著者:桐山 秀樹 , 吉村 祐美 (共著) 生活人新書刊 定価:
初版刊行:2003年12月8日(入手版も同じ)
■ルイ・エクトール・ベルリオーズ(1803~69)
-永遠の恋人に捧げる失意の「幻想交響曲」(桐山秀樹著)
誰にでも。
心の中に、忘れられない人影の一人や二人はあるだろう。
それが、同性か異性かを問わず。
自分の心身を育んでいく上で、影響を受けた人々。
それが。
リスペ . . . 本文を読む
著者:桐山 秀樹 , 吉村 祐美 (共著) 生活人新書刊 定価:
初版刊行:2003年12月8日(入手版も同じ)
物事の楽しみ方には、大きく二種類あると思う。
一つは、先入観を廃して、自分の感覚を鋭敏に研ぎ澄まして対象と
対峙していくやり方。
そして。
もう一つは、周辺の状況も極力収集し、関心を対象そのものから
対象が生み出された状況や時代背景にまで広げて、包含的に把握・
理解し、対象に . . . 本文を読む
著者:三浦しをん 筑摩書房刊 定価:1500円(税別)
帯コピー:川田幸代。29歳。会社員。腐女子(自称したことはない)。
社の秘められた過去に挑む!
裏帯コピー:本間課長は言った。
「社史編纂室でも、同人誌を作ろう!」
その真意はいかに?風雲急を告げる社史編纂室。
恋の行方と友情の行方は、五里霧中。
さらには、コミケで人気の幸代の小説も、混 . . . 本文を読む
著者:吉村昭 新潮文庫刊 定価:740円(税込み)
初版刊行 :昭和55年11月25日
15刷改版:平成元年9月15日
43刷 :平成18年8月20日(入手版)
ダイビング業界の端っこにいるものとして。
海にまつわる本は、基本的にみな好きである。
そんな中でも。
特異な位置を占めるジャンル。
それが、”漂流もの”である。
そこには、
極限状態の中、人という存在が徹底的に濃縮されて描かれ . . . 本文を読む
著者:吉村昭 新潮文庫刊
初版刊行:昭和61年12月20日
49刷刊:平成21年 6月 5日(入手版)
前編では。
本書の主人公である、佐久間清太郎の人生を眺めることで。
人が、その人の一度きりの人生を生きるということが、どのような
意味を持つものなのか、ということを考えさせられる書である、
という、いわば本書の縦軸に関する感想を述べた。
この、後編では。
第二次世界大戦をはさんだ、日本の . . . 本文を読む
著者:吉村昭 新潮文庫刊
初版刊行:昭和61年12月20日
49刷刊:平成21年 6月 5日(入手版)
寂寥たる、光景だ。
雪に覆われた、凍てつく大地。
その中を、まっすぐに伸びる軌条。
夕焼けが、その全てを朱に染め上げている。
まるで。
そこでは。
光さえもが、一切の温もりを拒絶しているようだ。
この小説の主人公である、佐久間清太郎も。
脱獄中に、こうした光景を一人眺めたのだろう . . . 本文を読む
著者:浅田次郎 光文社文庫刊 定価:552円(税別)
初版刊行:2009年9月20日(入手版)
そういえば。
最近、浅田次郎を読んでいない。
また。
あの濃密に流れる情と粋と笑いの世界に浸りたくなって、
行きつけの古書店で氏の作品が収録されている書棚を散策。
見つけたのが、この短編集である。
本来は、じっくりと読ませる長編の方が良いのだけれど。
背に腹は替えられない。
読みたいとき . . . 本文を読む
著者:アラン・ベネット (白水社・1995円)
訳者:市川恵里 解説:荒い潤美
初版刊行:2009年3月20日
第二刷刊:2009年5月10日(入手版)
帯コピー:英国女王エリザベス二世、読書にハマる。
おかげで公務はうわの空、側近たちは大あわて。
「本は想像力の起爆装置です」
本書との出会いは、毎日新聞にて池内紀氏が書いた書評を
読んだことがきっかけである。
一読 . . . 本文を読む
著者:佐々木常夫 WAVE出版刊 定価:1300円(税別)
増補改訂版代刷刊行:2009年7月30日(入手版)
サブタイトル:自閉症の子、うつ病の妻を守り抜いて
帯コピー:12万人が感動したベストセラー、「その後」を収録の決定版!
裏帯コピー:苦しいときも”家族の絆”と”仕事”で乗り越えた男のドラマ
以前。
著者の出した別の本を読んで。
その内容に、甚(いた)く感銘した。
その中でも、もっ . . . 本文を読む
著:しきしまふげん 漫画:へかとん 監修:松浦晋也
三才ブックス刊 定価:1680円(税別)
初版刊行:2009年7月7日(入手版)
帯コピー:これが萌え擬人化の最先端!
とてつもない日本の人工衛星娘(さてらいこ)たち
裏帯コピー:衛星(ホシ)に願いを、科学で夢を。
これは、人類の未来のために過酷な宇宙で奮闘する
人工衛星たちの感動の物語である。
今日。
J . . . 本文を読む