンプル・プラン』から14年。 なぜかず~~~っ~~~~っ~~~~っ~~~~と沈黙を守っていた、超寡作作家。 スコット・スミスの長編第二段である。 しかも今度は上下二冊組なのである。 その分たっぷりと、スミスワールドに侵され . . . 本文を読む
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ルイ16世幽囚記

2008-02-22 02:33:07 | 活字の海(仕込み編)
クレリー他著  ジャック・ブロス編 福武書店 1989年 1400円 マリー・アントワネットの旅行鞄のコラムを書いてから、フランス革命前後の 状況について、もっと詳細に知りたくなって、書物を漁っている。 そんな中、入手したうちの一冊がこれ。 この本は、以下の三部構成となっている。 すなわち、表題ともなったタンプル塔に囚われたルイ16世とその家族 (勿論アントワネットと子供たちである)に従僕 . . . 本文を読む
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日本史大論戦 その「一言」で歴史が動いた 歴史の謎研究会編 青春文庫

2007-11-16 02:37:29 | 活字の海(仕込み編)
歴史の転機には、様々な事象がある。 人と人との出会い。 戦争。 暗殺。 発明。 発見。 etc。。。 そんな中、論戦にフォーカスを当てて、どのような言葉が歴史の方向を 定めるトリガーとなったのかを紹介したのが本書である。 この「論戦」という観点が、まず気に入った。 口八丁手八丁のディベートから真摯な説得、又は恫喝まで、 色々なシチュエーションが取り上げられている。 例えば、第1章では「 . . . 本文を読む
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国家情報戦略

2007-11-01 03:42:27 | 活字の海(仕込み編)
著者 佐藤 優/高 永  講談社+α新書 JR天満駅傍の古本屋で購入。 佐藤 優氏は、今更紹介の必要もないであろう。 と、偉そうに言いながら、実は僕は氏の書を手にしたことは、 これが初めてである。 本書を手に取ったきっかけは、やはりタイトルである。 戦後日本は、経済成長とは裏腹に、政治外交面では著しくレベルの低下を してしまったと、僕は思っている。 直近の20年。 外交で日本がポイント . . . 本文を読む
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