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FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊へ

ニューヨークの日本人ダンサー

2010-08-23 18:32:36 | 日記
NewYorkへ単身で渡って勝負をしている

ダンサーが「情熱大陸」に出ていたので

チラッと観たが、あのオーディションの

光景が面白かった。

一つのポジションに何百人とダンサー達が殺到するから

落とし方も「Thank you!」と声をかけてバンバン落としていく。

落とされたほうも心得ていて顔色一つ変えず会場から速やかに出て行く。

ダンサー達はオーディションでチャンスを伺いながら、それでは食べられないから

教室を開いて生活費を稼いでいる。

本当にきびしい世界。

なんの後ろ盾もなく。

オーディションに受かったとしてもそこから何人が生き残って

やっていけるのか?

でも自分を信じて日々トレーニングを怠らずチャンスを伺い生きていく。

ラスベガスのショーやブロードウェイで舞台を踏めるのほんの一握り。

オーディションの一次面接であっけなく落とされたそのダンサーは

冷静に自分を分析して番組のスタッフに説明していたのがとても印象的だった。

落ちたら、さあ次!さあ次とチャンスを伺う。

トップモデルの生活もそんなだった。

いちいち、くよくよなんかしてられない。

本当にタフな世界だ。

ポール・ヴァーホーベン監督の「ショーガール」がその世界を生々しく活写した

傑作だけれども(ちなみにあのラズベリー賞もとってしまったが!)

華やかな世界にはドロドロしたダークな世界が隣り合わせに

なっているということだと思う。

どんなものにも(ことにも)裏と表が必ずあるのだから。

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