活字の海で、アップップ

目の前を通り過ぎる膨大な量の活字の中から、心に引っかかった言葉をチョイス。
その他、音楽編、自然編も有り。

10月28日 クラスGの練習(10回目)

2007-10-28 17:31:08 | 一万人の第九(音楽の海)
今日が、有元先生の最後のレッスン。

12回のうち3回だから、経験者クラスの半分の回数である。結構多いよなあ。
これは、嬉しい誤算だった。

今年初めて教わった花月先生も、とても楽しく分かりやすくレッスンして
下さっていて、それはそれで何の不満も無いのだけれど、
昨年久しぶりに第九に復帰して教わったのが有元先生のレッスンだっただけに、
僕には結構有元先生のレッスンへの思い入れもあったので、ここ3回のレッスンは
やはり楽しかったのだ。うん。

今日は、411からの男声合唱を。
まずテノールのパート分けから。
舞台中央近くにセカンドが固められるよ、という声を聞いて、
みなセカンドに希望するかと思いきや、そうでもなく、ほぼ半分に分かれたみたい。
ただ、経験者の数の違いなのか、トップの方がより声が大きかったみたいだ。

いつもながら、テノールやアルトの旋律の難しさと、それをなんとかものに
していく皆さんには感服。

バス(花月先生風に言うとベース)は、お経みたいなところも多いし、
まだ覚えやすいもんね。
#その割には、不確かなところが多々あるけれど

この男声合唱の辺りは、歌詞もそう難しくなく、
かつ気持ちよく歌い上げられるので、好きなところ。

集中レッスンが終わった後は、いよいよ最初からの通し稽古。

Dの出だしで、いきなりメロディが分からず沈黙

ああ、ここが数少ないバスが主旋律のメロディラインを晴れるところヤン!
と思ったときには、時既に遅し。
やり直しコールを受けて、とほほ。

後、自分で出来てないな~と実感したのは、285のJaで始まる箇所。
ここの歌詞を未だに自分のものにしていないのを痛感。
Seele辺りからあたふたし出し、stele以降は音の強さがpなことをいいことに、
殆どはっきり発音できず。
最後のdie-sem Bundでやっと追いつく次第。

いくら歌詞が去れって言ってても、こっちが去っちゃあ話にならない

543、有名なMのパートでは、懐かしの山本直純先生の話で盛り上がった。
でも、出だしのFreudeの巻き舌をもっとしっかり回す様に!と。
(でも、15回はないっしょ?

なんとか無理やり通した後、先生恒例のシャッフル練習に。

シャッフルでの通し稽古は、そちらにいこうか、もしくは個別練習を続けようか
一瞬迷われてきたみたいだけれど、シャッフルの効果も考慮して、

「1分で移動できますか?」で練習が決まった。

ここで初めて子供達とも練習中に合流。
どんな風に歌っているのか、今まではテノールをはさんで覗き見るしか
出来なかったけれど、非常に楽しみ。

でも、いつも最前列に陣取っているので、先生の手振りがよく見えるのに、
ソプラノの3列目まで移動すると、すごく先生が小さく見えてしまう。

本番では、もっと小さいのだから、今から慣れておかないとね。

それから印象に残ったのが、595からのgan-zen Welt!
高らかに歌い上げる筈が、大きく声を張り上げているだけの、
「神様を睨みつけるような」調子になってしまっていたのを、先生の指摘で自覚。

折角冒頭の発声練習で、笑顔でニッカ!をやってるのになぁ。
本番に活かせていないと、反省

残りを全部書き出すときりが無いけれど、自分の備忘録も兼ねて印象に残った
ところを中心に。

622のmus(すんません。ドイツ語フォント、入れてません)は、前にnを
入れてnmusの感覚で、と教わり、なるほどと実感。
その後のeinはバスが先行するので勇気を持って、とも。


それと最後に864のBruder(ウムラウトは気にしないで下さい

もう今日の練習もそろそろ終わりと思って、確かに気も抜けかけていた。

そんな中でここのフレーズを歌った瞬間、先生の駄目だしが。

「駄目!全然Bruder舌が回ってない!もう一回」

この時の先生の顔は、いつもの練習中とは異なり、とても厳しい顔をしていた。

自分のレッスンが最後の今日、持てる限りを尽くしてみなのレベルを高めて
花月先生に引き継ぎたい。俺のそんな思いに御前たちはどこまで真剣に
向き合っているのか!?と、突きつけられた気がした。

