差別・切り捨ては許さない!メトロ売店・非正規女性労働者がストライキ
国の間違いを正す国民を訴えるのか!~鎌田慧さん 経産省前で怒りのアピール
4月12日午後5時、経産省正門前に数百人の人が集まった。国によるテントひろばの撤去裁判に反対する人々だ。鎌田慧さん(写真右/さようなら原発呼びかけ人)がマイクを握った。「経産省よ、あなたたちは善良な国民を訴えるのか。この国民は国の政策の間違いを正すために主張している。国民には国の政策を正す権利がある。それは憲法に保障されている。私たちは国民に与えられている権利を行使して闘っているもっとも善良で良識的な人達だ。その人達を国は訴え、お金まで請求している。膨大なお金を請求しなくてはならないのはあなたたち経産省ではないのか。日本の海・山・川・空気・水、それを汚したのは誰なのだ。その保障をしないのか。原発を推進した責任は誰がとるのだ。こんなデタラメな裁判は絶対に許さない」。鎌田さんの呼びかけに聴衆からは「そうだ、そうだ」の声が湧き起こった。
この日は、午後3時から経産省へ「テント撤去裁判撤回」を求めるテント代表による申しいれ行動があった。経産省側は代表団に対して入場制限など試みたが、最終的に5人の代表が中に入った。交渉でテント側は、要請事項に対しての回答期日を求めたが、経産省側は「答える必要はない」という不誠実な態度に終始した。
テント撤去裁判第1回は、5月23日(木)午前11時・東京地裁で開催される。テントひろばは、「この日に全国から大結集して、抗議の声をあげよう」と呼びかけている。(M)
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