Lab通信

「勝手にドッグラン」のブログです。

囲碁クラブ

2019年06月03日 16時15分51秒 | 好きなこと
囲碁は中学生のときに覚えた。結核で長期入院していた兄から教わったのである。

当時、高校生だった兄は腎臓結核で2年間ほど入院生活を送っていた...とは言え手術を終えて一か月もすれば元気になる。
あとは病院内での療養生活。当時は今とは違いなかなか退院させてくれない。
長期間にわたり栄養をとって体を休めるのがこの時代の結核療養なのだ!

ヒマをもて余していた兄は囲碁を覚えた。
そして、同じ入院仲間と毎日のように打っていたらしい・・・

退院してからも自宅療養。その期間に弟である私に囲碁を教えたのである。
要は相手が欲しかったのだ。

子供のころから兄や友達と将棋はやっていた。暑い夏の夜などはウチワ片手に縁台将棋に興じていたが
囲碁を知ってからは将棋はまったくやらなくなった。
 
なぜって?囲碁の方が格段におもしろかったのである。理由はわからない、体質に合っていたのだろうか?

病気のため高校を中退していた兄は、三年遅れて夜間高校に再入学した。と、同時に家を出た。
碁ガタキはいなくなり、囲碁もやらなくなった・・・

ふたたび囲碁に出会うのは会社に入ってから・・・
昼休みに4~5人いた囲碁好きと毎日のように打った。この時期に多少力がついたのかも?
また、毎年のように囲碁・マージャン旅行と称して一泊で温泉地などに行った。一晩中、囲碁とマージャンに興じ、
それぞれの優勝者を決めるのである。

しかし、それも長くは続かない。
会社の縮小やそれに伴う仲間の退職などで社内の囲碁ブームも下火になり、同時に自分も転職をしたこともあって
ここ20年間も囲碁とは縁が切れていた。

それが、自治会の老人会囲碁クラブで再々会。

定例会は毎週木曜金曜の午後なので退職したらぜひ入会したかった

自治会の集会所で・・・


みなさん、こんな年齢の方ばかり。もちろん自分もだけど・・・


今、棋聖戦の真っ最中。みなさん真剣そのもの・・・

棋聖戦とは当クラブの年に一度の公式戦。2回ずつ対局する総当たり戦で
優勝者には賞金がでるようだ。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする