日々の戯れ

鈴柩の頼りない脳細胞に代わる記憶

腹長土蜂(ハラナガツチバチ)

2007-08-20 | 昆虫

Dsc03881

ツチバチ科

おそらくキンケハラナガツチバチの雄と思われる

メスはもっと太っていて

触覚も三分の一くらいの長さで短く

ツチバチの仲間は巣のようなものは作らない

見かけによらず穴掘りがうまく

お母さんは

穴を掘ってコガネムシなどの幼虫に卵を産みつける

Dsc03882

ツチバチの幼虫はコガネムシの幼虫を食べて育つ訳だが

成虫は写真のように花を訪れる姿をよく見るので

花粉とか蜜を栄養にしているのかもしれない

ちゃんと毒針は持っているが

これは赤ちゃんのエサであるコガネムシに使う

危険を感じれば人間相手にも使うだろうから

手を出さない方が賢明だろう

おっと この写真の子は男の子で

針がないから勿論刺さない

蜂の針は産卵管に由来するものだ

ハラナガツチバチ

名前の由来である腹部が美しい

コメント
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