しょーきゅーし

怪しい妖しい尚休の、一寸気抜けの(含む危ない、過激)プレゼンツ&箴言?を

食神降臨

2007年12月11日 22時37分03秒 | お料理
 久々に、男の料理である。
 以前から言っているように、材料 あ!り!き!である。
 今回は、柚子!
 (先日、収穫した物であるが、尺五寸の平笊など持ち出すから、違う!尺八!と、訂正した訳だが、結局の所、両方無ければ、間に合わなかった。)

 数を、数えるのもうんざりしそうで、薬効が在りそうな実を選って、柚子酒に。

 はい!本題。
 
 この時期の、寒さに凍みた身体を温めるべく、晩酌の肴たるものは、と考えるのである。
 丁度、大根はあるし、風呂吹きでも・・・。

 そこで!柚子味噌である!

 柚子は、お風呂に浮かべるほど有る!(注:柚子湯に入る時、湯桶の中に、柚子が入ったまま、ザパー!と頭にかけた時、ボコボコ当るのは、気持ちの良い物ではない、ましてやヘタの直撃は痛い。)

 大根は、厚く皮を剥く。皮は千六本にしておく。
 切り口に、十字の包丁を入れ、水から煮る。(東日本の日本人なので、炊くとは言わない、水分が残るのが煮る!残らないのが炊く!であると思い込んでいるので悪しからず。)

 だいこんをやーらかく煮ている間に、柚子である。

 二つに切って、皮と実に分ける。
 皮は千切りと、削ぎ切り。削ぎ切りの方は微塵切りにする。
 千切りの方を、熱湯で茹でる。(15分は茹でないと裏の白いとこが苦いから。)
 其れの水を切って、砂糖を入れて、炒める。
 水分が飛んだら、味醂を足し、味噌を入れる。(儂は、八丁味噌と出汁入り味噌を使った。其れしかなかったシー。)
 程好いところで、柚子皮の微塵切りを入れ、実を絞って果汁を入れる!(漉し笊の上からやらんと種ごと入ってしまうので注意!)

 柚子味噌を火に掛けながら、ヘラで水気を飛ばすのであるが、ヘラを捏ねながら酒を飲むと、器も一緒に揺れて、むせるので、飲む時は手を休める事!

 焼き物の浅い器に、茹で上がった大根を盛り付け、湯気の挙がって居る所に、柚子味噌を落とす。(残念ながら、冷凍庫には、山椒の芽が無かった。まあ、田楽ではナシ、季節もね。)
 
       今日の箴言
<料理と言わず、インスピレーション?は大事である。しかし、己の能力で賄うなら未だしも、降りて来るのを「アテ」にして居る様では、何をか況や!である。>
 
 


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