正直山荘_別館

正直山荘で載せていない、日々の出来事や写真の紹介。

肥後守定「駒

2008年01月24日 | おまけ・コレクション
 肥後守(ひごのかみ)、鞘に 肥後守定「駒 と銘が入っています。
 定とは何のことか?
 調べてみると、「肥後守と定めた」ということらしい。
 でも、商標公報に出ている読み方は、「ひごもりさだかねこま」。
 よく分からないですね。
 
 分かったこと。
 明治37年、金物商が九州からナイフ産地の平田(兵庫県三木市)へ持ち帰った刃物を、職人(村上氏・永尾氏)が「尾」をつけて刃と柄を折りたためるように改良した。
 これが、九州でよく売れたため、名前を肥後守と付け販売した。
 その後、肥後守の名称を使ったナイフは、三木市以外でも作られるようになったが、粗悪品も多く、トラブル発生。
 明治40年ごろ、三木洋刀製造組合が「肥後守」の名称を登録商標し、他地区のナイフは「肥後守」の名を使えなくなった。
 現在、その名称を使用できるのは、永尾製作所のみ。
 
 ところで、昨日のアクセス訪問者数は初めて3桁になりました。
 肥後守の検索した人が訪れたのでしょうかね?
 
 


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