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我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

漢検1級 27-②に向けての学習状況  その105 蠡 蠱 麗 

2015年10月22日 | 熟語の読み(音・訓) -個別記事- 
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>

●「完全征服(準1)」「完全征服(1級)」
・一番最初に購入した、この2冊、今でも、毎回読み返しています。最初、この2冊とDSだけでチャレンジして127点だったからな(^^;)
・明日中には、1級も読み直し終了予定・・・
・何遍読んだかわからないけど、まだまだ新しい発見がある
①「頃刻」・・・文章題で出た「キョウコク」。読み問題であったけど、「ケイコク」としか出てなかったぞ(ーー)狡い漢検・・・
②「剥棗」・・・「ホクソウ/ハクソウ」どちらの読みでも良い模様・・・両方の読みが載っていた。
③他にも、幾つか、どちらで読んでも良い熟語の読みが出ていた・・・改めて勉強にはなりました。
●ここからは、この時期、読んでも混乱しない自信のある方だけ読んでください・・・混乱させたらごめんなさい(^^)
①「蠡」・・・「管窺蠡測」の「蠡」・・・この蠡、「ひさご」とも「ほらがい」とも説があるようですが・・・
・漢検漢字辞典第2版では、「レイ、ラ、リ、ひさご、にな、ほらがい」・・・音による読み分けはナシ。熟語も「蠡測(レイソク)」ぐらい。
・「リ」はネット等でも良く見かける「谷蠡(ロクリ・ロクレイ)」・・・人名のようですが。
・「ラ」は、「にな」の事だと思って、前に紹介した「蝸螺(ララ)」みたいな熟語があるのかなと思って調べた。けど、無かった。代わりに、
「蠡蠡(ララ)」=連なるさま、行列をいう(大漢和)。列をつくってハッキリしているさま(大字源)。列なる(字通)。漢字源だけは同じ意味で「レイレイ」読み。なお、「蠡蠡(レイレイ)」読みの場合は「むしばまれて絶えかかるさま」(大漢和)とあった。いづれにしても「にな」とは関係ないようですが・・・なお、出典は「・・芷圃の蠡蠡(ララ)を覧る・・・」から。 *芷(シ):よろいぐさの類。対象外漢字。
・その他、大漢和に「蠡蚌」とあり、「蠡」は「螺に通ず」とあったので、たぶん、これは「ラボウ」と読むのかも知れませんが、読みを振っていないので、不確かです。
・「蠡測」以外の「蠡(レイ)」読みの熟語・・・蠡酌蠡升(=一升入りのひさご)、蠡帽(=矢石を防ぐかぶと。形が蠡に似ているからいう由。) 蠡牛(レイギュウ)=蝸牛(カギュウ、かたつむり)というのもありました(大漢和・字通)👍
②「蠱」・・・蠱惑の「蠱」
・読みは「コ、まじな(い)、そこな(う)、まどわ(す)」ですが、たまたま「蠡」の近くにあったので見てたら「ヤ」音の熟語あり。
・「蠱媚(ヤビ)」=なまめいて美しい(大字源)、妖艶にして容儀の美しいさま(大漢和)。
③「麗」・・・常用漢字の「麗」・・・華麗、麗人、麗日、麗沢 など
・「麗(レイ)」の熟語は漢検漢字辞典にもたくさん載ってますが、音の読み分けが「レイ」と「リ」。「リ」は「①はなれる ②「高句麗」古代朝鮮の国名」と出ているだけで、「リ」の熟語は他に載っておらず・・・。ちょっと気になったので調べたら、幾つか発見しました。
・「麗視(リシ)」=斜視 *「麗」は「離」の意。・・・。大字源。
・麗姫(リキ)=人名(=驪姫)、麗黄(リコウ)=離黄=ウグイスのこと(高麗(コウライ)ウグイス)、魚麗(ギョリ)=①陣形の名称、②詩経の編名。
*「麗沢(レイタク)」は大字源では「レイタク・リタク」両読みでした・・・麗沢大学に失礼かも(^^;)

👍👍👍 🐑 👍👍👍




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