goo blog サービス終了のお知らせ 

正定寺の閑栖  (しょうじょうじのかんせい)

メインページは検索で「正定寺」
(HP作成は正定寺閑栖:小原壽山)
ブログはFacebookにリンクしています。

無事に年中行事を終える

2014年01月21日 | 日記
平成26年1月20日(月)午前11:00から180名の檀信徒と11名の和尚さまのご加担で
無事に年中行事の大般若会を終える事ができました。




早朝から花園会役員の皆さまが、お仕事をお休みになって
行事に参加してくれました。




檀信徒も午前10:00頃からお参りして、本堂は一杯になりました。






新住職の導師のもと大般若轉讀が始まりました。






大般若のあとは定例檀信徒総会で、総会の席で米寿・新成人の
お祝いも行われ、本山管長さまからの寿詞が披露されました。




詳しくは正定寺HPでご覧下さい。

本堂の準備

2014年01月18日 | 日記
大般若会を前に本堂の荘厳や接待準備が進んでいます。
すでに部内寺院のあちこちで大般若が始まっています。

8日は天徳寺と東光寺の大般若会
14日は崇圓寺の大般若会
15日は願成寺の大般若会
16日は養賢寺の大般若会
17日は長昌寺の大般若会
18日は江國寺と梅南寺の大般若会
19日は洞明寺の大般若会
20日は正定寺の大般若会
26日は潮月寺の大般若会
来月3日は海福寺の大般若会
24日は仙床寺の大般若会とあります。

正定寺も本堂の準備は終わっています。





檀信徒総会で披露する米寿や新成人のお祝いも
本山から届いています。


大般若で福引きする景品やくじ引きもできています。



後は当日の天気が良いことを願っています。

突っ張りと信心は遠い方が効く

2014年01月17日 | 日記
お寺から少し上った所に大鶴という地区があります。
そこに「マー棟梁」と言う大工さんが住んでいます。

元々この大鶴地区はトンチ好きな方々が多くて、
棟梁も昔の人の格言などを面白く話してくれます。

大鶴には「延命庵」と言うお地蔵さまをお祀りしている
お堂があります。

大鶴集落の墓地はこの延命庵の裏に共同墓地として
あります。

法事の後には、お墓参りをするのですが、
束になった線香にはなかなか火が着きません。

モタモタしていると「線香と女性は帯を取らないと燃えない」と
すかさず奇妙な格言が飛びます。



線香を束ねている帯封があると火が着きにくく
帯を取って線香をバラバラにすると空気の通りがよくなって
すぐに火が着きます。

「女性も帯を取ると燃える」は言わずともお分かりだと思います。

ただ、ご先祖の眠るお墓の前での「格言」としては、いかがなものか・・

誰が言い出したのか聞いて見ると・・・

どうも私の父(豊嶽和尚)が度々お墓で言っていたと聞かされ
ぐうの音もでなかった事がありました。


マー棟梁は、盆彼岸や年末年始の菩提寺参りは欠かした事はありません。
そんなマー棟梁の格言が「突っ張りと信心は遠い方が効く」と言うものです。

大工さんらしく、傾いた家を支える「突っ張り棒」はなるべく
家から離した方が効きが良い。

信心(ご利益)も近くの神社仏閣よりも遠くに出かけて
お願いする方がご利益がありそうだ言うことらしいのです。

もっともだと思いました。

豊嶽和尚が元気な頃に、大般若で「星祭り(42才の厄除け)」をして欲しいと
言う檀家さんがいました。

豊嶽和尚は「どこか、おがみ屋さんか宣伝しているお参り屋さんでもお願いしてみてください」と
断ったらしいのです。

すると男性は
「普段お参りもしない寺院の仏さまが私を救ってくれるとは思えません。
家族が朝晩お参りしているご先祖さまだったら、必ず災いを除いてくれると思います。
だから、私のご先祖さまをお祀りしている菩提寺で厄除けを受けたいのです。」と望んだと言います。

それがきっかけで「厄除け札」を作るようになりました。

先代が作っていた木札を今でも一枚一枚作ります。



印刷ではなくて手書きのお札です。時間がかかります。

20日の大般若会にお供えしてご祈祷札になります。



遠くの神社仏閣よりも近くの菩提寺ではいかがですか?

