野菜を使ったお菓子を作ったことがないことに、最近気が付きました。
(南瓜・さつま芋は野菜枠からはみ出ているという前提のもと…)
というわけで、キャロットケーキ。
クリームチーズフロスティングがかかった、アメリカで定番のケーキです。
といっても、これはクラシカルなものとはかけ離れております。
本家は、人参たっぷりドライフルーツなども入ったどっしりしたケーキに
しっかりめのフロスティングがかけられますが
こちらはふわっとしたケーキに緩めのフロスティング。
さらに、通常はオイルを使いますが溶かしバターで。
というのも、うちはサラダオイルを使わないのです。
オリーブオイルはあるのですが
以前、シフォンケーキをオリーブオイルで作ったら
なんともいえないオリーブのくせが出てしまって撃沈したので
それ以来お菓子作りにはオイルを使っていません。
(お菓子作りのためだけにサラダオイルを買うのはイヤ。
そもそもオイルを使ったお菓子を作る頻度がとても低いだろうし)
おかげで、人参なんて入っているの?と思ってしまうような
スパイスがほのかに効いたふんわりケーキとなりました(いいのか?)
人参嫌いのお子さまにも大ヒットすることでしょう。
…いつか人参たっぷりバージョンも作ってやります。
さてさてもう一人の主役、チーズハニーフロスティング。
こちらはマヌカハニーで風味付けしています。
ヴェーダヴィの「マヌカハニー TA10+」。
自然豊かなニュージーランドの中でも、限られた地域でしか育たず
先住民マオリ族が古来から秘草として珍重してきたマヌカの花から採取された
マヌカハニーは、「奇跡のはちみつ」の称号にふさわしい逸品。
その中でも、ヴェーダヴィはトップクラスの品質と美味しさを兼ね備えた
マヌカハニーを扱っています。
マヌカハニーにはTA(Total Activity)という活性パワーのクラスが明記されています。
この数字は高くなればなるほど活性パワーも増し
10+以上のものが「アクティブ・ハニー」と呼ばれています。
少量しか流通しないTA30以上のものは強力な抗菌作用を持つことも証明されており
オーストラリアでは食用だけでなく、病院で傷の殺菌に使われることもあるそうです。
そもそもはちみつには抗菌作用があり、健康に良いといわれていますが
マヌカハニーは、より高い抗菌作用があるとされ注目を集めているのです。
なんとも綺麗な琥珀色。
まったりとしコクのある味で、かすかに薬草らしい香りが鼻に抜けます。
そのまま なめても美味しいです。
そうそう、このありがたい抗菌作用は
蜂の体温である40度を超えて加熱すると減弱してしまうそうです。
なので、常温で混ぜるだけでできあがりのフロスティングはもってこい。
フロスティングだけなめたいくらい、美味しくできあがりました☆
(ゆる~くなってしまったのは、はちみつ多めの配合のためです)
**キャロットケーキ**
(15cm丸型)
<材料>
~ケーキ~
☆薄力粉 120g
・卵 2個
・すりおろし人参 100g(正味。小さめ1本を使いました)
・溶かしバター 60g
・砂糖 60g
・はちみつ 10g
☆B.P. 4g
☆シナモン 1g
☆オールスパイス(あれば) 少々
~フロスティング~
・クリームチーズ 100g
・レモン汁 5g
・マヌカハニー 20g
・粉糖 10g
<作り方>
1.卵をボウルに割り入れ砂糖・はちみつを加えて
もったりするまでよく泡立てる。
2.すりおろした人参を加えてさっと混ぜ、合わせた☆を篩い入れて
ゴムベラでさっくり混ぜる。
3.とかしバターを加えてバターの筋が見えなくなるまでさっくり混ぜたら
型に流し入れて180度に予熱したオーブンで35分ほど焼く。
4.常温に戻して柔らかくしたクリームチーズをよく練り
レモン汁、マヌカハニー、粉糖を混ぜたらフロスティングのできあがり。
5.焼きあがって冷めたケーキに4のフロスティングをかけていただきます。
冷蔵庫で冷やしてから切るとフロスティングが付かず切りやすいです。
ランキングにひっそり参加しています。
ぽちっと応援クリックしていただけると嬉しいです↓
こちらもぽちぽちっと…。喜びます(^^)
携帯はこちらから↓
にほんブログ村 手作りお菓子レシピ にほんブログ村 理系大学生