日々の戯れ

鈴柩の頼りない脳細胞に代わる記憶

朝顔(アサガオ)

2007-08-21 | 写真

Dsc03950

今日から2学期

1年生と一緒にアサガオも学校に戻ってきた

それぞれの家庭でのアサガオに対する

スタンスの違いが感じられて面白い

Dsc03946

日本で江戸時代にブレイクしたアサガオだが

遣唐使が種を持ってくるまで

日本には存在しなかったようだ

遣唐使は便秘薬として持ち帰ってきた

まさか

小学1年生が毎年栽培していくことになろうとは

想像していなかっただろうなあ

Dsc03945

下剤として使われるということは

とりもなおさず毒を持っているということで

ファルビチンという成分がそれにあたる

 

被写体としてのアサガオは

花弁が広々としすぎて

平凡な写真になりがちなので

あまり好きにはなれない

むしろツボミとかを狙うとおもしろいような気がする

Dsc03951

いかがだろうか

朝顔に  つるべとられて  もらひ水 加賀千代女

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腹長土蜂(ハラナガツチバチ)

2007-08-20 | 昆虫

Dsc03881

ツチバチ科

おそらくキンケハラナガツチバチの雄と思われる

メスはもっと太っていて

触覚も三分の一くらいの長さで短く

ツチバチの仲間は巣のようなものは作らない

見かけによらず穴掘りがうまく

お母さんは

穴を掘ってコガネムシなどの幼虫に卵を産みつける

Dsc03882

ツチバチの幼虫はコガネムシの幼虫を食べて育つ訳だが

成虫は写真のように花を訪れる姿をよく見るので

花粉とか蜜を栄養にしているのかもしれない

ちゃんと毒針は持っているが

これは赤ちゃんのエサであるコガネムシに使う

危険を感じれば人間相手にも使うだろうから

手を出さない方が賢明だろう

おっと この写真の子は男の子で

針がないから勿論刺さない

蜂の針は産卵管に由来するものだ

ハラナガツチバチ

名前の由来である腹部が美しい

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さよなら夏の日

2007-08-19 | 覚え書き(メイン)

Dsc03859

甥っ子姪っ子が母親に連れられて帰っていくとともに

今年の夏が行ってしまった

Dsc03867

最後の花火をしたあとで

夜行バスに乗っていく子供達

 

2週間は長いようで短かったね

明日からの家の中は火が消えたようになっちゃうよ

姪っ子のピアノの音が

膝の上に感じる頭の重みが

甥っ子の呼ぶ声が

繋いだ掌の熱さが

フラッシュバックするのだろうな

また会える日を待ってるよ 

 

さてたっぷりとった有給休暇も終わり

明日からは出勤だ

仕事の山が待っている ○| ̄|_

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闇に舞う目玉の親父たち

2007-08-18 | ものづくり

今日は6年生の親子レク

昼間のドッジビー

夕食はカレーライス

晩に肝試し

その肝試しの部分でサポートに駆り出された

ウォークラリー形式でカードを集めて歩くので

妖怪カードを作成

_1

とりあえず8種類印刷して8箇所に置く

カードには鳥山石燕「画図百鬼夜行」を利用させてもらった

 

一部屋与えられたので脅かす仕掛けを設置

Dsc03767

風船で作った目玉が

カードを手に入れんとする子供の目前で舞い上がる(予定)

Dsc03769

黒いテグスを用いて

押し入れの中から操作する

Dsc03762

ちょっとは驚く筈だ

実際やってみると目玉を躍らせるタイミングがむずかしい

押し入れの中からでは視界が狭く

参加者がどこを見ているのかがわからないのだ

それから何らかの音をつけることで怖さがますだろう

次回に生かしたい 

Dsc03774

最後の花火で親子レクは終了

脅かす係より

怖がりながら歩く方が楽しいよなあと

実感した一時だった

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誕生日

2007-08-17 | 覚え書き(メイン)

Ca250507

今日は誕生日

私も二十代最後の年をむかえてしまった

来年はついに三十才になる(16進法だが)

 

今日は誕生日なのだから

どこかに連れていけということなので

K石の大観音までドライブ

昨日までと打って変わっての

19℃という肌寒い気温と雨天で

お客はガラガラ

のんびりと登ってきた

 

お盆過ぎの誕生なので

子供の頃学校で祝ってもらえずやや不満だったが

近年は甥っ子姪っ子に祝ってもらうことができ

爺婆より幸せな気分を味わうことができている

幸せなことだ

 

誕生日なのだからとショッピングセンターにも寄って

ゲームで散財

お昼をおごってやる

なんだか家族サービスの日になってしまっているのだが

それもまた幸せなことである

 

妹たちがいるのも後二日

せいぜいサービスさせて頂こうじゃないか

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寄居虫(ヤドカリ)

2007-08-16 | 覚え書き(メイン)

