ゲームネタは久々な気がする、と言うか過去のを見ても殆ど書いてないですが…(^^;
先週までは旅行や葬儀など慌ただしかったのですが、帰宅後は旅行前に注文していた「レイナナ」が届いていたので、じっくりプレイしてみることに。
1年前に発売されたこのゲーム、元々購入予定はなかったのですが、少し前に発売告知されたオリジナルサントラをamazonで注文するついでにソフトの値段を見ると、中古がえらい安さ(1,700円…)だったのでつい購入してしまいました。
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レイナナ 価格:¥ 9,240(税込) 発売日:2006-12-22
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高橋・水無月コンビが過去Leaf時代に手がけた「雫」・「痕」が好きだったので、結構期待して集中プレイ。おかげで全キャラクリア・CG100%までプレイしたんですが…
何か物足りない。それなりに面白かったところもあるんですが、これでおしまい?と言う感じがやたら強く残ってしまいました。(汗) 「雫」・「痕」は猟奇的なメインシナリオを根本に、それぞれの攻略ヒロインのルートで日常のやり取りと恋愛を絡めながら解き進んでいき(全キャラクリア後のおまけシナリオもぶっ飛んでいて面白かった)、「To Heart」は各ヒロインとの恋愛成就が目的なので、各ヒロインの人数だけ攻略シナリオとエンディングがありましたが、この「レイナナ」はちょうどその両方を取り込んだ中間的な感じ。
ただ、それが何故か妙に中途半端で、やればやるほどシナリオの長さ・攻略ヒロインのイベントの数や内容など、あれこれと物足りません。結局、本編ルートのキャラでは第一部「完」的な一区切り付いたとこで、盛り上がりが足りないままあっさり話が収まって終わるし、恋愛ルートのキャラでは本編そっちのけで二人の世界で完結しちゃって何も終わってない。ゲーム中イベントにインパクトがあまり無い(日常と本編の差が大きすぎ)、ヒロインが芸能人でヒーローやってるのにその場面があまり描かれてないとか、この辺ももう一歩ですね。
何だか以前にやった「インタールード」のシナリオとヒロイン3人と同じパターンみたいですが、こっちの方がまだ少しはマシかも。
シミュレーション的なゲームシステムとアクションシーンも、繰り返しプレイする度にゲーム攻略には殆ど役に立たない状態なので、途中のプレイが何か面倒くさくなってしまってました。
ゲームの展開や雰囲気にキャラも気に入ってたし、Yack.氏が作曲したエロゲーらしくない爽やかでカッコ良い曲も個人的にもツボに入ったので、ゲーム自体のボリューム不足が非常に残念でたまりません。もし、コンシューマに移植される機会があるのなら、エロシーンの差し替えだけじゃなく、シナリオとゲームシステムの更なる増強が必須でしょうね。点数付けるなら60点ぐらいですかねぇ。中古で買ったからそう文句ばかりも言えませんが。(^^;
前作のリアライズはWin/PS2共々買ってたんですが、実はまだ殆ど進んでなくて放置状態でした。(汗) ですが、折角の機会なので、今回で一気にやり込もうと思います。こちらはWin版ストーリーの不満点がPS2版でいくらか改善されてるようなので、比較しながらプレイしていきたいと思います。