漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

漢検1級 27-②に向けての学習状況  その88 娉

2015年10月11日 | 熟語の読み(音・訓) -個別記事- 
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>

●「ボクちゃん日記」さんーその2- ・・・「娉」の字のつづき・・・
・漢検漢字辞典第2版では「娉:ヘイ、ホウ、めと(る)、と(う) 意味 ①めとる、嫁にもらう ②とう、おとずれる ③めす、よぶ ①~③の類:聘」となっている。熟語の記載はナシ。・・・毎度のことながら、現行訓読みで「め(す)」とあるのに、なんで、これだけ、意味③の方に記載しているんだろ?もう、ホントに嫌になる(ーー)
・それはさておき、「娉嫁(ヒョウカ)」や「娉問(ヘイモン)」を調べるついでに、「娉」の他の熟語も調べてみた。
<その①>
・ボクちゃん日記にもありましたが、「娉婷(ホウテイ)=美しいさま、美人のこと」。この「婷」は1級対象外ですが・・・「ホウ」音読みの熟語は色々と辞典調べるも、この熟語のみ(しかも、「ホウ」読みは、大漢和と大修館・漢語新辞典のみ。「字通」「大字源」「漢字源」は「ヘイテイ」)。
*大漢和は正確には「ハウ」音表記で「ハウテイ」。
・ま、対象外漢字の熟語しかないので、漢検対策には役立ちませんが・・・。
<その②>
・「娉内」(=妻をめとるのに名を問い礼物を送ること、=結納=娉納=聘内=聘納」という熟語があった。
・実はこれも辞典によって音読みが違う!!しかも、「娉(ヘイ)」の方ではなくて、「内」の方で・・・。大字源・大漢和は「ヘイノウ」、字通は「ヘイナイ」・・・(ちなみに、「内」の表外読みに「ドウ、ノウ、い(る)」あり。)
・まあ、ここまでくるとどっちでも良いんだろうけど(ーー)・・・どうも「納」に通じていて「ノウ」に分があるような気はするが(ーー)

以上、いろいろと混乱させたかもしれませんが、娉=聘で、音熟語で何かでたら「ヘイ・・・」と読んでおけばほぼ宜しいかと思います。(想い出せませんが、過去10年分ぐらいの過去問に一つだけ「娉・・・」という熟語の読みが出題されていましたよ、たしか・・・。)

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漢検1級 27-②に向けての学習状況  その87 負乗  娉  娉嫁

2015年10月11日 | 熟語の読み(音・訓) -個別記事- 
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>

●当ブログ内記事の復習・・・
・ここ、2、3日、ブログ内の自分で作った記事・問題などを復習していました・・・。誤字を幾つか見つけたので修正しておきましたが、まだミスったままのところがあるかもしれない。間違って覚えちゃっている人がいたら申し訳ない<(_ _)>
●過去問のおさらい・・・
・過去10年分ぐらいの1級・準1級の問題をおさらい・・・準1の読み問題は書き問題に置きかえて復習。
・気になったのは一つだけ・・・「尸禄 殃を貽し、負乗 悔を招く」・・・(問題は「貽」の読みですから「のこ(し)」で読み問題自体は何の問題もないのですが、この問題文の意味が良くわからなかった・・・特に後半の「負乗・・・」のところ。
・前半の「尸禄 殃を貽し」は、重要な地位についていながら職責を果たさない人(「尸位素餐」の尸位と同じ意味)がいると殃(わざわ)いが生じるという意味なんでしょうが、後半の「負乗(フジョウ)」が何を意味しているのか、さっぱり連想できず・・・
・各辞典の力を借りてやっと氷解・・・
<大漢和>「負」=小人のこと、「乗」=君子の器、「負乗」=小人でありながら君子の位にある
<字通>「負乗」=小人が出世する
<大字源>小人でありながら身分不相応な君子などの位につくこと
ということで、前半と同じような意味合いの内容・表現ということになるでしょうか・・・。
しっかし、こんな簡単な「負」と「乗」という漢字でも「負乗」となってしまうと、何が何だかわかりませんねえ・・・(^^;)
●「ボクちゃん日記」さんーその1ー
・またまた、「模擬試験問題(特に補習版1~5)」の紹介とそのトライを奨励いただいています。有り難いことですが、(これから取り組む方がいるかどうかわかりませんが)推奨できるのは補習版3~5の3作ぐらいかも(^^;)
・チャレンジャー用(15回分)とあわせて全20回の模擬試験、自分でもトライしてみましたが、「補習版その1」と「補習版その2」が一番難しいと思います。自分で作っておいて言うのもなんですが、これからの方は、この2回分は避けたほうが賢明だと思います(^^;)・・・たぶん、自信を失う恐れのほうが大きいと思います。夏ごろにトライされた方は十分の復習の時間があるからまだ大丈夫でしょうが・・・。
●「ボクちゃん日記」さんーその2-
・ほぼ毎日、記事を拝見して勉強させてもらっていますが、ちょっと前の記事に、(ら行の何番目だったか・・・)
「娉嫁(ひょうか) 娉(め)す(1354)
 娉問(へいもん) 娉(と)う(1354)」
という記事がありました。「娉嫁(ひょうか)」なんて読み、大変勉強になりました。一応、自分でも辞典に当たったところ、漢字源に当該熟語あり、「ヒョウカ」(=男女間の仲立ちをしてめあわす)でした・・・他のいつもの3辞典には当該熟語はありませんでした。
・現行の「娉」の読みは「ヘイ、ホウ、と(う)、め(とる)、め(す)」なのに、あるんですね、こういう音よみが・・・。漢字源と大漢和には、この「ヒョウ」音表記がありました。
・この「娉」は「聘」とほぼ同じ意味で使われているようです。娉問=聘問とか・・・。(漢検漢和辞典でも「類」として「聘」となっていた。)

*この「娉」の字のこと、続きあり。・・・次の記事にて👍

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