活字の海で、アップップ

目の前を通り過ぎる膨大な量の活字の中から、心に引っかかった言葉をチョイス。
その他、音楽編、自然編も有り。

四国徳島 牟岐の海(その2)

2008-07-26 06:14:50 | 自然の海
クラブノアむぎは、なかなかよく整備されたダイビングショップです。 設備が整っていることもありますが、ショップの目の前が海で、 天気のよい日は一望の下に太平洋を眺めることが出来るロケが 魅力です。 ただし、目の前のビーチでは潜った事は有りません。 ショップのHPのダイビングポイントマップでも記載されていないので、 漁業権との兼ね合い等で、ここでは潜れないのかと思います。 ただし、スキン . . . 本文を読む
コメント (2)

語る  北岡伸一さん 日中歴史共同研究座長

2008-07-24 22:38:34 | 活字の海(新聞記事編)
平成20年7月21日(月) 毎日新聞 朝刊 20P 文化欄より 記:岸 俊光 副題:近現代史全体から見える文脈 安部元総理の肝いりで始まった日中での歴史共同研究が、北京オリンピックを 前に、その集大成を迎えようとしている。 その日本側座長である、北岡東京大学教授への取材を纏めたものが、本コラム。 2006年12月を皮切りに、中国側との全体会合を計三回開催し、更に 『分科会別の集まりや日本 . . . 本文を読む
コメント

天竺熱風録(下編)

2008-07-23 23:53:50 | 活字の海(読了編)
著者:田中芳樹 祥伝社ノン・ノベル 平成19年2月初版 838円(税別) なぜ僕が、この作品に対して消化不良感を抱いてしまったのか。 それは、一重にこの本の持つ『軽さ』ではないか、と思う。 本書で著者が初めて試みたと言う、語り下ろし口調がそう思わさせている 訳ではない。 作者の書き込みのバランスに、疑義があるのだ。 例えば、本書評の上編でも挙げたような、旅の苦難の話が殆ど出てこないこと。 . . . 本文を読む
コメント

ISASメールマガジン   第199号

2008-07-22 22:49:59 | メルマガの海
【 発行日- 08.07.08 】 真空の宇宙を、音も無く飛行を続ける「はやぶさ」。 既に、地球を立ってから5年以上の年月が経過した。 更に、世界中の天文ファンが涌いた、小惑星イトカワへの近接からも、 早くも2年が経過した。 本来のタイムスケジュールでいえば、今年の6月に、「はやぶさ」は地球に 帰還している筈だった。 だが、その頃に発生した数々のトラブルの影響を受けて、「はやぶさ」 プロジェ . . . 本文を読む
コメント (4)

天竺熱風録(上編)

2008-07-21 11:30:55 | 活字の海(読了編)
著者:田中芳樹 祥伝社ノン・ノベル 平成19年2月初版 838円(税別) さて、田中芳樹である。 彼は、前回に読んだ「薬師寺涼子の怪奇事件簿8 水妖日にご用心」の余りの トホホさ(そう思った訳に興味がある方は、書評をご参照下さい)に、 暫く手を出す積りは無かったのだが、行きつけの古本屋でふと手に取った この本の帯の煽り文句  「遥か異境で、大軍勢を撃破! その知略にインドが震え懼れた   知ら . . . 本文を読む
コメント

四国徳島 牟岐の海(その1)

2008-07-18 01:29:02 | 自然の海
7月12~13日の土日で、四国は徳島 牟岐にて潜ってきました。 牟岐は、車を使うと大阪から約4時間。 和歌山よりは少し遠めですが、その分、のんびりとしたいい雰囲気が漂う 町です。 今回のお客様はお二人。 うちお一人は、渡嘉敷ツアーにご参加いただいた方ですが、もうお一人は その方の紹介で来て頂いた、僕がご一緒させていただくのは初めての方です。 でも、少人数なので、最初から距離感もぐっと近く、 . . . 本文を読む
コメント

マリー・アントワネットと悲運の王子

2008-07-16 20:24:17 | 活字の海(読了編)
著者:川島ルミ子  講談社+α文庫 2004年9月  定価:648円(税別) 川島ルミ子氏の著作を読むのは、これで二冊目である。 先の、「フランス革命秘話」もそうであったが、平易な文章にも関わらず、 目新しい図版や見解、資料の紹介が多く、丹念に原著を当たっていることが よく分かる彼女の著作は、読んでいても本当に楽しい書物の一つである。 今回の場合、特にルイ17世の生存説については、自分の浅学 . . . 本文を読む
コメント

そして、死刑は執行された

2008-07-15 23:22:59 | 活字の海(読了編)
著者:元無期懲役囚/死刑囚世話係 合田士郎  恒友出版  1987年10月初版刊行 1300円 ここしばらく、近世フランスの死刑執行人サンソンの話とか、光市母子殺人事件に 関する本とかを読んでいたお陰で、古本屋でつい手に取ってしまったのがこれ。 近所の古本屋の100円コーナーに有ったものだが、そのタイトルの持つ インパクトに惹かれて読み出すと、存外これが面白い。 文章もそれなりにこなれてい . . . 本文を読む
コメント

なぜ僕は「悪魔」と呼ばれた少年を助けようとしたのか(後編)

2008-07-14 22:37:12 | 活字の海(読了編)
著者 今枝仁  扶桑社 2008年4月10日 第1刷 1575円(税別) 副題:~『光市母子殺害事件』弁護団を解任された”泣き虫弁護士”の闘争手記~ ちなみに、話が少し本書からずれてしまったので、最後に戻す。 著者は、そうした外責要因が犯人の心に孤独感を植えつけていった こと。それにより、人恋しさをうまく表現できないまま成長した 彼は、あくまで人と触れ合うゲームとして、水道点検を口実に . . . 本文を読む
コメント

なぜ僕は「悪魔」と呼ばれた少年を助けようとしたのか(前編)

2008-07-13 21:55:58 | 活字の海(読了編)
著者 今枝仁  扶桑社 2008年4月10日 第1刷 1575円(税別) 副題:~『光市母子殺害事件』弁護団を解任された”泣き虫弁護士”の闘争手記~ この本の著者である今枝氏は、副題のとおり弁護士である。 また、光市母子殺害事件については、ここで改めて取り上げるまでも無い、 大きな社会的反響を巻き起こした事件である。 僕は、夫として、子供の親として、この事件に対してまずは激しい憤りと 恐怖 . . . 本文を読む
コメント