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サミーハウスblog出張所

地元にゲーセンが無い田舎ゲーマーの数少ない日々の記録

ようやくソーサリアン プレゼントDVD

2013-01-11 05:26:00 | ゲーム(サントラ・本・グッズ・etc…)

 昨年の4月から申し込みが始まった『PC-88VA SB2版ソーサリアンオリジナルサウンドトラック』の購入特典DVDプレゼント応募を、昨年12月半ば頃になってようやく申し込み、3週間ほど経った本日ようやく到着いたしました。さっさと出せば済む事なのに、何故かグダグダになって申し込みを先送りにしてしまいました。(^^;

Sorceriandvd01 Sorceriandvd02

 サントラVol.3が諸事情により未だに発売できない状態で前倒しとなったプレゼント企画でしたが、過去に出たPC版全機種・全BGMを完全収録…にはならなかったものの(MSX2版のFM/PSGとIBM-PC版、Windows版ForeverおよびOriginalは未収録)、

  • PC-8801mk2SR以降
  • PC-9801(FM音源)
  • PC-9801(BEEP音源)
  • X1turbo(FM音源)
  • X1turbo(PSG音源)

ファルコム発売分の3機種・5バージョンのBGMは十分聴き応えあります。特に音源ボードを付いてないと普通はまず聴けない(というか聴かない)、PC-98のBEEP音源バージョンやX1turboのPSG音源バージョンは十分貴重かと。(^^;

 ちなみに申し込み告知に書かれていた帯裏の『受け付け受領印』は、ずいぶん遅い申し込みになったので捺印を省略したか、年末・年始の忙しさでうっかり忘れたか、見た限り押されてないようです。

Sorceriandvd02

 PC-88と98のFM版はYM2203なので一聴して同じようですが、FMとSSGの音量バランスが異なり(98版はSSGが大きめ)、一部シナリオや曲で音色や音程、フレーズに修正が入ってたり(実際にPC-88版”失われたタリスマン”の『神官デヒテル』BGMはかなり変だった)、曲の追加・削除・差し替えなど、当時それぞれの機種しかやってない人が聴くと、印象がかなり違うように感じるのではないでしょうか。

 自分の機種であった初代PC-88VAでも内蔵音源(OPN)しか聴けなかったのですが(専用サウンドボード2が当時高くてとても買えなかった…)、今回はPC-98版と実質同じ内容と判断されたのか、残念ながら未収録です。(涙) ですが実際のところ、曲データはPC-98準拠でSSG音量バランスは PC-88準拠と、聴いた印象がこれまた全然違うので、初代VAの内蔵音源版も省略せずに収録して欲しかったところです…(汗) (なお、ゲーム中は『氷の洞窟』 の”洞窟Ⅱ”と『不老長寿の水』の”動く心臓”が未使用でデータだけ残ってた状態)

 また、X1のFM版と88VA-SB2版は発音数がどちらもFM×6・SSG×3なので同じように思ってしまいますが、音源チップ(OPNAとOPM&PSG)やサウンドドライバの処理の違いからか、演奏でもいろいろと異なるところがあるので個人的には別物と分けてます。

  あと3ヶ月でプレゼントDVD発送受付から1年経とうとしてますが、未だに応募を面倒くさがって出してないサントラ購入者は、今のところは応募締め切りも無くちゃんと受け付けてますから、せっかくの機会なので忘れずに申し込むことをお勧めします。自分で自主録するにも、これだけの曲数だとかなり大変ですので。(^^;

 そして、できればこのソーサリアン88VAサントラがプレゼントDVDで最後とならず、未だ発売の目処が立たないVol.3が今年にでも無事発売されることを願わずにはいられません…


ザ・リターン・オブ・ビデオ・ゲームミュージック

2011-09-07 23:52:00 | ゲーム(サントラ・本・グッズ・etc…)

 昨年からネット上で時々見ていた、おにたま放送局(オニオンソフト)が配信している『OBSLive』。番組の中で視聴者プレゼントをやっているので、番組を見て気が向いた時に応募していたのですが…

