しょーきゅーし

怪しい妖しい尚休の、一寸気抜けの(含む危ない、過激)プレゼンツ&箴言?を

くらう、あたる、あてられる

2006年11月22日 17時07分54秒 | あいだ
 まあ、色々な症状を伴う状態を言う訳だが、要はあれである。

 一般の方には、馴染が無い使い方かもしれないが、「衝撃を喰らう」の喰らうである。
 「罰が当たる」の当たる、「瘴気に当てられる」の当てられるである。

 能動的なところでは「打つ」受動的に「打たれる」などの言い方も在る。
 目的と意思を持って行なわれる場合が、これに当る訳であるが、その場合には「打ち返す」事も当然である。

 最近では「くらう」事も、殆ど無くなっているのだが、気を抜いた時に喰らい易い様である。
 先日も、お祓いの際、自分は問題無かったので在るが、後学の為にと付いて来ていた者が喰らってしまった。
 結界の中に居たので在るが、気が散じて居た様である。

 普段から、結界を張ったり、護身したりは、疲れるし効率的ではない。何より、面倒である。
 儂の場合は、通常では、無意識の内に被甲しているのであるが、ある種の結界内では、完全に開放して一切の気を働かせない状態に成る様に、している。
 所謂、気抜けの状態である。無防備では在るが、それが返って余計なものを呼ばないで居られる事に成る。ステルスである。
 不必要な気を放っていると、其れを目当てに集まり易くなる。場所によっては、殺気を放っている様な事にも成り、ガン飛ばしながら歩いている様なものである。

 一般には、このケジメ、メリハリの切り替えが意識されていない様であるが、それなりの場に臨む時には重要な事である。

 又、自己防御の護身であるが、守るべき自分自身を、確りと持っていないと、保つ事が出来ない。取りも直さず、自己を確立し理解している事が、最大の防御と成る。これが、解っていれば良いのだが・・・。己を知らない者が多い。

 現状を分析し、己の置かれている場を認識し、考えて行動をするべきである。

 基本は「気」。気合である。
 そして、出来得るなら被甲護身の結界を張り、感覚を澄ます。
 例えるならば、チョバムアーマー装備の戦車でレーダー、センサーをフル稼働させ、アンブッシュにも対応できる体制を作っておく。と言う事である。

       今日の箴言
<攻撃は最大の防御である、かもしれないが、殆どは、攻撃されて初めて敵の存在を知るのである。尤も、攻撃に晒されているにも拘らず、其れと気付かない、能天気のお花畑が居る事も、現実である。そんな者に拘ると、こっちの身が危ない。敢て撤退する戦術も、戦略的に考えて然るべきである。>

       本日のお礼
 先日告知致しました明石先生の陶芸展。本日最終日で終了いたしました。
 わざわざお出掛け下さいました皆様にお礼申し上げます。
    有難う御座いました。  尚休