合同メソジスト教会(アメリカ、教会員約800万人)の「教会と社会・総合委員会」は、違法イスラエル入植地製品ソーダストリームのボイコットを呼びかける声明を今月1日に発表しました。
同教会は、2012年の年次総会でイスラエル入植地製品のボイコットを支持する決議を行っており、今回の呼びかけはその決議にもとづくものです。
声明は、3ページにわたり、なぜソーダストリームをボイコットする必要があるのか、詳細かつ明確に説明しています。以下はその抜粋です。
(ソーダストリームの)工場がミショール・アドミーム工業団地にあるということは、国際法違反で和平プロセスを阻害する入植地を支持することになるだけでなく、他の同じような企業とともに、イスラエルが違法な占領から利益を得ることを許すことになるのです。
ソーダストリームは、工場の場所(が入植地にあるということ)を利用して、法律で定められた適切で公正な労働行為を回避してきました。・・・労働者は1日12時間、週60時間の労働を要求されていますが、これは1日8時間、週45時間と労働時間を定めたイスラエルの労働法に対する明確な違反です。
ソーダストリームに対するボイコットは、成功すれば、企業の営業形態を変えさせる力を持つだけでなく、イスラエルによるパレスチナ占領から利益を得ている他の企業に対しても重要なメッセージを送ることになります。占領から利益を得る人・企業・組織が少なくなればなるほど、私達は公正な平和に近づきます。
パレスチナ、そして世界の平和のために、ソーダストリームの販売で利益を得ている日本の小売企業を減らしましょう!
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