Obslive20110820_present

 ついに8/20放送分でまさかのプレゼントが当選。で、その当選品は『ザ・リターン・オブ・ビデオ・ゲーム・ミュージック』の復刻サントラCD。しかも、その放送でスペシャルゲストだった、ディグダグやゼビウスなどナムコ初期タイトルの作曲を手がけられた慶野由利子さんのサイン入り。

 ゲームミュージックファンとして、とても嬉しい一品となった今回プレゼントでした…(T-T)


ダラバーACサントラ

2011-08-24 22:53:16 | ゲーム(サントラ・本・グッズ・etc…)

 今になってようやくではありますが、『ダライアスバーストアナザークロニクル』のサントラを入手しました。

Dengekionline_present20110816

…またもや、まさかの電撃オンラインのプレゼントから。

二度あることは三度ある』ということわざがありますけど、こう言うパターンは初めてです。(汗)

 果たしてこの運の流れは、いい方に向かってるのか、はたまた悪い方に向かっている前兆なのか…
 とりあえず当って嬉しいことは間違いないので、今は素直に受け止めてダラバーACのサウンドをじっくり堪能いたします。(^^;


梅本竜さん

2011-08-20 23:21:00 | ゲーム(サントラ・本・グッズ・etc…)

 8月19日、ツイッターでこの投稿を見たときは、最近体調を崩されてた梅本竜氏がようやく復帰されて、ちょっと悪ふざけのコメントを書いただけ、と本気で思ってました。と言うか、そっちの方がまだマシでした。
 しかし、その後のTLに流れる情報を読んでいくうちに、紛れも無い事実だと分かり… このあまりにも突然で早すぎる訃報に、今でも信じられず冗談であって欲しいと願うほどです。

 下の写真は、今年2月26日に福岡タイトーステーション天神店にて、梅本竜氏が特別ゲストで参加された『赤い刀トークライブイベント』でサインして貰ったもの。

 元々はツイッターで私が梅本氏に赤い刀の生プレイを見てみたいと発した、たわいも無いやり取りでした。ところが、ファンサービス精神旺盛な梅本氏の行動力と、イベント開催まで実現させたアドヴァンスドゲームズのめがぎが氏の実行力で、本当に実現。

Umemoto_yunosing

 おかげでイベントでは集まった大勢のファンの中、実際に梅本氏ご本人の赤い刀生プレイを披露してもらい、赤い刀開発時の事など貴重なお話を聞かせていただきました。そしてイベント終了後の打ち上げにも参加させていただき、ご本人から直接当時から今までのゲーム音楽作曲の詳しいお話をじっくりと聞かせていただいた事は、今でも昨日の事のように思い出します。

 しかし、これが半年後にご本人と直接会って話した、最初で最後の機会になろうとは想像すらしませんでしたが…

 今はただ、梅本氏のご冥福を祈るぐらいしかできません。


新作レトロGMサントラ3連発

2011-04-29 22:49:00 | ゲーム(サントラ・本・グッズ・etc…)

 ダライアス3画面作りの文章を書いてたんですが、上手く書けずに一時中断してたところ、4月27日発売のゲームミュージックサントラ3枚が、amazonからまとめてようやく到着しました。

20110427_gmsoundtrack

 新規収録の新作サントラですが、新しいタイトルで1995年、一番古いのだと1985年と、16年前~26年前のタイトルでいずれも間違いなくレトロゲームばっかりです。(^^;

 ジャレコサントラは、ティーム&INHのコンビで、レトロGMコレクションシリーズを続けて出してたので、そろそろ湾岸戦争やP-47ACES辺りを収録して来てくれないものか…と思っていたところに、タイミングよく発表。
 逆にパワドリとヴァリスは全くの予想外だったうえに、リリース発表から間を空けずにジャレコと同じ発売日になってしまったので、GW間近なのに財布の中がすっかり寂しいことになってしまいました。(お陰でオトメディウスXの購入はしばらく後回しに…)

