FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊たちへ愛を込めて

父と息子の戦い:小説「シャイニング」考察

2021-09-20 19:52:29 | 雑感等々
S・キングの「シャイニング」が好きだ。


真面目な性格の、重度のアル中の父親。

その暴力を受けて大怪我をした息子。

その間に立って、悩み続ける母親。


ある意味、三角関係に悪霊が隙をついて入り込む。



酒。家庭破綻。過去憐憫。閉ざされた空間。貧困。


完全に、家庭内暴力。幼児虐待。社会問題の先取りをした小説。



この小説が世に、日本に出てきたときには幼児虐待という言葉は新聞には

無かった。





先取り。というか、キングの小説は予言に満ちている。



芸術家も小説家も詩人も、予言に満ちている。





俺だって、親父との戦いをしてきているし今もしている。



だから、この「シャイニング」は絵空事じゃない。



いつまでも読み継がれると思う。



他の家庭でもあるはずだ。


他の家庭なんて興味なしだが。


うちの糞ジジイの親父だって、過去を背負うって生きている。



未来と過去の激突。



これが父と息子の戦争。




それはメタファーで、この形が世界で渦巻いている。

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敬われるか嫌われるか/ケーローのヒ

2021-09-20 11:14:40 | 雑感等々
嫌われる老人になるだろうな。

クソ爺ィになるんだろうな。


毎日、午前中から酒焼けした顔を晒して。


だったら笑っていきたいな。

他は知らんが気分良くいきたいな。


俺が幸せなら良いんじゃ。


自分勝手に生きていいんだよ。すぐ終わっちゃうよ人生。



責任感と規律と説教大好物ジジイにはなりたくない。

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屋根裏部屋のアルバム

2021-09-19 23:11:13 | 雑感等々
脳内ロフト部屋にはほこりも被らず最高の状態で

書庫が整頓されている。

一度、入ってしまうと中々出たくなくなる。

そう小説「シャイニング」でも父親がホテルの屋根裏に放り込まれた

スクラップブックやアルバムを貪り読む重要場面がある。


過去に戻りたがるのだ。


シンドイ現状から逃げたがるのだ。


油断すると脳内ロフトから過去の時代とごっちゃになるかもしれない。


酒を飲んでもそうだが正気と狂気の世界を行ったり来たりが癖になる。


他人に迷惑かけなければ勝手にやればいいのだが俺みたいに現実の世界、


酒を媒体にして?狂気の世界に行ったり来たりすると店の出禁を喰らうのだ。

シャイニングのジャックトランスはホテルの幽霊から酒と懐かしくも華々しい

ホテルの過去の栄光を引き換えにして息子と妻を殺そうとする話だ。


酒は「スピリット」だ。だから、魂を売り渡したのだ。誰に?悪に。



一線を踏み越えてはおしまいだ。


ギリギリのところで踏みとどまれるかどうかが人生を豊かにするか台無しにするか決まる。

スピリットを引き換えにして体内にいれるのはスピリットだ。


毒になるか薬になるか、言葉では分かっているのに。


自分自身のスピリット以上に体内に入れすぎて現世に戻ってこれないなんて

ならないように一杯目を放り込むとき少し祈る。


また朝が迎えられますようにと。

また元気よく一週間が始まりますようにと。


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暇つぶし

2021-09-19 12:26:12 | 雑感等々
いい時間だった。
久しぶりに夢中になった。
仕事を取り組む姿勢を見直せた。

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調子悪くてあたりまえ

2021-09-19 12:03:52 | 雑感等々
三連休のひと。
九連休のひと。

まあ、今日も仕事の人。
いろいろあって頑張ってます。

あ、「頑張るは楽しむ」と同義語として使っていこうと思います。

結局、すり減らした靴底と運と出会いですごろくになる。

五十も数年たてば体中がガタつきます。
心も動揺します。
死んだ友人も身内もそれなりに出てきます。
死が身近に感じられます。

人間五十年 夢幻なり


余生と言ったら焦り過ぎ


現役で働き盛りで、三十代四十代の連中に突き上げられ
七十代の老人Z達に叩かれて、ダメージ食わないようにすり抜ける。

サバイバルゲーム

優秀な後輩の足を引っ張り
実績作ったかつてのやり手爺さんどもを突き落とし・・・・・


そんな世界が性に合わず、日々自問自答しながら
自分勝手に生きていく


若さが全てか?金が全てか?名誉が欲しいのか?駅ビルオーナーになりたいのか?

結局、何しに来たのだ。

喜びも悲しみも自分だけのエンターテイメントになるまで時間かかる。



それくらいの我慢は厭わない。




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