大鶴地区の格言は他にもたくさんあります。

私のお爺さん(千巌和尚)は、私と違って顔が長面でした。
そんな千巌和尚を大鶴では

「あごの先から見上げれば、頭のてっぺん明日の朝」と言っていました。

そんなに長くはなかったのですが・・・。













大般若の幡立て

2014年01月12日 | 日記
お正月の飾り付けが終わり、
今日から20日に行われる大般若会の準備に
模様替えしていきます。

本尊・床の間・浴室・東司(トイレ)などに
供えてあったお餅が降ろされました。

床の間の松竹梅の生け花も替わりました。


昨日は大般若の景品を買いに女性部が
出かけました。


今日は天気がよかったので幡立てをすることに
しました。

大きな頼もしい新命と小っちゃなカワイイお嫁さんが
大般若の幡を担いでいます。



竹竿は案外重たいのです・・・




太った閑栖も参加しました。



全ての幡が立ちました。






大般若は1月20日(月)午前11:00からです。

お手伝いの総代さん・世話人さん・女性部のみなさんに加勢いただいて無事に
年中行事を円成させたいと思っています。

特に青壮年部の皆さまにはよろしくお願い致します。



寺報60号が出来上がりました。

2013年12月26日 | 日記

正定寺のホームページは平成7年に公開された大分県最初の臨済宗寺院HPです。
現在も行事や寺院の日常の出来事などが随時更新されています。

公開されている膨大な資料は
宗旨・歴史・什物・歴代祖師・年中行事・檀信徒組織・過去の寺報投稿者
本山参拝・沖縄学童・寺報・百姓一揆・伝統風習・仏像・古記録・掛け軸
末庵記録・霊園図・境内・屋内の紹介や資料をはじめ日単(ブログ)や境内のライブ画像も表示されます。

