goo

どのくらいの期間がかかるのか

中小企業診断士の長谷川です。こんにちは。
今日はプロジェクトの期間についてのお話です。

プロジェクトを進めていく際によく起こるのが「進捗遅れ」です。「進捗遅れ」については、長時間残業やヘルプ要員の増強などで対応することが多く、コスト増加を招く要因になります。また「進捗遅れ」の回復優先になって、成果物の品質面で問題が生じることもあります。さらに関連する他の作業項目の進捗に影響を及ぼすこともあります。

プロジェクト期間を適切に設定し、「進捗遅れ」の発生リスクを低減させるために、以下のようなことに気をつけてみてください。

・成果物の観点から適切な期間なのか
・リソースの観点から適切な期間なのか
・前後の作業の関連性の観点から適切な期間なのか
・他のプロジェクトとの関連性の観点から適切な期間なのか
・プロジェクトの難易度を考慮した期間なのか

上記に示したようなことを検討するために、マスタースケジュールやWBS(Work Breakdown Structure)を作成しましょう。
実際のプロジェクトでは、プロジェクトの終了期限が決まっているケースも多く、終了期限から逆算してプロジェクト期間を設定することもあるかと思います。そういう場合であっても、上記に示したような観点から検討し、必要に応じてプロジェクトのフェーズ分けやプロジェクト範囲の見直しなどの対応を検討しましょう。

プロジェクト計画段階で設定したプロジェクト期間は、プロジェクトリーダーが「これならできる」「これならできるとプロジェクトメンバーに説明できる」と思えるものでないといけません。特に中堅・中小企業の場合には、取引先からの緊急要請など様々な外部要因がありますので、妥当性の高いプロジェクト期間を設定することは重要です。


いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。
1日1回のクリックよろしくお願いいたします。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
 

     ~Partner for Progress~
中堅・中小企業の成長を支援するパートナー
経済産業大臣登録 中小企業診断士
経済産業大臣認定 第一種情報処理技術者
内部統制評価機構認定 内部統制評価者
川崎市中小企業サポートセンター派遣専門家
長谷川進
E-mail : hasegawa-info△goo.jp (ご相談・ご依頼などございましたら、お気軽にメールでお知らせください。上記メールアドレスの「△」を「@」に変更してお使いください)

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )