社民党を大きく オムライス党を応援

力のない、組織のない、お金もない ないない尽くしの社民党を、何も持たないものが勝手に応援するブログ

山口たかさんのブログ

2009年11月07日 | Weblog

山口たかさんのブログ

 昨日、雪がちらちら舞い降りてきて、いよいよ、北国は冬へ突入、と思ったが、今日は、雨がシトシト。三女が広島から帰ってくる予定だったが、あさってに延期になった。なので、ということではないが、なんと5年ぶりに、「わくわくまつり」に参加した。このお祭りは、一言でいえば、生活クラブ生協の収穫祭とでもいうべきものである。

 生産者と生協組合員、市民の方が一同に会して、生活クラブの消費財(商品とよばず、あえて消費財と呼ぶのが生活クラブのこだわり)を販売したり、支部ことに自慢のご馳走を披露したり、合成洗剤でなく石鹸を使おう、という社会運動のPRをしたり、ワーカーズコレクティブという新しい働き方を実践しているそのPRなど。

 組合員参加型の、年に一度のおまつり。第一回のまつりは、戸外、テレビ塔の下で行う予定であったが、大荒れの天気で急遽、テレビ塔の会議室を借りきって、乗り切ったことも思い出す。

 生活クラブ生協は、その設立から関わって、理事を8年つとめてきた。市場に出回る、「商品」がかならずしも消費者の立場にたって開発されたものではないこと、利潤第一の市場原理では、自分たちの望む食べ物を手にいれにくいことなどから、自ら提案し、生産者につくってもらい、共同購入し、生産現場に影響力を行使していくことで、自分たちの望む食べ物や、生活用品、消費財を、ひいては、望む社会をつくりひろげていこうとする試みであった。

 その理念にひかれ、27年間、今も、組合員でいる。その生活クラブを母体として結成された政治団体が市民ネットワークであり、私は社民党に入る前、その市民ネットの議員として12年間、札幌市議会で活動させていただいた。今でこそ、民主党は「国民の生活が第一」とか生活者の政治とかいっているが、元祖「生活者」ということばを使ったのは、生活クラブであり、「生活者政治」と言ったのはネッだ。

 生活クラブの女性たちの協働する力は、すごい。選挙の時、その人脈、口コミ力、夫をも巻き込む一途さがいかんなく発揮される。私の市議会選挙を支えてくれたのもそのエネルギーだった。

 市議会議員を辞めて社民党にはいるまで紆余曲折があったけれど、「生活クラブ」そのものは、設立以来、片ときも、離れられない大事な道連れだ。

 今日は、総選挙で応援してくれた人たちとの再会や、お礼が主な、目的だった。新しい若い人たちが、中心になってまつりを運営しているようだったが、以前から共に活動を担ってきた人たちにもたくさん会えた。

 投票したのに残念だった、お疲れ様でしたね、まだまだこれからだよね、脱原発でこれからもがんばろう、と多くの方が励ましてくださった。本当に感謝である。

 メインイベントは、アイヌアートプロジェクトのライヴであった。G8洞爺湖サミットの時、市民も対抗イベントを行ったし、アイヌの人たちは先住民族サミットを開いた。福島党首も先住民族サミットに参加したさいには、アートプロジェクトの代表・結城幸司さんをはじめ、アイヌのみなさんにお世話になった。結城さんは、社会新報にも登場してもらった若い、次世代を担うアイヌの代表選手のひとりだ。

 そのライヴを見て、聴いて、いっしょに体を動かし、、、。

 普段は購入を控えている(!?)チョコレートやドーナツ、かりんとうなどのお菓子類!ソーセージやベーコンや豆腐やら、買込んで、コンベンションセンターをあとにしたのだった。同行した次女の息子(つまり孫)は、生活クラブデビューであったが、なかなかにおとなしく、ライヴにも驚くことなく会場になじんでいたのでほっとしたのだった。

  




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。