結局、ここのBruderは3回目でやっとOKが出て、最後のフィニッシュへ
流れ込んで、山本先生のピアノで盛り上がって終了。

時間もちょうど3時。先生、お見事でした。

去年はいただけるタイミングを逃してしまっていたので、
今年は思い切って先生のサインを楽譜に貰いにいった。

嫁さんに携帯カメラで先生とのツーショットまで撮ってもらい、
しっかりサインもいただいて、大満足。

多分次にお会いするのは、本番前日のリハーサルの時かな?

有元先生、ありがとうございました


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2 コメント

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お邪魔します(シ_ _)シ (ぷちこ)
2007-11-11 22:01:28
おせっかいにもわかるところは私なりの解釈ですが書かせてくださいませ...ψ(。。)

Dはレッスンが進んでいくと忘れますよね合唱が始まる部分ですので決めなきゃですよね。(いきなり解釈でもなんでもなくてすみません)

バスさんは284になるのかな?「Ja,-」は出だしのタイミングが難しそうですが、他のパートが始まるきっかけになるかと思いますので思い切って歌っていただけると助かります
音程は違いますが、ダチョウ倶楽部さんの「ヤー!」のテンションでいく感じが私としてははまるのではないかと思ってます(どうでしょうか? 笑)
ここはバスさんは音が上がったり下がったり大変ですね

「Freude!」はできないと佐渡練で大変なことになりますね(笑)MOLTAさんもご経験済みかと思いますが、昨年の佐渡練の様子をこと細かに勝手に記載しています。「暇で暇でしょうがないよぉ」という時にでもよかったらご覧ください→http://blog.goo.ne.jp/cafe_tasse/e/d45fb43eedbeadb89b8314de68c23734

>595からのgan-zen Welt!
601からffですが、単に強く大きくではなく、男声で高らかに歌い上げてくださると、美しい声で女声が(楽譜上 笑)引き継ぐようになってるんですね~。←今、気づきました。

622もバスさんきっかけですね縁の下の力持ち、時にはお経パートなどとも言われるバス&アルト、華やかさはないかもしれないけど重大任務背負ってるのよぉ~。解釈ではなく感想になってきましたo(_ _)o

「Bruder」(私もウムラウト化けます)。難しいですねレッスンCDでも「ブリューというぐらいならブリーの方がいいかもしれません」とのこと。今年参加している吹田市民の第九でも「ブリューデルは×」と指導されました。「ウの口の形でイを言う」わかっているけど、いざ歌になるとできないですしかし心がけるかできないからと諦めるのとでは大きな違いがあるのでは?と思っているので、仕事中も“エア第九”しています(* ̄m ̄)笑って受け流してくださいませ。
Bruder格闘編→http://blog.goo.ne.jp/cafe_tasse/e/1a416cfa85209088a8ede5aab3032baa

>「駄目!全然Bruder舌が回ってない!もう一回」
ここまで熱心な指導をしてくださるのは本当に感謝です。MOLTAさんが書かれているように「俺のそんな思いに御前たちはどこまで真剣に向き合っているのか!?」という思いは表現は違えどそれぞれの先生に感じます。私は先生方が「もういいよっ!」と言うまで真摯に答えます

解釈にもなにもなってない、またもや長文失礼しました「ここまでのコメントはいりません」などアサーティブにおっしゃってください。自分がただやりたいことを押し売りするのは「単なる自己満足である」と承知しております。
では∥ー ̄)ノ”
返信する
Bruderは… (MOLTA)
2007-11-12 00:03:18
ブリューデルでは駄目なんですね~。

多分、思いっきりそう発音してます。はい。
去年の佐渡レッスンや、吹田市民の第九の
ページも拝見させていただきました。

勉強になる~。

長文コメント、なんのそのというか、welcomeです。

ここまで自分の書いた駄文にコメント入れをしていただけると、面映いやら感激やら…です。

今日はレッスンお休みされた筈ですよね?

先ほど、今日のレッスン風景を書き込んでおきましたので、また気が向いたら見てみてくださいね~。

それでは、お休みなさい。

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