P8160333

暑い日が続く

甥っ子姪っ子連れて海へ出かけた

水着のない妹は海辺を散策していたが

ヤドカリを見つけてきた

ヤドカリは寄居虫という当て字で書かれる

寄生虫ではない

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キサゴ類の貝殻を住居としている

体長2cmほどのヤドカリ

Dsc03738

白黒のヒゲとオシャレな爪先からして

日本の浜では普通種であるホンヤドカリと思われる

Dsc03745

妹は

「このヤドカリは引越ししたがっている」

と主張して

いろんなサイズの貝殻を拾ってきて様子を見た

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ヤドカリは二まわり程大きな貝殻の口を

鋏で測るような動作をしたかと思うと

実にあっさりと

住居を移した

Dsc03753

手前に見えるのが元の住処である

ぶかぶかの新居を持て余し気味ではあったが

窮屈な今までの住居とは大違いの広さに満足したようである

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ヤドカリは「引越しショー」を披露した後

姪っ子の手により夜の海へと還された

引越し蕎麦は頂けなかったが夕食はソーメンだった

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捩花(ネジバナ)

2007-08-15 | 写真

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父の庭にてネジバナがきれいに咲いていた

ラン科の花、花序が螺旋状についている

別名が捩摺(モジズリ)

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基本的に野に咲く花なので

雑草とよんでも差し支えないだろう

駐車場の片隅に一輪ぽつんと咲いていたりする

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雑草ではあるが庭で殖やそうとすると

根の菌と共生しているために鉢植え栽培は難しいと言われる

なぜそんな花を父は大切に増やしていたのか

父がネジバナを語る時

「オレが知らなかった花を

 C子がモジズリだよって教えてくれたんだ」

と妹との会話を必ず話してくれる

ネジバナは父にとって

「負うた子に教えられる」ことの象徴なのかもしれない

Dsc03228_1

学名のスピランセスも螺旋という意味からきている程

捻れていることはこの花にとって大事なことのはずなのだが

いいかげんなことに

右巻きか左巻きかは決まっていないようだ

上の写真でも両者が混在している

Dsc02494

みちのくのしのぶもぢずり誰ゆゑに 

     乱れそめにしわれならなくに(河原左大臣)

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墓石

2007-08-14 | 覚え書き(メイン)

Dsc03563

毎日暑い日が続く

盂蘭盆会につき墓参り

あまり信心に熱心ではないので

お盆もぼんやり過ごすのだが

お墓に行くのは嫌いではない

Dsc03596

ウチの墓である

石碑ではない

Dsc03594

この墓石は気に入っている

建てたのはもう鬼籍に入った祖父半平

なかなかユニークな人物で

我が家には彼の「研究室」があった

逸話はいっぱいありそうなのだが

もう本人の口から聞くことはできないのが残念

「自然」の文字も彼の手によるものだそうだ

何故墓石に「自然」と刻んだのか

その真実も不明

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花火大会

2007-08-13 | 写真

7月に中止になった花火大会

幸せなことに本日開催の運びとなった

姪っ子は浴衣を着てお出かけ

「ばあちゃんも着物を着ようよ」

「ばあちゃんは疲れてるから」

「ソタが甚平を着てくれたら我慢する」

「いやだあ」

というトラブルはあったものの

爺婆孫達で海岸近くの橋に陣取る

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このごろの花火は地表近くのも多いのね

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海に映って美しい

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もちろん夜空にも花を咲かせる

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お母さんも一緒だと良かったのにね

花火の撮影は16-80mm  f11にて2秒~12秒露光

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陸団子虫(オカダンゴムシ)

2007-08-12 | 昆虫

「ダンゴムシがいないどうしよう」

といっていたのは昨日の事

いる所にはいるもので

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こんなに捕まえることができた

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まるで大海嘯である(またナウシカネタか)

どこにいたのか記録しておこう

T小学校の昇降口前の稲作バケツの下だ

ダンゴムシは甲殻綱エビ下綱等脚目

甲殻綱エビ下綱十脚目にエビやカニがいることを考えると

きっと美味しいのだろうが

ダンゴムシチリを食べる気にはちょっとなれない

Dsc03373 

良く似た形状のワラジムシが大嫌いだった私だが

ダンゴムシは触ることができる

硬質的な外皮とコロコロ丸まる性質のせいだろう

ワラジムシのほうはぶよぶよしていて

粘液を出して逃げるような奴なのだ

Dsc03391

捕まえて早々に脱皮したヒトがいたようだ

彼らはツーピースを着ていて

上下別々に脱皮する

これは下半身の抜け殻だ

「完全な抜け殻なんて初めて!

 谷の人が喜ぶわ

 なんて軽いのだろう」

最後までナウシカから離れられん

 

おまけ

今日も暑かったので海水浴

R0010739

保護者の了承を得ていないのでぼかし入り

姪っ子は海へ入る気満々だったが

甥っ子は渋々ついて行った

でも最後の方は夢中になって砂遊びをしていたので

それなりに満足した模様

二人が帰るまでに後何回か行けたらいいな

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