議席確保向け団結 社民党鳥取県連合定期大会
社民党鳥取県連合の第15回定期大会が17日、鳥取県北栄町田井の北条農村環境改善センターで開かれ、県議や市町村議の確保に向けた選挙方針などを決めた。
大会では、知久馬二三子代表が「政治の混迷は国民の政治不信を極限まで深めている。既成政党への信頼低下は社民党も例外ではない。具体的課題の解決と政策の実行にまい進する意志を高め、今大会を、より県民にみえる社民党県連となる契機にしたい」と語気を強めて訴えた。
統一地方選の総括では、16年ぶりに県議選鳥取市選挙区に公認候補を立てたが惨敗したことが報告され、選挙の取り組み方などの課題を振り返りつつ党勢の再構築を確認。次の統一地方選に向け、県議会をはじめ、市町村議会の候補者を一人でも多く擁立していく方針などを決めた。
また、脱原発を実現し、自然エネルギー中心の政策転換を求める特別決議をした。