歴史背景や古記録などの資料もたくさん掲載しています。
全体のサイズは750MBでファイル数は4、600を超えます。

その正定寺HPに寺報60号をアップしました。
是非ご覧下さい。

檀信徒の皆さまには近日中にお手元に届くと思います。



残すところわずかの日めくり暦

2013年12月20日 | 日記
日めくりのカレンダーをいただきました。
毎朝忘れずにめくるのが大変です。

ちょっと忙しいと「日めくり」を忘れてしまい、
数日分をいっぺんにめくったりします。

今年も大きな「日めくり暦」をいただきました。
大きいので宣伝はバッチリです。

この日めくりをブログ愛読の従姉に是非見てもらいたいと
思っています。

古いお家の母屋に行くと、土間を入った奥の
コタツの間には、柱に下がった「日めくり暦」がどの家にもあった気がします。



あと10日余りで新しい日めくりと交換になります。



お嫁さん

2013年12月07日 | 日記
お嫁さんがお寺に来て1ヶ月が経ちました。

10月22日に行った結婚式の写真が今日届きました。

仏前の結婚式もいいもんですよ。

戒師(長昌寺和尚さん)の前で



真前での二人



外でのスナップ



戒師の長昌寺和尚さんは、私より1才年上です。
実父の閑栖和尚さんも88才で元気にしています。

30年前の私たち夫婦の戒師さんが、長昌寺の閑栖和尚さんでした。
二代で戒師さんをつとめていただきました。


菩提の種をまく

2013年11月28日 | 日記
この季節になると軽トラ一杯に「大根」をお寺に供養する
おばあさんをを思い出します。

大根の種をまいて育てるのはおばあさんです。
その大根畑から形の良いものだけを運ぶようにお孫さんに伝え、
毎年この時期にお孫さんが大根を届けてくれていました。

それは長い間続けられ、その大根はタクアンとなって年中行事の
檀信徒のお接待に使われていました。

おばあさんは平成3年の11月18日87才で亡くなりました。

この年の大根もおばあさんが育てたもので、最後の大根も
お孫さんが運んでくれました。

おばあさんが良く口癖にしていた言葉が
「他人様に差し上げるものは立派なものでなければいけない」でした。

お寺に届く大根はそれはそれは見事な大根でした。

自宅の軒先には、形の悪い大根が下がっていたと
近所の檀家さんから聞いた事があります。

要らないものを差し上げるのでは無く、自分の大切なものを差し上げる事が
施しなのかも知れません。

見返りを求めないから「心も品物」もきれいなのでしょう。

清らかな気持ちで施す、私もなかなかできません。

施すものは品物に限りません。
言葉であったり笑顔であったり、
お坊さんの読経や法話もお布施です。

お寺に差し出す金品だけがお布施ではありません。

「今日彼岸菩提の種を蒔く日かな」という言葉があります。

そして菩提の種はこんな風に育つのかも知れません





今では大根の代わりに、時間を作ってはお孫さん夫婦がお寺で手を合わせ
年中行事にはきっと手伝ってくれます。

仏さまのご縁を育てるための種まきは「今でしょ」なのかも
知れません。


ちょうど1年経ちました

2013年11月24日 | 日記
昨年の今日は、新命和尚の晋山式でした。

昨年は境内の紅葉は散って、所々に紅葉したモミジが
残っている程度でした。

今年のモミジは、今が見ごろです。

数日前から紅葉狩りの観光客が境内に
車を止めてモミジを楽しんでいます。

国道から見上げるとちょうど山門がモミジの袴を
はいているようだと観光客が言っていました。


本堂正面から



山門の大鐘と



車道の境内入り口



暖かい日差しを浴びながら、紅葉狩りをしませんか?
数日でモミジは散り始めます。


大阪に葬儀へ

2013年11月22日 | 日記
11月12日から13日にかけて大阪の枚方市在住の
檀家さんの葬儀に新命が出向きました。

喪主の奥さんの御両親は、正定寺の千巌和尚の
お弟子さんでした。

お父上は妙心寺派の僧籍を持っていた方で
最後までお坊さんでした。

お母上は尼僧さんで、仁田原大鶴の庵主さんでした。
養女になった喪主は佐伯女学校を卒業して結婚後
大阪にお母上をともなって移り住みました。

私が中学生の頃までは、尼僧さんが大阪から
見えていました。
女性の剃髪姿をはじめて見て「仏さまのようだ」と
感じたことを思い出します。

今回の葬儀は、その養子さん(86)の葬儀でした。
亡くなった養子さんも幼少の頃、海福寺の
お弟子さんでした。

観音さまで有名な佐伯市の龍護寺の先住職だった
森本真道和尚が正定寺の小僧さんだった頃、
大鶴の尼僧さんに千巌和尚の使いで行くと
必ず小遣いをくれていたと話していました。

直川村で最後の尼僧さんが大鶴の庵にすんでいました。
お名前を「恵明さん」と行っていました。
戦前の話しです。




平成25年度秋季特別布教が正定寺で

2013年11月20日 | 日記
平成25年11月18日(月)午前10時から紅葉が照る正定寺で「平成25年度秋季特別布教」が行われました。
 
九州東九区第二部寺院の花園会員(運営・女性・青壮年の各部)61名と部内18ケ寺の
和尚さまがお見えになりました。 
 
今年度は秋田県湯上市の開得寺住職 新野建臣師(65)を迎え推進テーマ
 『 おかげさま 』 の題目で法話を賜りました。



 
午前9:30から受付
午前10:00に開会

参加者で御本尊さま・無相大師さま・花園法皇さまに諷経を行い、更に第二部物故者の霊位のために
回向しました。
 
宗務支所長・花園会長・女性部長・青壮年部長に続き、坐禅を全員で行い更に生活信条を
唱和致しました。
 
10:45から新野建臣和尚さまのご法話を賜り、
12:00の閉会には「信心のことば」唱和してお昼をいただき分散致しました。
 
 
正定寺からは、
小野永生総代・御手洗晴視総代・安藤廣美総代・小野浩伸役員・染矢豊喜役員・川野貴重役員
広瀬茂弘役員・柳井孝義青壮年部の男性と
大竹琴美女性部部長・安藤いつ子女性部・広瀬芳子女性部・林 美喜枝女性部の
合わせて12名が参加致しました。

 
又、男性役員は早朝から駐車場の整理をしていただきおかげさまでスムーズに参拝者の迎え入れができて
無事に平成25年度秋季特別布教を終える事ができました。




少しずつ紅葉しはじめました。

2013年11月12日 | 日記
境内の紅葉が少しずつ色づいてきました。
昨年より少し遅い気がします。

平年であれば、見ごろは20日前後になります。
正定寺のHPにあるカメラ(Livephoto)で
境内の変化が見られます。

現在の様子



新命は檀家さんの葬儀に大阪に行っています。
11日に出発して今日の葬儀を終えて午後9:00頃に
帰院の予定です。

明日は佐伯市の海福寺で、現住職の師匠の
三十三回忌が沢山の和尚さんによって行われます。

少し肌寒くなってきたので、明日は晴天であることを
祈っています。