しょーきゅーし

怪しい妖しい尚休の、一寸気抜けの(含む危ない、過激)プレゼンツ&箴言?を

身体と陰陽

2006年03月24日 17時45分22秒 | 身体
 この時期、花粉症が時候の挨拶になるくらいで、お悩みの方も多いようで。
 其のヒントをひとつ。

 時期的なことを謂うと、季節は春。五行の「木」にあたり、陰気になかにも陽気の始まる「陰の陽」になります。

 身体も基本的には、同じ事が言えるのですが、具体的な見方を。

 身体の陰陽は、決まったものではありません。
 太陽に向かって、陽が当たっている所は陽、陰になる所は陰になります。
 日光浴を考えて下さい。うつ伏せならば、背中側が陽ですが、仰向けになれば、お腹側が陽になります。
 はいはいした場合、太陽に向かって頭を上げれば、顔、胸、手背、等が陽に、頭を下げれば、頭、肩、背中、等が陽になる訳です。

 単純に、痛みというのを考えた場合、陽と陰では、陰の方に痛みが集中します。
 導気の殺法では、陰への攻撃が基本で、如何に相手を陰に置くかが重視される訳です。活法では、陽の状態に置いて痛みを軽減する訳です。(但し、病気、怪我等の故障がある場合の施術については、痛みを信号と解釈するため、痛い事が殆どですが。)

 という事で、身体が、陰から陽に移る場合に障害が出ているのであれば、陽の状態にしてしまえば、楽になるのではないかと思うのです。

 花粉症自体が、ある種のアレルギー反応で免疫機能と関係がある、のかな?
 とすれば、免疫機能を抑える事は他の症状を引き起こしかねないので、毒物と認識された花粉を、無害なものと再認識させるか、排出させれば良い事になりましょ。ん?ですよね?

 一時的なものでも、楽になった例があるが、其の時でも、一時鼻水が止まらなくなり、その後なんの問題も無くなった。(但し、2シーズン経ったら又辛くなったようだが。)

 楽になっても、治ったとは限らないので、そこで防御も必要となるでしょうな。

 普段の生活で、自分がどのような状態にあるのかを考え、陰陽のバランスが崩れているようなら、其れを整える努力をしてみましょう。
 基本は呼吸だと言っても、陰の気ばかり取り込んでいたのでは、どんなに陰の気を吐き出しても、同じ事の繰り返しになってしまいます。

 無理やりこじつけた様になってしまいましたが、楽しんで戴けたでしょうか。

    今日の箴言
<戦いは攻撃と防御のバランスが取れている事が必要。だが、「百戦百勝は善の善に非ず」戦う必要のないのが一番。>