しょーきゅーし

怪しい妖しい尚休の、一寸気抜けの(含む危ない、過激)プレゼンツ&箴言?を

趣味のレースのネタ拾い。

2006年03月28日 17時37分21秒 | お莫迦ネタ
 思い話が続いたので、かる~い話を。

 今は昔の、自分が現役だった頃のモトクロスの話。
 偉そうに現役なんて言ってるが、万年ノービス(現国内B級)で、予選もロクに通過出来なかったが、お莫迦な話は、其の分だけたっぷり有る。
 其の頃のレーサーは、2ストロークの空冷で、オイルも混合で2本サスペンションだった。当然、整備もチュ-ニングも自分でやる訳だ。

 練習と本番では緊張の度合いも違い、考えられない事が起きる。
 練習走行は、マシンのコンディションも考え、全開では走らないし、其れ前に、コースの下見をする。
 この下見が問題で、文字通り下(コース)ばかり見ていた時があった。練習では右コーナーの入り口にジャンプがあり、皆アウト側を飛んでいく。どう見てもインのほうが早いので、本番ではイン側のラインに全開で突っ込んで行った。
 案の定、他は皆アウトに膨らんでいく。
 ジャンプ一番全開ドーン!

 コースの外から出ていた木の枝にヘルメットをぶつけ、転倒。

 其れからは、下見は、上も見るようにしている。

 下見も十分、練習も快調。さて、本番スタート。
 以前のスタート法は、ヘッドタッチと言うのが在って、エンジン掛けたまま左手をヘルメットに置き、合図と同時にクラッチを握りギアを入れて飛び出す。他に、クラッチスタートは、ギアを入れてクラッチを握ったまま合図で・・と言うのが在った。其の頃からスタートには定評があり、ホールショッター(第一コーナーに一番先に入った奴)などと言っていたもので。
 エンジンの回転を上げ、タイミングを合わせ、スタート!

 ギアを入れ忘れ、エンジンだけから回り、立ちゴケした。

 スタート最高!後続を引きつれ第一コーナーへ、ホールショーット!

 燃料コックを開け忘れてエンスト・・・・皆はどこ~。

    今日の箴言
<本人が、真面目であればあるほど、その失敗は・・・ネタになる。>