■夢幻戦士ヴァリス ~PCサウンドオーケストラ~

 今回一番驚いたのはウェーブマスターからPC系サントラ、しかも日本テレネットのタイトルが出たことでしょうか。何でPC系を?と不思議に思うのですが、今現在の日本テレネットの版権はサンソフトが持っているので、以前のアフターバーナーやファンタジーゾーンのサントラ繋がりで今回出せたのだろうかと、勝手に想像するばかりですが。

 一応、キングレコードから昔発売された「テレネット・ゲームミュージックコレクションVol.1」は持ってるんですが、まさか今になってテレネットサウンドを聴く事になろうとは…

Telenetjapan_soundtrack

 思えば当時初めてやったヴァリスはMSX版だったので、曲はもちろんPSG音源で、美麗なビジュアルシーンやステージ数もカットされてたりと、電器屋でのPC-88で見た88版と比べて非常に悲しかった記憶があります。(笑)

■パワードリフト オリジナルサウンドトラック

 パワードリフトはゲーセンで一人用のDX筐体で1、2回程度遊んだ事あるぐらいで、ほとんどPCエンジンHuカード版やセガサターン版、ドリキャス版でのプレイばかりです。しかし、いずれの機種でも原曲のFM音源サウンドは聴けないので、実質今回初めて聴いたようなものです。(一応MDXデータとかでは聴いてはいましたが…)
 当時のFM+PCMの組み合わせによるアーケードの音源では、セガの音が一番熱く豪華で迫力あったように感じてましたが、今聴いても全く遜色ないと思います。

■ジャレコレトロミュージックコレクション

 そして、今回で一番期待していたジャレコサントラですが、別サントラで聴いたタイトルの新規録音だけでなく、まだ聴いた事がないE.D.Fやキメラビースト、そしてP-47ACESと湾岸戦争。以前に自主録音したものの、市販品としての収録がどんな感じか気になったので。

 それで実際聴いたところ、全体的に低音域を持ち上げるような調整に感じました。アーガスやバルトリックではそう感じなかったのですが、メガシステム1の2タイトルやE.D.Fではベースやドラムがハッキリと浮き出てる感じで、メガシステム32の2タイトルでは更に強調されてるようにも。(キメラビーストは何とも分かりませんが、メガシステム1と同程度?)
 この影響なのか、P-47ACESの2面イントロのギターや湾岸戦争「追跡任務」のリバースシンバルなど、静かな場面でノイズを目立たなくするためなのかもしれませんが、小さな音量からフェードインする音色などで、細かい音の変化が同じ音量になってしまってちょっと残念。

 再生ソフトや出力機器の全エフェクトをオフにして、素の音でスピーカーから状態だと、平均的な音圧程度にまで軽くなりましたが、もうちょっと軽めの調整でもよかったかと思います。
 あと、P-47とプラスアルファでの曲目の入れ違いには、もうちょっとチェックして気付いてほしかったかと…(^^;

 他には、収録に使用したメガシステム32はステレオ可能な初期マザーと思うのですが、自分のと比べるとパンニングの範囲がどうも狭い。(デジタル出力だと左右180°程の範囲で音が振られてるのに、アナログ出力だとその半分の範囲程度しか振られてない) DACのセラミックコンデンサの変更で、このパンニング範囲も変わるようですが、逆にノイズも目立つようになるそうで、調整は難しそうです。

 個人的には極力ノイズを無くす方向で、可能なら実機でのデジタル出力が音源実機から出るベスト音質と思っているのですが、「ゲーセンの筐体(またはゲーム機)のスピーカー出力からそのまま聴こえる音が本物」と考えると、全く異なってしまいます。
 開発でも実際の筐体の出力具合や聴こえ方で、最終的な全体音調整を行いますし、収録を担当したINHさんも「実機の最終的な出力から」がモットーでしょうから、収録する音をどんな録音で何処まで録って弄っていいのか、この線引きが難しいところです。

 ツイッターでもこの辺の考え方について書いたことがありましたが、自分の好みや考え方中心を通り越して、最終的には「宗教的な信仰」になるようです。(笑)

…と、何だかんだ言いながらも今回のサントラは収録タイトル的には満足してるので、ローテーションで回しながらずっと聴いております。(^^)