活字の海で、アップップ

目の前を通り過ぎる膨大な量の活字の中から、心に引っかかった言葉をチョイス。
その他、音楽編、自然編も有り。

京都国立博物館で狩野永徳展

2007-10-27 02:23:32 | 活字の海(新聞記事編)
毎日新聞 10月25日 夕刊 9面 文化と批評欄より


さっきはちょっと攻撃的な文章になりすぎたので反省。
少し、筆休めの文章をば。


ちょうど先日、狩野永徳の話をしたら、
この日の夕刊に京都国立博物館での狩野永徳展を開催していること、
そこで出品されている作品について、狩野博幸氏が語っていた。

狩野博幸氏が、狩野家の系譜に繋がる方なのか、単なる偶然かは
僕には分からない。

が、偶然の一致とした方が、面白いかなあと思う。

子孫が偉大な先祖のことを振り返るという構図も面白いけれど、
なんだか面映さを感じていけない。

もっとも、そうした家系に生まれた人は、そんなことも言って
られないのだろうけれどね。

永楽は、数え23歳の時には、既に「上杉本洛中洛外図屏風」
という対策をものしているが、近年新たに発見された、
この「洛外名所遊楽図屏風」に到っては、なんと10代後半で
描れた可能性もあるのだそうだ。

その彼の技量を評して、狩野氏(ああ、ややこしい(笑))は

「早熟というのも愚か、まさしく”天才の営為”というものの
 実体を我々は目のあたりにする」

と絶賛している。

別に日本画に造詣が深い僕でもないが、そこまで言われると
観にいきたくなるではないか。

秋の京都に紅葉見物がてら、ほんとに久しぶりに国立博物館に
ぶらりと寄ってみたいなあと思う。

週末は第九の練習が入っているので、スケジュール的には
厳しいけれどね・・・。

また行けたら感想をUPします。



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1 コメント

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今日の夕刊で (t5754380)
2007-10-27 20:16:47
狩野永徳展に、長蛇の列との記事がありました。
結構興味を持っている人はいるようですね~。

新聞に掲載された入場待ちの列を見ただけで、
行く気力が萎えつつある軟弱者です(笑)。

もう少しすれば、落ち着くのだろうけれど。
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