活字の海で、アップップ

目の前を通り過ぎる膨大な量の活字の中から、心に引っかかった言葉をチョイス。
その他、音楽編、自然編も有り。

もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーの『マネジメント』を読んだら

2010-02-22 23:59:58 | 活字の海(書評の書評編)
著者:岩崎夏海 ダイヤモンド社刊 1680円 書評:速水建朗(フリーライター) 2010年2月21日(日) 朝日新聞朝刊 11面読書欄より うん。 タイトルは、上手い。 人の。 目を惹きつける、力を有している。 これが、リアルな書店であるならば。 思わず手にとって。 ページを開いてみたくなるというものだ。 多少、その表紙に気恥ずかしさを感じたとしても、だ(笑)。 高校野球の女子マネ . . . 本文を読む
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傲慢な援助

2010-01-06 03:37:14 | 活字の海(書評の書評編)
著者:ウィリアム・イースタリー (東洋経済新聞社・3570円) 訳者:小浜裕久・織井啓介・冨田陽子 評者:白石隆  毎日新聞 2009年12月6日 東京朝刊 本書サブタイトル:なぜ途上国に対する西洋の援助は効果が上げられないのか 書評サブタイトル:数十億人の「貧困」にいかにして立ち向かうか この書評を読んで、驚いたこと。 それは、「白人の債務」という概念が存在すること。 書評原文の中で「 . . . 本文を読む
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ウイグルの母 ラビア・カーディル自伝

2009-12-28 23:59:58 | 活字の海(書評の書評編)
著者:ラビア・カーディル、アレクサンドラ・カヴェーリウス (ランダムハウス講談社・2520円) 訳者:熊河浩 監修:水谷尚子 評者:小西聖子(たかこ)  毎日新聞 2009年12月27日 東京朝刊 本書サブタイトル:中国に一番憎まれている女性 書評サブタイトル:内省よりも怒りをにじませ突き進む道 ※ この書評の原文は、こちらで読めます。 中国は、とても不幸な国だ。 あと100年早く、国際 . . . 本文を読む
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高森朝雄・ちばてつや「あしたのジョー」 マンガの時代

2009-12-17 04:26:52 | 活字の海(書評の書評編)
記:竹内オサム(同志社大学教授) 日本経済新聞 2009年12月16日(水)夕刊6面エンジョイ読書 コラムタイトル:マンガの時代 サブタイトル:破滅的な主人公 時代が熱狂 このコラムを一読したときに。 僕は、酷い違和感を感じた。 筆者の本作品の、もっと言えば本作品の主人公である矢吹丈に 対する表現に、である。 サブタイトルにもあるように。 筆者は、ジョー(漢字の”丈”ではなく、敢えて . . . 本文を読む
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瘡瘢旅行

2009-11-06 23:41:53 | 活字の海(書評の書評編)
著者:西村賢太 (講談社・1575円) 評者:江國香織  毎日新聞 2009年11月1日 東京朝刊 本書サブタイトル(表):こういう風にしか、生きていけない 書評サブタイトル:男女が寄り添おうとする姿の淋しさ ※ この書評の原文は、こちらで読めます。 ”人が人を恋うるとき、人は誰でもさびしんぼうになる” かつて…。 大林宣彦は、その名作「さびしんぼう」のラストをこう締め括った。 . . . 本文を読む
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東京骨灰紀行

2009-11-05 00:21:14 | 活字の海(書評の書評編)
著者:小沢信男(筑摩書房・2310円) 評者:池内紀(おさむ)  毎日新聞 2009年9月27日 東京朝刊 本書サブタイトル(表): 無数の骨灰をめぐり、忘れられた東京の記憶を掘り起こす、鎮魂行。 書評サブタイトル:てくてく訪ねる高層ビル下の死屍累々 ※ この書評の原文は、こちらで読めます。 この。 踏みしめている大地の元で。 これまで、一体如何程の命の火が消えていったのだろう? 数多 . . . 本文を読む
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潰玉

2009-10-29 00:49:42 | 活字の海(書評の書評編)
2009年10月11日(日) 琉球新報 10面 読書欄より コラム記:池上冬樹(文芸評論家) 筆者:墨谷渉(作家) サブタイトル:肉体への暴力と偏愛 ※ こちら(文藝春秋のHP)でも、書物の出だし部分が立ち読みできます。 また、とんでもないタイトルの書物が出たものだ。 しかも。 それが芥川賞の候補にまで残り、小川洋子氏からも賛辞された。 というのだから。 玉を潰す。と書いて。 「潰 . . . 本文を読む
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怖い絵3   ~ページの余白

2009-10-20 00:49:53 | 活字の海(書評の書評編)
2009年10月10日(土) 琉球新報 21面 文化欄より コラム記:無記名 筆者:中野京子(早稲田大学講師) サブタイトル:知的な興奮に満ちた絵解き 以前。 ここでも書いたことが有るが…。 僕は、絵の中の女性に一目惚れしたことがある。 それが、ムンクの「マドンナ」である。 倉敷美術館の一角で。 彼女と初めて目線が合った時。 何一つの誇張無く。 僕の中では、時間が止まったように感 . . . 本文を読む
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僕は人生を巻き戻す

2009-10-17 16:08:59 | 活字の海(書評の書評編)
著者:テリー・マーフィー(文藝春秋・1500円) 訳者:仁木めぐみ 評者:小西聖子  毎日新聞 2009年9月20日 東京朝刊 本書サブタイトル(表):「愛する家族もいつかは死んでしまう。              時間を逆戻りさせない限り。」 本書サブタイトル(裏):猛烈な腐臭漂う地下室で、             「時を巻き戻す儀式」が始まった。 書評サブタイトル:「強迫性障害」からの驚異的回 . . . 本文を読む
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ブラックホールを見つけた男

2009-10-16 05:33:50 | 活字の海(書評の書評編)
著者:アーサー・I・ミラー(草思社・2625円) 訳者:阪本芳久 評者:海部宣男  毎日新聞 2009年9月27日 東京朝刊 本書サブタイトル:インドから来た19才の天才は、          大発見を成し遂げ、          自らを悲劇に陥れた 書評サブタイトル:「空間の穴」予言から確認までの大波乱 ※ この書評の原文は、こちらで読めます。 ”ロシュの限界” ”ラマン効果” ”シ . . . 本文を読む
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