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FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊へ

それでも飲むのか

2022-10-03 15:41:30 | 創作詩
やがて悲しき酔っ払い。

酔っ払いのしょうもないたわごとに付き合ってくれて有難う。

発信しきれなかったたわ言も残っていたけど破棄。

自分が言ってることなのにさっぱり意味が分からんです。

割って飲んでもきつかったスピリタス。

ベロベロの加速。


二日酔い地獄の朝。


吐き気を抑えて出社。


中年の哀愁なんぞどこもない。


ただくたびれ切った人間か。


なにが悲しくて酒を飲む。


身に覚えにハッとする。


悲しきことは一晩寝て忘れればいい。


寝る前の酒のひと流し。一杯二杯。


やがて悲しき中年の姿が出来上がりつつ。


なにが悲しくて。





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どうか、一人きりでいて。

2022-10-02 23:24:14 | 創作詩
寂しさは、みんな一緒だから。



哀しさは、味わっているときから始まるその時。


思春期と、日記が、数々の思い出は、流れていくの。



それでも、体の五感は、憶えている。


そこに文学が生まれれる。





キラリと光る、一言が閃き。取りこぼして。





夏が過ぎて、静かな秋がやってきて。






それでも、僕は死なない。



いつでもいいと思っているのに。

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「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」をも言う一度

2022-10-02 23:17:29 | 創作詩
好きな時がある。

寝る前の一人ぼっち。


学校から帰るときの一人ぼっち。


昼休みのひと時の一人ぼっち。



ツルまない自分が、誇らしくて。



泣いた。



誰にも聞かれずに。意地で。



涙がこぼれて、自分の弱さを知った。




その時、おれの人生が始まった。








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リフレインが聴こえる

2022-09-19 00:19:07 | 創作詩
大人の、

男と女が、


切なさを噛みしめずに誤魔化して生きているの。


夏の夜も朝も、関係なく。


湘南の、さざ波に涙が誘われて。


きみに、望むことなんてないから。




アクセルを踏んで、生きていこう。



気分を無理やり変えて、誤魔化して。



自分で自分を笑え。



ジェラシーに、焦がれて。




灰になって。



夏の朧げに。

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おれだけのラストショー

2022-09-16 00:26:34 | 創作詩
さよなら。


バックミラーの中で。


きみは、今も幸せでいて。


きみだけは、他の誰よりも一番の幸せでいて。


おれたちのセピア色のフイルムの中に閉じ込めないで。




自由に。




明るく、清潔に、飛び立って。



湘南の海に騒いでいる、カモメの様に。



海岸線を走って。




もう君には必要のないバイクに跨って走るよ。



涙は流さないよ。それが、君との約束だから。




さよなら。




さよなら。



バックミラーの中で。





おやすみ。


二度と会わない。





さよなら。



二度と、泣かない。

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