思いのたけを

まだ、

未だ、

言いきれていないから。

あがいて、外に出て。

自分を見つめて。

振り返り、小田急線に乗り。

丸の内に向かって。

まだ、やり終えていないことを遂げたいのです。

どうぞ、他人は知りません。

構いません。放っておいてください。

思いを遂げさせてください。

酒の力も下さい。

こんな、弱い私に慈悲を。

笑って下さい。

指をさしてください。

でも、私の本望は消えません。

ひとりで歩みます。

トイレに、ツレションしません。

ひとりで、仲間もいりません。

一人で生まれて、一人死んでいくことを、見届けてください。

BRUE SKY BRUE／ブルー スカイ ブルー

もうどうなっても良いと、

思う日々が、過ぎていくよ。

昭和の、ヒット曲と共に、生きても良いと。

思い出すよ。

青空と、神の声が、僕を迷わせる。

青空よ。

僕だけの、青空よ。

誰にも見られたくない、青空よ。

静かに、僕の心に。

ＳＦ/嫌なもんはイヤだスナッチャー

啓蟄が過ぎ、春が芽吹く。

バッタが飛んでいる。

川にはタガメがゲンゴロウが泳いでいる。あ、メダカを捕まえて食ってる。

春なんだ。

そんな光景は５０年前で終わった。

時は過ぎ。

世界人口100億人に猛爆発中。

胃袋に見合うだけの食料は尽きた。

甲虫。

虫。

蠢。

粉末。

揚げ物。

佃煮。

錠剤。

カプセル。

ジェル状。

………

オエッ。

もう主食はこれです。

今すぐとは言いません。が、

国民の皆さん。徐々に慣れていって下さい。

毎日とは言いません。

月イチ。週イチ。三日に一日。

人間の順応性は無限の可能性。

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お早めに。

天然の……

養殖の・・・・・・／

人のせいにしないのが、…

信条だ。

生きていくうえでの。

幸せに、充実した一日を過ごせるか、どうか。

すべてが、自分の思い通りに。

そんなハピネスで。

天国なのか、はては地獄なのか。

人が嫌いだ。

生き物が嫌いだ。

自分という生もの。

厄介だ。

これからも付き合っていくしかないのか。

絶望と、悦楽の狭間。

暇な奴らは勝手に生かしておけ。

I`m not pianoman

酒場で一人ぼっちで歌うのはあの歌。

ビリー･ジョエル。

ひとりぼっちのピアノマンを歌う。

そして、なか卯で親子丼を食って寒いうちに帰って、シャワーを浴びて泣いて泣いて静かに眠る。

高校生の時に彼女もいないで一人でラジオを聴きながら、誤魔化していた。

寂しさは負け。ひとりぼっちは生きる資格がないと誤解していた。

それに気づくまで、時間がかかった。

それでいい。

ビリー・ジョエルがひたすら歌う。

ボクの為だけに。

同級生との決裂。

この学校もすぐ忘れる。

ひとりで生きていくと決めた十七の晩夏。