いつも熊本でお世話になってる方から、セガサターン用のRGBケーブルが欲しいとの話を聞き、昔買って全然使わず眠ってたミニDIN10ピンコネクタを使って自作してみました。ミニDIN10ピンとなると、配線する芯数と小さいコネクタに対してケーブルの太さが問題だったのですが(コネクタのカバーにケーブルが入り切れない…)、「LANケーブルが便利ですよ」とのアドバイスを受けて、使わなくなった古いLANケーブルを再利用して作ってみました。
LANケーブルは8芯だったのですが、ビデオ出力やS出力は使わないので、R/G/B/C.Cyncに音声L/R、+5VとGNDで、ちょうど足りてます。なお、GNDは1本しかないですが、フレームから全GNDピンまで全部繋いだので、セガ純正RGBケーブルのような問題は出てません。(^^;
ちなみにサターンAV端子のピンアサインは、ゲーム機のRGB出力関係で有名な某サイトの資料を参考にしたのですが、音声が左右逆に記載されてましたので、製作時はご注意を…
とりあえず動作チェックで『レイヤーセクション(レイフォース)』を久々に起動。画面見てるだけでアーケード版の雰囲気そのままです。
せっかくなので『レイヤーセクションII(レイストーム)』も起動。流石に本家AC版やPS版と比べられるとどうしようもないのですが、実際プレイすると開発スタッフがどんなに苦労して移植したかゲームを通して伝わってくるようです。(当時のセガサターンFANにも移植スタッフのインタビュー記事が2~3ページ載ってたほど…)
あと、アーケードの縦画面シューティングの移植なら忘れてはいけない『バトルガレッガ』。この雷鳴轟くオープニングと曲を、縦画面で自分んちのテレビ画面で味わえたときの感動は、今の高性能な家庭用ハードではなかなか味わえません。(X68kのディスプレイを縦画面にしてた)
最後にPC-98のアダルトゲームの移植版で、個人的に今でも好きで続編を待っている『黒の断章』。サターン移植発表時は全然知らないタイトルでしたが、発売予定のページで小さく紹介されてた1枚の『登場女性の死亡写真』で衝撃を受けました。(^^;
ゲーム開始から暗くずっしり重く圧し掛かる雰囲気のプロローグデモと、インターレス表示での高解像度グラフィック、これからのストーリー展開を期待させてくれるオープニングデモなど、今プレイしてもグッときます。
と、画面と音のチェックも無事に済んだので、先方にケーブルをお渡ししたのですが、実際に使ってもらうとミニDIN10ピンのコネクタが太くて、本体のAV端子に入らないとの連絡が… 使ってるのは白サターンで、どうやらコネクタカバーがAV端子のケース穴より若干太くて、コネクタ先端の金具が端子の奥まで入らなかったようです。(汗)
うちのはちょっと固いかなぁという程度で押し込めば奥まで入ったのですが、どうやっても入らないとの事で、向こうでコネクタカバーの先端を若干削ってもらい、無事映るようになりました。(^^; コネクタの製造メーカーによってカバー径が違うのでしょうか…
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そして、サターン用RGBケーブル製作から、しばらくしてもう1つ作ったのがPCエンジンDUO-R/RX用RGBケーブル。以前DUO-RでRGB改造をやった際に専用ケーブルは製作したのですが、返却時にそのまま一緒にお譲りしたので、今回は自分用に入手したDUO-RX用です。
ありあわせの余った線材で作ったうえにRGB21ピンのコネクタ不足のため、自分んちのゲーム機用として汎用で使ってる「DSUB15ピン->21ピンケーブル」に繋ぐようにしてます。見た目は気にしない…
あと、DUO-RX用のACアダプタが諸事情で譲って無いので、代用でメガドラ1用のACアダプタを変換プラグ経由で使用。
とりあえず動作チェックとしてHuカード版の沙羅曼蛇。昔買った1枚目は、保管中何もしてないのに原因不明で壊れてしまったので、再び買いなおしました。
今更ながら今回起動して初めて気づいたのですが、「コナミシューティングコレクション」収録分とは左右の音が逆みたいですね。最初は配線の間違い?かと思ったのですが、他のゲームやCDを鳴らすとちゃんと左右の出力は合ってます。
実際のところ、Huカード版の音がAC版と左右逆に移植されており、サントラではAC版に合わせて収録されたようですが、一体どっちが正解なのか…
で、次は裸ソフトで購入したベラボーマン。WiiのバーチャルコンソールでAC版も配信されてるので、どうしても再現度で比較されてしまいますが、これはこれでよく出来てたので、当時は友達から借りて散々遊んでました。でも、今となっては5面のブラックベラボーで精一杯…
最後の締めでスーパーダライアスもプレイしましたが、クレジット音が鳴り終わらないうちにBGM演奏が始まったり、ボス登場で待ち時間が全然無いとか、初代CD-ROM2と比べると読み込み速度が体感的に2倍は違うように感じます。(汗) オマケに振動でCDの音飛びしないのは地道に嬉しいです。(初代CD-ROM2ドライブの振動弱さには何度泣いたことか…)
以上、長らく放置してた小作業がようやく済んだので、今度時間あるときにスパグラもRGB化したいところです。
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